カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2011.6)



◇野口雨情の春のうた、いいですね。春らしい気持ちになりました。でもこの唄は雨情のふるさと茨城県の海かな? と思えるところもあり。“渚の砂さへみなうらら どなたの顔さへみなうらら”と、早く、一日も早くこの日が来るといいとお祈りしています。
今日は《柴舟小出》へ。入学祝いの内祝のお饅頭と赤飯を注文しにいってきました。丁度、上用生菓子の実演があり、できたての生菓子とお抹茶のサービスを受けました。春らしい桜を思わせるお菓子と、お抹茶のみどりのコントラストが目を楽しませてくれました。暗いニュースばかりの毎日にホッと暖まる日だまりのような時間を楽しむことが出来ました。ありがとうございました。
石川・野々市町 女性 46歳 主婦

◇生きていく上に大切な命の源です。その土地で育った新鮮な野菜そして新鮮な魚、またお肉も少し。この年になると健康を第一に考えます。各店の紹介文を読みながらまるでそこに旅したような気分になり、食べた心地になりました。また出かけたくなる気持ちです。
今回はたまたま《八景》に出かけてフロントに置いてあったのを頂いて帰り見ています。偶然味な宿で紹介もあり、野菜中心の料理は大変嬉しゅうございました。
小野市 女性 70歳

◇人に良い〈食〉ですが、口に入ると〈喰〉現実的です。
並木の薮“手書きの文字も味のうち”これ本当だと思います。半紙縦半分の大きさに書いてあるのは、たいてい共通だけれど、何処の店も直接に貼付けたり、ピン留めしたりしている。暖簾をかける棒のような物を利用して、とりはずしが楽な工夫をしたらどんなもんでしょう。
茅ヶ崎市 男性 68歳

◇食とは健康第一。主人は今病気で入院(がん)、食事がとても大切なんです。食べていいもの、ダメなもの、退院したら私がそれをきっちりしなくては!
私は《松翁軒》のカステラが凄く大好きです。金沢はお菓子が最高と言いますが、そこはまた別です。電話での応対、サービス(ポイント)が行き届いていてとても心が和みます。とにかく親切って感じで、また注文したいな。
金沢市 女性 59歳 主婦

◇「食」とは日々の楽しみです。家族が食卓を囲んで同じものを口にするという時間は本当に大切なことだと思います。「美味しい」と食を通して喜んでくれる姿を思い浮かべて毎日お料理をしています。
《豊島屋》の鳩サブレーは子供の頃から好んでよく食べていたお菓子です。今回初めて冊子を拝見しましたが、久し振りにまたあの味を思い出し、食べたくなりました。
岡山市 女性 27歳 主婦

◇生きていくにまず「食」と言えますが、人間に生まれてつくづく良かった。何だかんだと好みのものを好きなだけ食べてと常々感謝していたが、この冊子を頂き、知らない美味しそうなものが沢山あり、驚いています。この内何品か生の有る内に美味しく頂きたいものと思いました。
《聖護院八ッ橋総本店》、毎週京都武徳殿に行きますので、近くの熊野店に立ち寄ります。昔ながらの八ッ橋だけでなく、新しく工夫を凝らしたものがたくさんあり、どこか八ッ橋風で楽しんでおります。
宇治市 女性 75歳 主婦

◇自分の生命を守り育てることが「食」です。食べることは自分の生命とともに材料から商品へと、全ての職業の方に感謝することです。
年に数回近隣への旅行で、「名店だより」のお店へ行くことがあり、楽しい旅になります。一品一品に心がこもったお菓子が大好きです。
金沢市 男性 57歳 会社員

◇食=生きること。人生を考えると一日三回の食事を一年で一〇九五回、…食べる回数がだいたい決まっていると思うと、無駄なもの(食べたくないもの、まずいもの)は食べたくない。いつもおいしいと思える食べものを食したい。
知っているお店がいくつかあり、すっごく嬉しい気分になった。今度行ってみたいお店も沢山出てきた。切り取って方面別にファイルしておこうと思う。
世田谷区 女性 47歳 主婦

