カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2011.7)



◇食は人生の楽しみです。健康であればと願いつつ、いろいろなものを食べてみたいと持っています。「復刻選/たいやき考」、食べていましたが、歴史を知り、よりたい焼きのうまさが感じられます。
《すし萬》阪神百貨店で購入していますが、親切丁寧な接客に感心しております。また心斎橋にも出店しておられましたが、おいしいすしを食べさせていただきました。老舗のうまさが感じられ、安心です。食するものはやはり安全なのが基本です。
芦屋市 男性 65歳

◇「食」とは生きがい、喜び、楽しみ、ストレス解消、人と人との和。
《グリル満天星》は好きで、ランチは時々美味なお料理をいただきに行っています。今度はディナーと思い、初めて行きました。たいへん美味しくサービス良く、料理、食品満点。お店のスタッフも感じ良く、私たち四人は大満足。また来なければとニコニコで終了しました。今度行ったときには、五月号表紙のロールキャベツをいただいて来たいと思います。
港区 女性 63歳 介護士

◇「食」……いまだにこの欲望と「知」る欲が消えません。五感を働かせて感じること、考えること、動くこと、つまりは生きることに他なりません。
「名店この一品」《廣榮堂本店》、備前焼火だすき取り手付き鉢と吉備団子のさりげない写真、見事な岡山文化のコラボでした。
徳島市の《冨士屋》の銘菓小男鹿は同店の代表的な菓子で《冨士屋》と言えば小男鹿の商品が脳裏に浮ぶ。竿物蒸菓子だからだが、棒状でほどよく切って食するものだが、蒸し菓子でありながら、まろやかで上品な甘さの和三盆糖を使用しているので、普通の蒸し菓子とは異なる。違いがわかる人は必ず好きになります。
徳島市 男性 74歳 詩人

◇食は「医食同源」。体を動かして腹をすかせ、好き嫌いなく腹八分目に食べれば医者いらず。体を動かしもせず、ダイエットと称してサプリメントを摂るなど愚の骨頂。
鎌倉《豊島屋》の鳩サブレー、古都鎌倉を象徴する懐かしい味。今後もこの味覚を維持するよう、研鑽を期待する。
鎌倉市 男性 81歳

◇食は、人生のご褒美のようなものです。美味しいものを食べるために仕事をがんばったり、ずいぶん会えない両親と久々に会ったときに美味しかったり、まるで神様のいたずらのような、そんな味がする時、とても楽しいです。
《煉瓦亭》にて、東京に一人暮しをはじめて十二年目、はじめてオムライスを口にすることが出来ました。カメラマンアシスタントを経て、一人立ち、そして独立してフリーに。ずっと余裕がなく、ここまで走って来た十年余。ふと用事で立ち寄った銀座で、探す訳でもなく見つかった《煉瓦亭》さん、十年分の自分へのご褒美に、とはじめてドアを開いた感動は、一生忘れません。
新宿区 女性 31歳 カメラマン

◇手間ひまかけて美味しいものと出会いたい。「食」には常に貪欲でありたい。表紙に大好きなお店である麻布十番の《グリル満天星》が載っていて嬉しかった。「さいじき」参考になります。
《粟國の塩》、いつも使っているが、すごく手間をかけて作っているのがわかって、大事に使わねばと思いました。
三世代五人で《グリル満天星》で食事。うち一人の注文したメンチカツが本当に美味しそうで全員に一口ずつおすそわけして味わいました。その美味しかったこと! 忘れられない思い出です。
渋谷区 女性 71歳 主婦

◇味のあらゆる角度からの追求、素晴らしく思います。「さいじき」、私も日頃大切にし、親しんでいるものです。特に歳時記の中に生きる日本人の情緒を大切にし、楽しい意義ある人生をと願い続けて生きています。
松本・美ヶ原温泉の《すぎもと》への旅を楽しむ中で「味の味」を見つけました。趣向を凝らした旬の食材を、見た目楽しく盛りつけた《すぎもと》の料理、湯は古くからの山辺の湯に加えて最高でした。楽しく、美味しい。嬉しいことです。
長野・辰野町 男性 83歳

