カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2011.3)



◇石川県で生まれ、十八歳まで過ごしました。表紙の写真にある蟹は子供のころ漁港のおばさんが小さなリヤカーに箱を積んで売りにきたものです。今は高級食材ですが、半世紀前には庶民の味でした。因みに私は今でも蟹の身の取り方はプロ並みの腕ですのよ!
《神田きくかわ》(上野毛店)は自宅のそばにありますので、よく利用します。中庭の見事な錦鯉の泳ぐ池を眺めながら「菊御膳」を頂くのも楽しいのですが、かば焼きや白焼きをテイクアウトできるのも便利で、ホームパーティーの折など都合の良い時間を連絡し焼きたてを楽しんでおります。日比谷の帝国劇場や出光美術館に行く折には日比谷店でランチを頂きます。とてもお世話になっています。
世田谷区 女性 65歳

◇私は「もち」が大好きでもち談義を読ませて頂き、餅のいわれ、地域により色々な形式(習俗)があることを知り、面白かった。内容が豊富で楽しみです。
私は甘党で特に銘菓「大手まんぢゅう」(と「もなみ」)が美味しく一日に一個は食べます。口の中でまろやかな甘さ、他の饅頭にない甘み、特にお茶の渋みによく合い私にとって最高の饅頭です。土産にも大変喜ばれます。
岡山市 男性 68歳 嘱託職員

◇檀太郎さんの能古での生活を記したエッセイが印象に残りました。キャベツの育成もさることながら、彼らのような生活が老後の特別なものではなく、本来の人間の生活様式なのではないかと思いました。
いつも上京した際に立寄る《神田尾張屋》さんがこの雑誌に載っていることに初めて気が付きました。《神田尾張屋》さんは昭和のにおいのする、五十を過ぎた私には懐しいお店です。勿論そばは美味で私はいつも鴨南蛮を注文しています。東京のそばは色白で上品な気がするのは私だけでしょうか?
裾野市 男性 52歳 獣医師

◇一月「味の味」は何か旅をしているような感じで、嬉しかった。色々なお店の味を楽しみたいです。
月に一、二回位ですが《千秋庵総本家》にて買物をします。季節のお菓子が楽しめて、いつも嬉しいです。店員さんもよい感じです。
函館市 女性 63歳 主婦

◇今日初めてこの本を手にしましたが、どちらへ行ったらこの店に入ろうとか、何をお土産に買ったらよいか、大変参考になりました。
時々《グリル満天星》本店へ行きよくオムライスを注文しますが、時たま別のものを注文してもいつも期待を裏切らない美味しさです。安心して友人に紹介できます。
港区 女性 75歳 旅館業

◇「さいじき」、いつも手紙を書く時など参考にしています。
「浦霞 禅」は友人や知人へ必ず手土産にして持って行きます。何より自慢の一本なのです。米どころ宮城の清冽な北上川の水と職人(杜氏)さんの腕がつくりあげた素晴らしいお酒です。県外のみなさんからも喜んで頂いていて嬉しいですね。
石巻市 女性 59歳 自営業

◇一月号とあって正月情報満載で楽しく読ませて頂きました。特に宮城の《佐浦》のお酒情報は興味深いものでした。
松本の《すぎもと》に行きました。外観は普通の日本旅館風ですが、内はすごいです。長い廊下を行くと、食事どころがあり、その美味しさと量の多さに驚きました。店主自慢のそばも見事でした。地元ですので《桔梗屋》はいつも利用しています。
北杜市 女性 58歳 主婦

◇初めてこの本を手にしました。お節のそれぞれの意味を再度知ることができ、子供たちに語ってあげることができました。両親も八十歳になると色んなことを忘れるそうで、子供の頃、言いよったんだけどねーと、確かな事が言えず困っていました。やはりその時期の日本の行事については伝えて行きたいと思いました。
今回母の喜寿祝で兄弟孫と全員集まり《坂本屋》でお祝い致しました。紫の衣装(紫という事を初めて知りました)を用意して下さり、料理もどれも美味しく頂きました。お部屋も調度品も趣のある歴史を感じるものでした。それでいてキレイでしたので、大切に扱われてきたのでしょう。雑煮の椀は百年使われているそうです。
福岡市 女性 44歳 主婦

