カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2011.9)



◇ 「食」とは人生を豊かにするものだと思います。食を通して人間関係を円滑にしていき、話題が広がっていくものだと思います。母は右半身不随でデイサービスに通っています。夕食の話題はいつも昼食のメニューです。話をする時の母の目はいつも輝いています。
《豊島屋》本店、店内も広くいろいろな種類の和菓子が並んでいます。特に季節限定の品もあり、色も味も上品ですてきです。また試食もあり、買う時の参考になります。鳩サブレーのパッケージは可愛らしく、大人の私もうれしくなります。今年の干支のうさぎは好評でした。
横浜市 女性 60歳 主婦

◇よくお店でどうやって作るのですか、と熱心に聞いていらっしゃる方がいます。お店の方が手間をかけて作られた料理を簡単に自宅でも作れると錯覚していらっしゃる、あるいはどのぐらいすごいお料理かわかっていらっしゃらないんだと思います。作り方など気にせずただただ味わうのみ。
何気なく手にとった一冊ですが、なぜか私の知っているお店が、《いば昇》《すし萬》などの関西のお店まで載っていて、故郷の《和田金》まで載っているのを発見して脱帽しました。マスコミが作った人気店ではなく、本物の味の店なんだと思いました。
港区 男性 52歳 会社員

◇福島《会津葵》の縁起菓子「小法師」、以前にお土産に頂きました。中に本物の起き上がり小法師が入っていてあまりによく出来ていまして、くじけない、起き上がる姿におどろきました。県民性が出ている郷土のお菓子そのものです。
今度京都《田丸弥》さんの白川路を取り寄せました。母が元気でいました頃、二人で京都の(家元へ)勉強に行きました帰り、必ず足をのばすお店です。お菓子だけではなく、身の回りの小物類に至るまで種類が豊富で見るだけでも楽しいお店です。その母も亡くなって八年、お煎餅を頂きながら懐かしく思い出されます。
長野市 女性 63歳 主婦

◇「食」とは一日一日、一年、十年、一生の、自分と家族の心と体と思い出を作るもの。日本はすごく恵まれているし、ぜいたくやとおもいます。七月号の表紙、《会津葵》の起き上がり小法師、レディー・ガガとテレビに出ていて…ジーンときます。
実家へのお土産、ちょっとしたお礼やお茶うけに「柴舟」をいつも選びます。夏は冷蔵庫で冷やすと美味しい。買い物して待っているとき、時々試食をくださいます。レジを待っている間のひとときのぜいたくなプレゼントで、ちょっとうれしい。ほんの五〜六枚だけ欲しい日もあります。最中や和菓子のようにバラ売りもあるといいのに…。
金沢市 女性 48歳

◇私はお酒が飲めません(アルコールに弱い)、でも酒席に出るような料理が大好き。食べることは本当に好き。その為かなりの体重オーバー。七月号「こんな時こそ楽しくしなくちゃ」犬養智子さん、楽しいことがいっぱいあるのがいいですよネ。
お土産で頂いた品でもう一度食べたいなと思っていたのを本の中で見つけたり、ここに有ったんだ!とお店の場所が分かったり、一度行ってみようかと思ったりで、この本をもらってよかったです。
浜松市 女性 62歳 会社役員

◇「食」とは人生の楽しみ。とても充実した内容で、おどろきました。美味しいものが大好き! また行ってみたい店が増えてきました。「食べるのスキ」「作るのスキ」の私にとってこの「味の味」は毎月楽しみに読みます。
銀座《皆美》最高! いとこのすすめで行ったのですが、サービス良く、一品一品丁寧で美味しい。主婦四人「満足」。《皆美》は会員になりました。「味の味」は本物を食べたい私にとってありがたい本です。今度はロシア料理《マトリョーシカ》に行きたいです
町田市 女性 58歳 調理師


◇名店の間違いのない味を楽しむのも好きだが、名の知られていない名品(例えばある市場の市場の卵とか、ある畑のとうもろこしとか)を、嗅覚で見つけ、自分の舌で判断して大事にするということのほうが面白みがある。
《神田きくかわ》のうなぎは昔から好物で、「うなぎを存分に食べたい」と思ったときに訪れる。
足立区 男性 59歳 会社員