◇先日、万博公園近くの店で《粟國の塩》を見つけて、迷わず購入しました。「味の味」を読んでいて機会があればと狙っていたからです。思っていた通りのマイルドな味で、これこそ私が求めていた天然自然の味と納得できました。やはり手間ひまかけて作られただけのことはあると感じています。
豊中市 男性 70歳 医師

◇春を実感させる記事と各店舗の紹介に読んでいて楽しくなりました。震災関連でとかく厳しい話題が連日届けられますが、どこかで楽しく、皆を元気づけるものが求められる時が来ます。貴誌の存在もその一助となると思いながら拝読しました。
さいたま市の《アルピーノ》は料理の素晴らしさだけでなく、スタッフの皆さんのきめ細かい応対に毎回感動します。今回も私の誕生祝いに主人と二人、久し振りのデートで伺いました。かわらぬホスピタリティの高い接客と料理の素晴らしさに印象深い誕生日を過ごせました。《アルピーノ》さんありがとう。
さいたま市 女性 38歳 主婦

◇人間が生きていく上で欠くべからずのもの。同じ食事をするなら美味しく満足できる物を口にしたいですし、流通の便利さもあり、現在では日本各地から取り寄せ可能であり元気に美味な物を食べ、長生きしたいものです。
《神田きくかわ》、久方ぶりに友人と再会し、出光美術館の帰りに日比谷店で昼食をとりました。ボリューム満点、やわらかいうなぎは天下一品、大満足でした。食べきれず持ち帰りを申し出ると、ご飯を補充してタレをかけ、お弁当を作ってくれました。さすが老舗の心づかいに大いに感激しました。
鎌倉市 女性 70歳

◇私にとって「食」とは生きる源だと思います。和菓子とかは季節感、見た目の美しさもありますが。四月号の「春は苦味」、山菜とか子供時分は少しも旨くなく、大人になると旨く感じるに同感です!
輪島ねぶた温泉《能登の庄》が好きです。本当に肌がスベスベになります。以前宿泊したときにお料理を囲炉裏コースにしたのですが、お腹がいっぱいで味も最高でした。地元のお寿司屋さんやお店の方でもあそこの旅館は料理がいいと評判になります。
金沢市 女性 40歳 会社員

◇私にとって「食」は命だと思います。生きていくためには最も重要なことだと思います。
今回の表紙は山梨の《桔梗屋》の「信玄だるま」ですね。まだ食べていないのでぜひ食べてみたいです。昨日、沖縄に住んでいる長男に会うため「ぶどうサブレー」と「信玄餅」を買いました。近くの櫛形店にていつも土産用に買うのですが、店員さんの対応はやさしくてあったかいです。だからここにいつも決めて買い物をします。
南アルプス市 女性 55歳 主婦


◇食とは楽・幸……そして美。季節の味・美しさを食し、楽しくなり、幸せなひととき、これは何物にも代え難い至福の時。微笑みが自然に湧く嬉しい一瞬。
色々な全国のそれぞれのお店、行ったところも有り、行きたい所もある。今回京都へ桜見物、大好きな「白川路」を友にお土産、嬉しいと喜ばれた。「柴舟」これは金沢に実家のある友からのお土産。まさに私にとっては「初恋の味」。
松山市 女性 62歳 店主

◇香りのある旬のもの、素材が美味しければサッと焼き《粟國の塩》をパラリとふって頂く、これが私の食であり、元気の素です。家で味わえないものは「名店だより」で調べ、主人と二人出掛けます。
春満載の四月号、靖国神社の桜を見物して、ゴンドラのケーキを買ってきました。昼食はタイムスリップしたような和やかなお店、《駒形どぜう》で、ネギたっぷりの丸なべ、柳川などを楽しみました。
家から近いので横浜そごう十階の《竹葉亭》にはよく行きます。鰻重も美味ですが、松花堂の美しさ、優しい味、品も大好きです。
横浜市 女性 70歳

◇食は楽しむこと、味わうこと、四季折々の旬を頂いて、目で楽しみ、舌で味わい、身心ともに元気にしてくれることです。
《千秋庵総本家》さんの山親爺のおせんべいは子供のころから大好きです。他にはない甘さほんのりのサクサクな食感。お土産に頂くといつも母にせがんでいました。
札幌市 女性 32歳 会社員