◇表紙の写真がとても素敵で目を引きました。初めて読んだのですが、とても内容が面白く楽しんで読めました。レシピが沢山載っているので参考になります。カロリー表示があると助かります。
箱根《仙郷楼》、仙石原温泉には初めて訪れたのですが、何よりも湯がとてもよく、にごり湯のファンになりました。また料理も手のこんだものが多く、またまたファンに! 四季折々に訪れたいと思いました。今回は雪見風呂でした(一月十一日泊)。
甲府市 女性 57歳

◇献立日本の部の「揚げタラの白菜あん」を作ってみました。お正月のごちそうに飽いていた頃、アッサリとして家族一同好評でした。
一年を通じていつの季節でも「大手まんぢゅう」くらい美味しさの変わらぬものはありません。色々と会をおこなって数種類のお茶菓子が出ていても一番に大手まんぢゅうがなくなってしまいます。他県へのお土産も必ず大手まんぢゅうに決めております。
岡山市 女性 82歳

◇レシピがとても良かったです。
《田丸弥》のお菓子はどれもとても美味しく大好きです。お店でもサービスがとても心配りがあり、素敵なお店だと感じます。
京都市 女性 36歳 主婦

◇食に対する関心が強い私は本誌の名店コーナーが大変興味があり、利用もしています。
《煉瓦亭》と言えばヒレカツと、いつも指定メニューでしたが、一月号の紹介にあるカキフライは近々食してみたいと思います。
市川市 男性 70歳 コンサルタント

◇お初天神近くに、そばのおいしい《瓢亭》があることは知りつつも、場所が分からなかったのですが、今年、初詣にお初天神に行って、偶然路地に入ったときに《瓢亭》を見つけ、嬉しくなって入りました。名物が「夕霧そば」ということなので早速注文したのですが、熱々のだし汁が入った「とっくり」をひっくり返して大混乱でしたが、親切な店員さんが新しいだし汁の入ったとっくりをすぐに持ってきてくれ、「これは八十度あるのですよ」と、タオルでこぼれた汁を親切に拭いて頂きました。店員さんは皆さんとても感じよく、これからはなじみの店として「贔屓」にしたいと思います。
豊中市 男性 81歳 画家・デザイナー


◇「檀太郎の食べたい食べたい」を毎回楽しみにしています。能古の島は博多湾の中にぽっかり浮かぶ島、私も好きな場所です。井上陽水の「能古島の片想い」の舞台です。打ち返す波の音や夜空、潮の香りと夏みかんの島です。これから冬の魚アラが美味しい季節です。どうぞ豪快にお楽しみあれ。
岡山の年の瀬、きびだんご《廣榮堂本店》(藤原店)さんの大釜の前にて、先日はお客さまを招いての餅つきが行われ、ぜんざいやお餅が振る舞われたそうです。ここはいつも素材のよいものを使ってあるので、ランチもおいしいです。和菓子付きなので抹茶も一緒に頂く。古民家を移して建てられたお店は天井も高く落ち着きます。木のテーブルもどっしりとして広く、いい空間です。お客さまもゆったり。日本の季節や食べものそして人の良さを感じつつ。新年も来ると致しましょう。(オマケのお話/テーブルに置かれたてんこ盛りのきび団子に皆さんにっこりです)
岡山市 女性 55歳 ティーコーディネーター

◇今回初めて読ませて頂きました(《旅亭 萬葉》で)バラエティーに富んだ記事でなかなかいいですね。特に「さいじき」「渋谷高弘の昭和写真帖」がよかったです。「全国名店だより」はチェックしておきたい記事で、今後の参考にします。今月の表紙ゆっくりと頂いてまいりました。これからも楽しい為になる記事を期待しております。
辰口温泉《旅亭 萬葉》、松江《皆美館》は、料理がおいしくゆっくりと出来る、きめ細かい心配りのあるお宿なので毎回楽しみに泊まっております。特に料理は郷土のものをふんだんに使い、味わい深く大変美味しく頂いております。
柏原市 男性 65歳

◇表紙の「寒咲カニ懐石」にひかれました! いつかこの時期に旅行してみたいです。《マトリョーシカ》でチーズフォンデュを頂いたのですが、サービスをして下さるタイミングが絶妙でした。またテイクアウトのピロシキとボルシチもとても美味しく頂きました。
文京区 女性 49歳 主婦