◇子供のころからの食いしん坊で、よほど変わったものでない限り、野草でもなんでも口にしておりました。「食」は生きる喜びです。初任給の三分の一を食べてしまったり、今では何と無謀なと思いますが、幸せでございました。年を重ねコース料理が苦しくなってきた事が残念でなりません。良質のものを少々頂けるお店があまりないので、お願いしたいところです。
お塩くらいぜいたくしてもバチは当らないと思ったのが、十数年前。子供の食事内容にも気を遣っておりましたので、色々試みているうち、お塩だけなめて「これはおいしい、すごい」と思ったのが《粟國の塩》でした。袋のデザインも気に入って、以来ずっと使っています。最近は大型スーパーにも置いてあるようで、銀座の沖縄物産店まで行かなくても済むようになりありがたいです。塩の味に旨味を感じ、体に良さそうと直感しました。一生おつきあいできるお塩になると思います。
藤沢市 女性 64歳 主婦

◇「食」は安全がまず第一と実感。安住氏の「鰻」は面白かった。これを読んで妻と買い物に行って鰻を買った自分です。
《桔梗屋》「信玄餅」は当地では手に入らず、旅に出たとき買い求めています。一度工場見学に行ってみたいものです。
石川・野々市町 男性 52歳 公務員

◇食とは人+良である。つまり、家の下、屋根の下がよくなること。別の言葉で言えば幸せである。食べること即ち幸せ。もう食べられるだけで幸せ。食を作ろう。
田舎の長崎は、昔、文明の窓だった。街も美しかった。今は雑然となってしまったけれど、カステラだけは昔のままだ。カステラの端片(すみっこ)をわざわざ買い求めたことを思い出す。《松翁軒》は長崎の香りと言える。香りの思い出は一生ものだ。
東久留米市 男性 58歳

◇安心安全が保証されているのが「食」です。今回の原発事故で、私たちは「食」に対して更なる関心を持ちました。輸入品でも残留農薬の問題が起きたりしています。しっかりと「食」の安全に責任を持って、政府がぜひともイニシアティブを取ってもらいたいと思います。安心安全の食こそが国の繁栄のベースです。
久しぶりに鎌倉を訪れました。七月の暑い日でしたが、八幡宮には多くの参拝客が来ていました。「家内安全」をお願いしました。
若宮大路の《豊島屋》本店に、これも久しぶりに立ち寄りました。定番の鳩サブレーは家族と友人用に買いました。私の好物は「きざはし」です。小さい包みにするか大きいのにするか迷った末、大きい包みを買いました。「お早めにお召し上がりください」と店員さんの親切なアドバイス、有難う。
豊中市 男性 69歳

◇「食」、すごく大事なことで、落ち込んだときは食べると元気になるように思います。「さいじき」がとても好きです。
《いば昇》が好きです。いつ行っても同じ変わらない味でサービスもいいです。
名古屋市 女性 50歳 会社員

◇食は文化だと思います。その土地ならではの特質を生かした、材料、水、思いなど久しぶりに拝読させて頂き、伝統を守り変わらない内容に、和みました。「さいじき」はとても魅力があります。
母の三回忌の法要があり、「大手まんぢゅう」を買いに行きました。岡山の人は、御供えや手土産には必ず持っていきます。個別に小箱に入っているのでオフィスや歌会などにすぐに配れるので助かります。夏は冷やして頂いてもとても美味しいです。高校二年生の孫は四個くらい一度に食べます。上品な甘さであと口がさっぱりしているのは、きっと最高の材料を使用しているからだと思います。末永く愛していきます。
岡山市 女性 67歳 主婦

◇家内が糖尿気味なのでどうしても糖尿病に悪くないもの、というのが私たちの「食」の基本になっています。何でもおなかが一杯食べられた若い頃が懐かしくもありますが、限られたメニューの中から体に良いものを選ぶ楽しみが出てきた今日この頃です。
コレド日本橋にある《天ぷら魚新》さんへは時々お昼に伺わせてもらっています。老人なので余り多くは食べられないので、何時も大体「野菜天丼」というものを頂いております。赤だしとお新香がついており、私と家内には分量的にも最適で、いつも楽しく頂いております。
世田谷区 男性 81歳

◇生きていく最大の力が「食」と思う。どのページを開いても興味たっぷり! 俳句勉強中で「鰻」の文を熟読。数日後鰻を食べに金沢へ出た。「さいじき」も楽しく拝読。
《マトリョーシカ》、今度上京の際は是非夫と訪ねてみたい。「つぼ焼き」の写真に舌つづみ。
家の近くに《柴舟小出》があるので、お菓子を買って、かならず「味の味」をもらって来て毎月楽しく拝読しております。感謝。
石川・野々市町 女性 74歳 主婦