◇私にとって「食」とは「生」です。他の命をもらい生きてゆくから「いただきます」ということ。食を大切に。命を大切に。
吉祥寺から山梨・上野原市に転居して早十五年目。町は市へと人口も増え、《桔梗屋》の店も大きくなりました。全国的に有名な信玄餅をはじめ、新作のお菓子を次々と出すので時々お店に行くのが楽しみです。入店すぐに昆布茶か日本茶をだしてくれるのもありがたいんです。試食しながら選べます。
上野原市 女性 53歳 主婦

◇「食」には沢山の意味があります。欲求のおもむくままに求める食は、生きるためだったり、満足感を得るためだったりですが、もっと深いもの。自然の恵みに感謝する時、季節を感じる時、からだに力がみなぎるもの、そして一人でなく誰かと共にする食は、素晴しいコミュニケーションツールにもなると思います。家族が集う食堂、食卓、そこは人と人が言葉と気持ちを交わす場所。人と人とのつながりを深めるステキな食。
先日《豊島屋》の鳩サブレーを頂きました。大きな缶の中には鳩のマークの可愛らしい紙のコースターが入っていました。なんてステキな付録でしょう。鳩のマークのストラップも欲しいけれど、本店へ行かないと買えないのでしょうか? ぜひ行かなくちゃ。
四月号は《柴舟小出》本店で頂きました。卒寿の祖母へ好みの和菓子を詰め合わせてもらっている間、美味しいお茶と和菓子を出して頂き、しばし和みのいっぷくを満喫させてもらいました。お店の雰囲気もよく、上品な甘さの和菓子はどなたにも喜ばれています。
金沢市 女性 主婦

◇犬養智子さんのエッセイが私の大のお気に入りです。遠い東京の様子が手に取るように分かり、江戸っ子の心意気が伝わります。
ふと疲れを感じたとき、ゆっくりDVDを見たい時は《宗家くつわ堂》の瓦せんべいとコーヒーが私の至福のひとときです。先日は東北大震災の被害に遭われたお友達のところにお見舞いと、この瓦せんべい(日持ちがします)をお送り致しました。
高松市 女性 59歳 主婦

◇「食事を共にすることは…魂をかよわせることだ」美味しいものを食べることも幸せですが、好きな人との会話を楽しみながらだったら、どんなに質素であっても美味しく食べられるのではないでしょうか。「食」とは心の幸せも感じられるものです。
《竹葉亭》には鯛茶漬けを食べにいきます。お二階の落着いた部屋で寛ぎながら、銀座の人通りを眺め、お茶なしで一口食べると「ああ、来て良かった!」と思わせるものがあります。ごまだれが実に美味しい! 女性一人でも温かくもてなしてもらえる、本当にいいお店です。
柏市 女性 56歳 主婦

◇生きる力です。よい食をしていると、生命が長生きするようです。
今日は《天ぷら魚新》さんで食べていたのですが、油こくなく、さっぱりと頂けるので、たまに行きたくなります。
葛飾区 女性 72歳 外務員

◇「名店だより」の店に行くのが楽しみです。今月はコレド日本橋の鶏料理の店、《鶏料理 てん》に行こうと主人と話しております。
東京は今回の地震のため気が滅入っておりましたが、みごとな桜に気が晴れました。
足立区 女性 67歳

◇食とは健康の源、美味しく食べて健康に暮らしたい。季節のものを味付けよく楽しく一家で食べたい。一日三食美味しく、楽しく、元気で暮らしたい。旬の野菜、山菜、春には春の味、夏は夏らしく、秋はまた秋の味で、子供の頃から食べた味付けが一番良い。また冬の保存食もまた楽しみの一品です。
日本人はお米とお魚、お野菜があれば一番ですね。季節を楽しむ食事が一番好きです。
気仙沼市 女性 38歳 主婦

◇現在「食育」と言われますが、江戸時代より「身土不二」、その土地の旬の食材を食べるのが健康には一番とのこと、昔の人は素晴らしいと思います。原点に戻って食材を粗末にしないようにと思います。捨てる皮などはキンピラにして金箔をのせると素敵になります。
長野の《竹風堂》さんの栗おこわ、お店で頂くのも美味しいですが、冷凍になったのも便利で美味しいです。和菓子も季節があり、幸せを感じます。
飯田市 女性 70歳 主婦