カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2012.12)



◇冨士眞奈美さんのファンで「たべるのだいすき」楽しく拝読させていただきました。TVで拝見ししているのと同様に気さくで明るい文章で益々ファンになってしまいました。読んだ後無性に焼ソバが食べたくなりました。45歳の誕生日、家族はそれぞれ所用があり、やむなく一人の夕食となりました。夕霧そば《瓢亭》で秋鹿の冷酒と松茸の天ぷら、新銀杏の素揚げで晩酌を楽しみました。初めのうちは少し淋しい気がしないでもなかったのですが、美味しい酒肴とあたたかいお店のおもてなしに次第に心も解れて、「味の味」を頂いて良いバースデーを過ごすことができました。鴨せいろで〆て、大変満足致しました。
吹田市 女性 45歳 会社員

◇大好きなちらし寿司(千秋ちらし)の表紙、思わずおいしそうと手に取りました。「復刻選/スープを美味しく」、とてもよくわかりました。渋谷に《駒形どぜう》があるのを知って嬉しいです。冨士眞奈美さんの文は楽しくて好きです。《竹葉亭》、久しぶりのうな重、お箸でホロリと切れました。濃すぎず薄すぎず美味しいタレ。少々長居をしましたが笑顔の応対でお茶のおかわりを気遣って頂きました。
横浜市 女性 70歳

◇小渡幸信氏の「粗食のすすめ」を一読して未精製の穀物と発酵食であるみそ汁と漬け物を中心に季節の野菜や魚介類を加えた日本の伝統食こそ粗食であり、それを生活に取り入れることが健康で長生きできるコツだと感じております。京都《田丸弥》さんの「白川路」はわが家の手土産ナンバーワンの銘菓であり、希少価値もあって皆様に大変喜ばれています。老若男女に関係なく喜ばれるのが白川路の人気の原点だと思います。
向日市 男性 51歳 会社員

◇今回初めて拝読。行ったことがあるお店が何店かあり、嬉しく思いました。これから行きたい店とこの本でチェックしています。十月二十日より函館へ行き、
《千秋庵総本家》のお店を見たらなつかしくなつかしく「山親爺」と「中花饅頭」を購入、高校生の時まで函館に住んでいたので大好きなお菓子でした。中花饅頭は引き出物用だったのでしょうか?めったに食べなかったですが、好きでしたし、食べたらやっぱり美味でした。
狛江市 女性 65歳 主婦

◇いつもながら表紙に引きつけられました。旬の自然の恵みが香ってきそうで食欲がそそられます。内容にも季節感があり、魅力的な小冊子です。電車の中で読みながら帰宅です。夏初めて訪れた徳島で求めた「小男鹿」が載っていたのは懐かしく、美味しかったことを思い出しました。徳島へまた行きたくなりました。
久喜市 女性 57歳 会社員

◇全国の名店が紹介されているので、色々行ってみたいです。《竹葉亭》《駒形どぜう》《鶏料理 てん》東京にグルメツアー計画中です。《和田金》へ行ってきました。最高のお肉とサービスで満足しました。記念日等に家族で行くには思い出にもなりますし、いいお店だと思います。
みよし市 女性 59歳 主婦

◇「復刻選/スープを美味しく」のコーナーが特に印象に残りました。というのは、学生のとき、ある大学の文化祭を訪ね、ボルシチ・スープをいただいてあまりに美味しかったので、レシピを取寄せて再現した事がありました。あの頃をとても懐かしく思い出させてくれるコーナーでした。《桔梗屋》の本社はとても楽しいです。工場見学もあるし、信玄餅の詰め放題や美味しくてリーズナブルでしかもボリューム感たっぷりのお弁当も売っています。行くたびに大人買いしてしまいますが、毎回大満足です(実はTVから情報を得て発見したのですが…)。
平塚市 女性 49歳 主婦

◇料理好きのため、「献立」欄を拝見して今月大喜び。栗、さんま、鮭、芋と季節感あふれるヘルシーさ。野菜マリネも酢や根菜が身体を温めて清めてくれそう。三年梅干がからだの毒出しや血液の質を高めるのにごく良いとか。「味の味」に載っていた《三幸農園》さんにありました! 来月届くので楽しみです。感謝絶大です。
徳島市 女性 42歳 主婦

