―― 2000年4月に「さいたま新都心駅」が開業し、また「さいたまスーパーアリーナ」や行政・民間企業のビルも次々と竣工するなど、周辺の開発事業が着々と進行しています。この地で開業35周年を迎えた《アルピーノ》ですが、お客様に変化はありますか。
鎌田 はい、やはり増加傾向にあります。以前は自家用車か、最寄り駅の大宮からタクシーなどで来られるお客様がほとんどでしたが、今では駅から徒歩で7〜8分ですから。またビジネス人口が増えましたので、大人数でご利用されるお客様もいらっしゃいます。
―― 新しいビル内にも、多数飲食テナントが入っていることと思いますが。
鎌田 ええ、しかし今のところはファストフード店や、カジュアルなタイプのお店がほとんどのようですので、きちんとした食事をとりたい、という方々がウチに来てくださっているのでしょう。しかし、開発事業は現在も続行中ですので、また5年もすると状況が激変していると思いますが。
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