◇食は人間を育てている重要なものです。「復刻選」、なつかしい山本嘉次郎氏が良かったです。
神田育ちで小学生の頃《神田きくかわ》で外でよくうなぎをさばいている様子をよく見ていました。配達してくれたうなぎを家族でよく食べました。また埼玉にある「アルピーノ村」は各々工夫され、よく出来ている施設であり、料理も素晴らしい。オーナーの奥様は神田生まれです。
川口市 女性 65歳 会社員

◇仕事上外食が多いのですが、味もさることながら、大きさや、ながめも大事と思っています。「さいじき」、日本の文化のバラエティを感じます。
《ボンナ・カストラ》、近くを通りながら、今回やっと食事する機会があり、レストランの入口、店内からの眺め等々、追い求めていた雰囲気にぴったりでした。
大田区 女性 76歳 自営

◇食は生きるための糧。生きるための歓び。元気の素。人と人とのコミュニケーション。毎月内容が充実して、あの店、この店へ出かける楽しみがあります。
長野松本に大変興味があります。六月中旬頃仕事が一区切りになりますので憧れの松本方面へ出かけてみる計画中。《すぎもと》さんにぜひ一泊してみたい。
杉並区 女性 55歳 パート

◇食は健康の源。只今、母の食事療法をしています。いろいろ工夫しなくてはならないところ、「献立」が出ていたのでヒントになりました。埼玉から山梨に引っ越しましたのでなつかしい《アルピーノ》のお店が出ていました。全国の銘菓が掲載してあるのでお取り寄せしたくなります。
北杜市 女性 56歳 主婦

◇「食」とは私にとって生きていく上のでのいちばん大切なものです。自分の年齢から考えて、平均年齢まで生きるとして、あと何回食べられるか考え、毎日それが少しずつ減っていくのが寂しいです。ですから一食一食を大切にしたいと思っています。
白骨温泉《小梨の湯 笹屋》に泊まりました。いろんな温泉に行っていますが、ここのお湯は最高です。またお料理もとても気に入っています。地元の食材で工夫をし、そこでしか食べられないものをいただける、それがわざわざそこに行く価値だと思います。山の中の温泉宿で海の幸が出て来たら、がっかりします。《小梨の湯 笹屋》さんはお料理、おもてなし、そしてお湯と全て気に入っております。
大津市 女性 55歳 主婦



◇この齢になって食べることが非常に楽しいことだと思えるようになった。子供達も独立し、好きなことをして一年に二、三度旅行にも行き、各地の名物を食べ、幸せを感じている。地元にいても気が向けば二人で外食したり、温泉に泊まりにいったりと、非日常を楽しんでもいる。
先日京都から友人が北海道旅行に来てくれた。ツアー旅行だったため、そう長時間会うことはできなかったが、京都からの土産に《田丸弥》の「白川路」をもらい、なつかしく味わった。函館からの土産には日持ちがするものと考え、私の十八番にしている《千秋庵総本家》の「元祖山親爺」を持っていってもらった。今頃はこれを楽しんでいるだろう。
函館市 男性 69歳

◇私にとって「食」とは楽しみそのものです。
心華やぐ東京、帰りの羽田で必ず購入するお土産「鳩サブレー」、大きさといい、味といい、音の出る歯ごたえといい、福岡に帰ってやっぱり鳩サブレーよねと、毎回満足しています。四月号では鎌倉の《豊島屋》さんのワッフルが掲載され、東京行きの目的がまた一つ増えました。期間限定で福岡三越に鳩サブレーが置いてあったので、息子と大事に食べました。
福岡市 女性 55歳 教員

◇食は「生きている暁しと生きがい」です! 《粟國の塩》の「にがり」をいただきました。これからの季節熱中症対策に是非携帯していきたいと思います。ダイエットに? と、使用の仕方を一つ勉強にしました。
《廣榮堂本店》の吉備団子、《大手饅頭伊部屋》は友人が岡山にお墓参りに行くたびにお土産に頂戴し、《柴舟小出》は会社の友人がよく送ってくれます。友人の味です。
逗子市 女性 61歳

