味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2005.10)


◇この本、この号を初めて手にし、読ませていただきました。食に関わる人たちの書かれた文には主婦としてうなずくことが一杯! 試してみたいことが一杯! 楽しんでみたいと思います。
六本木《桜庵》では、あの雑踏の中とは思えない静かな中で食事をすることが出来て驚きました。
地方に旅した折にも行ってみたいお店や宿、楽しみが増えたように思います。
横浜市 女性 57歳 主婦

◇昭和写真帖が好きです。昔の人、風景、心落ちつきます。
三十年ほど前、初めて行った《イタリー亭》、その時にピザなるものを食し、感動したことは昨日のことのように覚えています。いまでも友人との若かりし頃の話題には必ず登場します。
《神田きくかわ》は姉が結婚直前に婚約者(今の義兄)と二人で私を連れていってくれたところです。少し緊張していたのですが、うなぎの香りとそのあまりの美味しさにすっかり気分がほぐれ、和気あいあいムードになりました。食の力はすごいですね。
さいたま市 女性 54歳 パート

◇初めて拝読しました。全国名店だよりは大変参考になりました。地方出張の折に是非立ち寄りたいものです。
会議後に《とゝや魚新》に行きました。前菜、冷製だだちゃ豆のすり流し、お造りのハモ落し、いずれも大変美味しくいただきました。お酒もお料理に合うものが取り揃えられていて、心地よい宴会を過ごすことが出来ました。
川崎市 男性 51歳 研究職

◇八月号表紙のあわびで思い出すことがあります。母兄姉と正月旅行に行った時、伊豆であわびのおどり焼きが出ました。あわびがイキがよくて畳に飛んでしまいました。小さかった甥はあまりのすごさにびっくり仰天。とてもいい笑顔を見せてくれました。
地元の《桔梗屋》さん、いつもお茶とお菓子をサービスしてくれます。いい笑顔で接客してくれてとても好印象です。
富士吉田市 男性 42歳 自営

◇いつも楽しく読ませていただいております。戦前、娘時代から銀座へ母と共に行き、《煉瓦亭》の洋食を大変美味しく頂く、幸福のひとときを過ごして参りました。八十二歳の現在もファンです。
相模原市 女性 82歳

◇有名店の紹介が中々良かったです。孫が山梨の大学に行っておりますので度々笛吹市の《桔梗屋》、そして「水琴茶堂」を利用しております。とても気に入っています。
沼津市 女性 70歳 主婦

◇簡潔でエッセンスがいっぱい詰まっている。読みやすい。
《香味屋》、厳選された味。料理人のまごころが伝わってくる。
豊島区 男性 75歳 自営

◇いろいろな情報が見れて楽しめました。
主人の実家に帰省する時には毎回《大手饅頭伊部屋》を買って帰ります。上品な味でとても人気があります。実家でも絶品だと喜ばれ鼻が高いです。
総社市 女性 31歳 主婦

◇母が《千秋庵総本家》でよく買い物をするので、「味の味」はほとんど毎号見ています。表紙の写真、食べてみたいと思わせる作品が楽しみの一つです。父はいつも「くらしのさいじき」をじっくり読んでいるようです。
函館はやはり《千秋庵総本家》さんです。夏休みの暑い日が続いていますが、店員さんが店をあける前は勿論、日中も時折打ち水をしてお客様を待っています。その心配りがお菓子の味につながっているのですネ。実家の両親は今年のお盆のお届け物を「中華饅頭」にしたようです。
函館市 女性 33歳 会社員

◇「あじのさいじき」が良かったと思います。食物に季節感があふれていて風雅な感じがしました。
長野東急内の《竹風堂》にて。栗あんみつの味は絶妙でした。栗のあんこが珍しく大変美味しく思いました。
佐倉市 女性 53歳 主婦

◇犬養智子さん「ハーブのある食卓」を読み、非常に興味を持ちました。また、みなもとごろうさん「こんにゃくと人生」も参考になりました。
《神田尾張屋》は味、量、価格ともにバランスがとれている。
千葉・酒々井町 男性 54歳

◇全国の名店を色々と知ることが出来、楽しみに拝読しております。今回「食楽アンソロジー」が面白かったです。
フランス料理《澤田》、本格的なフランス料理でブルゴーニュのワインが美味しく、シックなお店のインテリアもよいので利用しております。食後のコーヒーがとくに気に入っています。サービスも行き届いています。
松本市 男性 38歳 医師

◇「あじ・くらしのさいじき」の内容が生活している中で参考になりました。たとえば「夕顔」「虫聞」「女郎花」などがよかったです。また、この「夕顔」は最後の「金子みすゞこころのうた」の「夕顔」とつながっており、とても興味深く読み返してしまいました。このシリーズはずっと続けてください。お願いします。
《カメリアイン雪椿》、金沢に長く住んでいるのに、行ったことがありません。さっそく夕食だけでも食べに行こうと思います。金沢はとってもステキな所が多く、サービスもとてもよいお店が多いです。兼六園以外のよい所もぜひ皆様に来ていただきたいといつも思っております。
金沢市 女性 54歳 主婦

《粟國の塩》に関しての記事がありましたので興味深く読みました。二年ほど前に粟国島へ行った時に工場を見学させていただき、塩とにがりを購入し、毎日少しずつ使っています。今回小渡さんのご活躍を知り驚くと共に、皆さんの健康の為益々頑張っていただきたいと思いました。
《神田きくかわ》さん、うなぎはふっくらしていて程よく脂がのっていて美味しかったです。
松戸市 男性 31歳 歯科医