◇楽しく拝見しました。お店の紹介、季節の食材、料理など参考になります。天ぷらが食べたくなるとコレド日本橋四階の《天ぷら魚新》へ行く。新鮮なネタとプロの技の揚げたてを口に入れられるのは至福。家庭では主婦の身分としてこうはいかない。近いせいもあって、時折家族で、また、客を案内して足を運んでいる。
中央区 女性 80歳 主婦

◇久しぶりに《大手饅頭伊部屋》の記事に出会い、おやつに「大手まんぢゅう」を食しながら美味しさに納得しています。美味しさと大きさが本当にお気に入りです。岡山から友人等に会いに行く際のお土産にはやはり桃太郎の吉備団子(《廣榮堂本店》)が手軽で喜ばれます。
岡山市 男性 73歳

◇「食べもの世界紀行/ピアディーナ」、懐かしい思いで拝読しました。ボローニャのレストランではパンがわりに出てきて、生ハムと一緒に食べたり、やわらかいチーズを塗って食べたりし、軽い食感が大変気に入りました。友人宅ではクレープ焼き器に蓋がついた専用器具で作ってくれました。日本で見かけないのは残念です。
京都市 女性 49歳 自営業

◇食べることが大好きな私ですが、知らなかったお店や好きそうな物を発見し、出向いてみたくなる冊子ですネ。鎌倉の《豊島屋》さんは子供の頃からお土産の「鳩サブレー」のお店として愛着があり、茶道教室の干菓子を折々に取り寄せるようになったが、電話口の応対がとても良くて嬉しい。
千葉市 女性 56歳 主婦

◇お互いの誕生日と結婚記念日を機に三回以上の国内旅行を楽しんでおりますが、訪問先では「味の味」推奨の名店を探し歩いて味覚を楽しむのは当然、隣人知人へのお土産の定番にもしております。今月は岡山倉敷への二泊三日の結婚四十周年記念旅行でお世話になりました。結婚四十周年記念旅行で訪問した岡山。昼の後楽園を散策し、偶然巡り会わせたT秋の誘い庭園Uの開園初日特別企画で夜間遊園と正調平家琵琶の弾き語りを堪能しましたが、合間に《大手饅頭伊部屋》に駆けつけて伝統の店構えの店内でできたての銘菓を両手いっぱい購入し、隣人・知人へのお土産としT絶品Uの称賛を頂きました。(味と価格に驚嘆!)
藤沢市 男性 66歳

◇「食べてハッピー」、ナショナル麻布店の再開を知り、とても嬉しく思いました。《竹葉亭》、息子一家と行った際、小さな孫たち(3歳と7か月)がいて、少し騒いだにも関わらず、気持ちよく、ゆったり頂けて嬉しかったです。もちろん3歳の孫もうなぎが大好物で一人前ペロリと食べてしまいます。
横浜市 女性 64歳 薬剤師

◇息子が知人から突然のお誘いで、「京都から鯖街道を通って小浜までアジを釣りに行ってきた。帰りに大原で鮎を買い、知人の方のお家で食べた。うまかった」との話し、本当に楽しかったらしい。ということで、檀太郎さんの「アジ釣り」も楽しく読ませて頂いた。息子が華道を仕事にしていて、花の季節と暦との不具合を感じていたところ、沖縄海塩研究所(《粟國の塩》)さんより旧暦カレンダーを頂き、色々なことに納得がいったようで、私も有り難かったです。
浜松市 女性 63歳 会社役員



◇なかなか入手できない冊子なので一冊一冊大切に保存して活用しています。「あじのさいじき・くらしのさいじき」、エッセイは充実されていますね。編集者のお人柄を「デスクから」で感じられますが、このコラムは読者と編集の方々とを双方向でつなぐ大切なもの、これからも楽しみです。近年は一年中春夏秋冬の食材を入手できる環境にあります。私はいささか不安を感じます。四季折々の自然の恵みに感謝する気持ちが希薄にはなるまいか、作物を作ってくださる方々への感謝の心が失われるのではないかと、真冬に高級果物屋に鎮座する西瓜は見るのも痛々しいです。美味の秋は10月号の宮尾しげを著「秋をたっぷり」楽しみたいものです。松茸で秋が来たなと宮尾氏は感じられるそうですが、私は庶民の味の代表、秋刀魚で秋を満喫しています。これからも味から季節や老舗の文化の伝承品を楽しみます。「アルピーノ村」は我が区の総合食文化です。本店の仏料理《アルピーノ》は記念日等でしか利用しませんが、高島屋大宮店に入っている《お菓子やさん》は友人とお茶する場所として重宝しています。ミニギャラリーを楽しみ、美味しいコーヒーとクッキーで楽しいひとときを過ごしています。
さいたま市 女性 57歳 公務員