◇「さいじき」で忘れかけた心のゆとりを取戻すことが出来ました。
八十二歳の母、体力に少し自信がなくなりつつあり、なかなか東京に行くことを渋りました。十二月二十三日の天皇誕生日の一般参賀に行くことで東京旅行を承諾しました。参賀のあと《煉瓦亭》に行き、私はオムライス、母はハヤシライス、二人で交換しながら、美味しく頂きました。とても喜んでくれて、参賀と共に元気をもらい、また行こうと約束しました。私は一月にもまたまた出張で伺い、今度はチキンライスを頂きました。
福岡市 女性 54歳 教員

◇銀座《煉瓦亭》さんのカキフライは百年を超えての人気と書いてあります、とても食欲を湧かしてくれます。毎朝手づくりするというタルタルソースを付けて味わいたいと思います。
「味な椅子」《BC工房》さんのお仕事ぶり、とても熱心に作っていらっしゃる様子が分かります。わが家の家具のリフォームをお願いしたいです。渋谷神宮前ということですので、足を運びたいと思います。先日《千秋庵総本家》から「どら焼き」(あんがたくさん入ってとても美味)、「元祖山親爺」、裏表紙に写っていた「アップルパイ」を送ってもらい、美味しかったです。
長野市 女性 和紙人形作り

◇献立の記事はマンネリ化しているわが家の食事にヒントを与えてくれます。今月号の揚げタラの白菜あんを作り頂きました。とろりとした白菜あんが何ともいえない口当たりの良さでした。
先日横浜そごう内の《竹葉亭》でうな重を頂きました。個室風の席でゆったりとした雰囲気で食事が出来ました。特にこの度のうなぎはふっくらとした食感かつ、あっさりとした味で、江戸前かば焼きの味を堪能することができました。また出かけてみたいと思います。
横須賀市 女性 66歳 主婦

◇正月に長野市にある《竹風堂》で本誌を知りました。正月らしくゆっくりと甘味を頂きながら本誌を手にし、今時こんなにゆっくりとした時の流れを感じさせる冊子はないと思いました。カラー刷りのないところが良いですね。
なんだかいってみたいお店ばかりで少し楽しくなってきました。先に書いたようにカラー刷りの部分がないので落ち着いて読むことができ 、また色を想像するのが面白いなと思います。少し旅でもしてこれらの名店に訪れてみたいなと思います。
長野市 男性 52歳 会社員

◇檀太郎さんの書かれた「能古にもイノシシ」を読みながら、どういう形でイノシシの肉にたどり着くのかとワクワクしました。というのは十二月上旬、柳橋卸売市場に出向き「イノシシの肉あります」に引寄せられて購入しました。子供の頃、猟を趣味としていた父の関係でイノシシの肉はよく食べ、懐かしく引寄せられたのですが、塩こしょうで炭火で焼くという味わい方に、何とかやってみたいと手段をワクワク考えています!!
名古屋に居住していますので、訪れるのは《いば昇》さんだけですが、一人で、または娘と元気が欲しいとき、ちょっといいことがあった時には一番に行きたいお店です。いつ伺っても自然体のサービスで無理がなく、心地よいお店です。勿論味は絶品です。
名古屋市 女性 66歳 主婦

◇小冊子なのに読みごたえがあり、各コーナーとも楽しく読ませてもらいました。《冨士屋》の「小男鹿」をよく利用させてもらっています。県外ではもちろん、県内への土産には最適で皆さんに喜んでもらっています。抹茶、緑茶にはもちろん、コーヒー、紅茶にも良く合います。徳島駅前店は午前八時三十分から店が開いていて助かります。
徳島市 男性 64歳

◇毎号楽しく読んでいます。毎号表紙がきれいで思わず手にしたくなります。特に新年一月号は当地の“寒咲カニ懐石”でどなたにもこの表紙を見たらよだれを垂らしてしまうのではないでしょうか。
私は金沢在住ですので、我が家のお菓子は来客用であれ、贈答用であれ、自家消費用であれ《柴舟小出》さんを利用しています。名菓の品質と従業員の接客態度には定評があり、安心して買物の出来る老舗として千客万来、いつ行っても賑わっているお店です。
金沢市 男性 74歳

◇献立「紫芋のムース」を作ってみようと思いました。北海道では珍しい食材で、頂きものの紫芋の使い道で悩んでいました。色と甘さを活かしてみたいです。
「鳩サブレー」、鎌倉の本店に伺いました。混み合う中、ひとりひとり丁寧でにこやかな接客が印象的でした。またぜひ伺いたいです。お菓子も大好きです。
札幌市 女性 32歳 会社員