《いば昇》は母と一緒に出掛けていますが、いつも味は変わらず美味しい。母(九十一歳)は時々同席する人たちへ店の二階で食べていた頃の話(毎回同じ話)をしながら、うな丼半分食べ、半分は器に入れ持ち帰ります。母が元気なのは大好きなうなぎを食べているお陰かと思います。
名古屋市 女性 60歳

◇「昭和写真帖」の「穏やかだった忠犬ハチ公前の広場」の写真を拝見。先日、本籍地の渋谷区役所に行きました時、ハチ公が変わっていてびっくりしました。昭和十年前より戦時中住んだ渋谷も時の流れをひしひしと感じました。
久しぶりの《駒形どぜう》味も変わらずサービスよく暑気払いが出来ました。「味の味」も頂き感謝いたします。
「店主敬白」の「朝日蟹」、鎌倉でも以前は頂け、懐かしく思い出しました。
鎌倉市 女性 80歳 主婦



◇「ハーブのある食卓」興味深く読みました。ハーブは料理に使うとグンと味に深みが出るような気がして好きなのですが、確かに買うと高いので自分で育てられるのが一番! でもなかなか難しく、すぐに虫がついてしまったり……。いつかマイホームで小さなハーブガーデンを作るのが夢です。
「名店この一品」《ボンナ・カストラ》、まだ働いていた頃、同期の友達と誕生会をしたのを思い出しました。初めて食べた本格的なチーズフォンデュ、とても美味しくて皆でペロッと食べてしまいました。
今はみな、子育て中だったり忙しく、ゆっくり会う時間がありませんが、いつかまた同じメンバーでチーズフォンデュを楽しみに行きたいです。
横浜市 女性 34歳 主婦

◇遠縁になるけれど親しくしていた人の初盆のお参りに行きました。《廣榮堂本店》の「涼彩」というゼリーのお菓子をお供えにもって行きました。二週間ほどしてお礼の電話がありました。お菓子の名前の爽やかさと、四種の味と色がとても素敵だった。お客にお出しして喜ばれたと。
亡くなられた人を思い、お菓子がピッタリだったことが嬉しくて少し涙が出ました。
岡山・建部町 女性 29歳 会社員

◇表紙の《和味の宿 角上楼》のあわび美味しそうですね。生だと固いのに焼いたりすると柔くなる不思議な食べもの、食べてみたいですね。丸焼きなんか贅沢で食べたことないもので……。
夏になるとうなぎですよね。今日土用でうなぎを食べる日です。うなぎと言えば《いば昇》さん。昨年六月、名古屋に行くことがあり《いば昇》さんの櫃まぶしを食べました。美味しかった。本物の味ですね。以前にも出張で食べたことはあったのですが、お店もその当時のまま。一度目はそのまま、二度目はお茶をかけてと食べ方が色々あり、お茶漬け風にすると脂っこさが抜けてアッサリ美味しく食べられます。今頃はさぞかし賑わっていることでしょう。
北海道・美瑛町 男性 47歳 自営

◇毎号「金子みすゞこころのうた」に感銘を受け心が伝わる思いがして暗記しています。ぜひ一回山口・長門の記念館を訪れることが出来たらいいナと思っています。「あじ・くらしのさいじき」を参考にしながら親しい友にハガキを書いています。エッセー、私もハーブを作っていますので犬養さんの「ハーブのある食卓」いいですネ。
六月号「名店この一品」「全国名店だより」を参考にして、七月初旬、歌舞伎座で歌舞伎を楽しんだ後、美味しいものを食べ探して、お土産に《小田原鈴廣》の焼きカマボコを買いました。翌日はサントリーホールで「マーラーの九番」を全身全霊で楽しみ、お食事は銀座《イタリー亭》で美味しく……。今回は京都方面に行きます。今から見る、食すこと楽しみです。
新潟市 女性 66歳

◇「朝日蟹」に関するエッセイがとくに読みごたえがありました。生きた蟹が目の前に動いているように感じました。これからの食文化のあり方も鋭く考察されており、印象に残りました。
《想古亭源内》に母と行ってきました。ちょっと他の場所では味わえないような土地の一品を、お腹いっぱい食べることが出来ました。ロンドンタクシーで駅までの送迎まであって忘れられない思い出になりました。
豊中市 男性 33歳 自営

◇七月号、犬養智子さんのエッセイに共感しました。東京のフレンチレストラン、味は良くても他の条件を満たしたお店が無い。洗練された大人の客層が無い、豊かになった日本もまだまだなのですね。
百貨店の物産展で美しい箱につられて買った《会津葵》のお菓子はお味も上品で贅沢なものでした。先日旅行の折、会津のお店に立ち寄り、趣のあるたたずまいに驚きました。お土産に渡す時のために、美しい紙袋も数だけ下さり、友達にも喜ばれました。
船橋市 女性 61歳

◇初めて手にし、読みやすくしゃれた小冊子で気に入りました。
《駒形どぜう》年に二度ほど(土用の丑の日は必ず)行きます。飾らないホッとした気持ちになれ、家族で楽しんでいます。
豊島区 女性 62歳 主婦

◇W・フォレストさんの「山賊の指」のエッセイが愉快。外人さんらしいお名前なのに、どうして、食べ方の理解力があること! オクラを山賊の指などと。とらえるところはとてもユニーク。オクラを今夜の一品にしましょ。
《聖護院八ツ橋総本店》の「聖」は何と言っても美味しい。上品な頂き物としてとても嬉しい。夏は少し冷しておいて、そのまますぐに頂きます。
広島市 女性 80歳 主婦

カット:kubota tamami