◇まず表紙(《すし萬》)を拝見して、食欲の秋! ぐっときました。なんとも美味しそうで美しいですね。鎌倉の紀ノ国屋で《すし萬》を扱っているのであるかどうか判りませんが行ってみます。《駒形どぜう》、主人と娘と孫とともに行ってきました。初めて「どぜう」を食べました。雰囲気も楽しく、いい思い出になりました。
鎌倉市 女性 62歳

◇初めて「味の味」を手にとり拝読しました。全国の銘菓があり、これから旅の楽しみが増えます。年何回か主人と日帰りで行ける他県へ。旬の物があると遠くても買い物に出かけ、皆さんに果物や銘菓を差し上げて喜ばれています。《桔梗屋》さんの「信玄餅」はいつも買って帰ります。先日は新発売の「桔梗信玄生プリン」の試食をとても美味しくいただきました。《豊島屋》の「鳩サブレー」は大きく、本当に美味しかったです。小布施の栗も大好きです。
坂戸市 女性 60歳 主婦

◇四十年前、相次いで父母を失い、途方にくれた記憶をまだ昨日のように思います。もの静かな父、世話好きだった母、私は何不自由なく育てられました。十月号の巻頭に見つけた「旅愁」の詩文を何十年ぶりかで読み、感慨無量でございました。母が元気だった頃、たえず口ずさんでいた曲でした。「恋しやふるさと、なつかし父母…」の個所を母はどんな気持ちで唄っていたのだろうか、いま私が口ずさむと涙がこみあげてくるばかりで、一人妻にかくれて心のすむまでむせび泣き続けるばかりでした。初秋の散策、行きずりではありましたが、佇まいがこぢんまりとし入り易いお店のつくりに誘われ、入りました。ぎっしりと詰まった京みやげの色々。店を一巡するとお茶の接待を受けました。軽々と手で焼き上げられたおせんべいに心ひかれ、頂いてびっくり、ゆっくりと口の中で味わうと老舗の銘菓の味。かすかな香ばしさがたくさんの味を教えてくれ、お茶に最適な逸品でした。これが今日(京)の本場の味だと妻と確認しあい、厚く礼をし店を出ました。《田丸弥》さん、ありがとうございました。
八王子市 男性 76歳 会社員

◇初めて読みました。記事が沢山で読み応えがあり、勉強にもなります。特に「名店だより」はおつかいものの参考になりそうです!《すし萬》さん、丁寧で、しっとりとした雰囲気がいいなあと思っていましたが、こんなに歴史のあるお店なんですね。驚きました! 表紙の「千秋ちらし」必ず食べてみようと思いました。
大阪市 女性 38歳 主婦

◇村上の町家めぐりで「味の味」を知りました。内容の深い事柄に大変勉強になります。俳句が載っていて食文化をいっそう引き立てていますね。村上の《喜っ川》に行きました。さすが鮭文化を伝えるお店ですね。先人の努力、そして現在守っていらっしゃるご当主に驚きました。日本は良い国ですね。鮭に心をかけて切腹させないところが。魚沼市 女性 63歳 主婦

◇ダイエット中ですが、楽しく拝読しました。特に、グルメ雑誌でありながら「いのちは海から」で「粗食のすすめ」を書いているあたりが素敵だと思いました。「名店だより」はそのお店の特徴や長所がうまく描かれていて足を運んだことがないお店にはぜひ行ってみたくなりました。
千葉市 女性 35歳 会社員

◇「いのちは海から」を読んで、ぜひお塩を注文したいと思いました。小渡幸信さんの熱意には感動致しました。函館の《千秋庵総本家》はとても気に入って二、三日おきくらいに本店、デパートに入っている《千秋庵》の売り場へと買いに行っています。お味はもちろんですが、宝来町の本店の佇まいはクラシックで素敵です。
函館市 女性 主婦