◇「食」はいちばん基本になるもので、いちばん贅沢できるもの。東日本大震災で身にしみて感じました。こわいもの、地震、原発、津波、デマ。
地震の後始末のため、遠刈田にある別宅へ行き、食器の壊れ方や荒れ方をみてすっかり気落ちし、いつも《ベルツ》に行くのを楽しみにしていましたが、寝込んでしまい、主人だけランチへ出かけました。被災した方を思うと、つらくて、でも美味しいものを食するのは心と体も良い調子でなければと痛感しました。
仙台市 女性 63歳


◇「味の味」、手にとると有名店の食品が出ていて、そこに出かけて女房と食事をするガイドをつとめてくれます。
《佐浦》の浦霞禅は本当に美味しい日本酒でいつも東急百貨店の酒売場で求めて週五日一合の酒をのんでいます。酒は百薬の長です。
渋谷区 男性 74歳

◇「食」とは日々の糧であり、暮しの文化であって、これを採取し知ることは結果として喜びです。五月号檀太郎さんの「巨大なるエイ」が面白く、一度食べてみたい、エイを求めて能古島まで出かけてみたいと思いました。
新潟県村上の《喜っ川》訪問時に「味の味」をいただきました。塩引鮭は優に十年来のファンですが、今回は新潟酒の肴にと昆布巻を求めました。こうした各地の味の一品との出会いを求め、年四〜五回旅をしていますが、「味の味」は手引書であり、おさらい書でもあります。
杉並区 男性 63歳 公務員

《松翁軒》のカステラは思い出の品だ。亡き父が長崎市に出張すると買って来てくれた品だ。土産ではない。私にとっては品だ。
なぜか。神仏に供えたくなるほどの味と形をしていたから。品という字には、供える意味が込められているように感じる。
東久留米市 男性 58歳

◇東日本大震災が起こり、沢山の被災者の方々を目の前にわが家でも一時的に大家族となり、ある意味、ボランティアに励みました。ライフラインの不便さの中、必死に生き抜こうという気持ち、その中でも食とはやはり命そのものです。
「食」という一字の簡単な字ではありますが、本当に深い、ありがたい意味を持つ言葉です。私たちは感謝をして頂かなくてはなりませんね。サービスというのも、とても大切なことで、その土地の文化を一緒に頂き味わうものです。毎日毎日「感謝」です。人はやさしくなれるのですから。
《ベルツ》のソーセージはおいしいですよ。
宮城・亘理町 女性 56歳 主婦

◇色々なお料理のレシピが載っていてとても参考になりました。やはり《粟國の塩》でないと決まりませんね。
出張のとき出向いたなつかしいお店もありました。今回は《丸高蔵》の吟醸味噌にとても興味がわきました。是非お取り寄せしてみたいです。
下松市 女性 53歳 公務員

◇食は命です。先日おいしいチーズケーキに出あい、生きる幸せを感じました。家族で皆「う〜ん旨い!」と。
記念日に伺う《アルピーノ》、指折り数えてその日を待ちます。息子の結婚式ではパンがおいしくて残ったらお持ち帰りくださいと言われたのですが、お客さまのお代わりで皆なくなりました。来月は家族の誕生日、また美味しい《アルピーノ》で舌つづみです。
幸手市 女性 61歳 主婦

◇今月の表紙を楽しみに拝見しています。五月号の美味しそうなロールキャベツは和食好きの私にもいただけそうな感じです。五月は菖蒲の花が主役、野口雨情さんのうたや、其角さん、久保田さんなどの俳句に癒されています。
東日本大震災の復興や、日本経済の回復、世界平和の構築など、お願いごとは多くあって、銘菓「信玄だるま」に目玉を入れてその思いを祈念したいと思って、笛吹市の《桔梗屋》さんに注文して昨日届きました。赤い色彩の中に勇ましい「だるま」さんの顔が威厳にみちていて頼もしく、早速に左の下まぶたに目玉を入れてみると、丁度見上げた感じが相対しているようで、「信玄だるま」さんと対話しているようで一杯お願いしました。みんな幸せにして下さいね。
豊中市 男性 81歳 画家