本邦初登場、『鮑の煮貝包子』である。発売したのは、銘菓『桔梗信玄餅』で知られる山梨県を代表する老舗菓子屋《桔梗屋》。甲州名産の高級食材である鮑の煮貝を、手頃な価格で味わうことができる。一月末から販売を開始、以来大好評を博している。具には、鮑の煮貝のスライス、椎茸、ほたて貝柱、筍などをたっぷりと使い、和風の味付けに仕上げている。蒸かし立ての包子は直径約10センチ、約130グラムとボリューム満点。同社の外食店舗「水琴茶堂」一宮店、都留店、「米廼舎」甲府駅前店、大月店、「手づくり食房」河口湖店の県内五店で販売する他、クール便による全国発送も承る。また近々、直径約6センチの小包子も発売の予定。

駿河の海で獲れた鮑を加工し、馬の背に乗せて運ぶ間に味がしみ込み、甲府に着く頃に最高の美味に仕上がっていたことから、甲府の名産品になったと言われる鮑の煮貝。同社中丸社長自らが、郷土の特産を使った名物をと、永年の構想の下完成させた逸品である。

■写真提供:《桔梗屋》
山梨県笛吹市坪井1928
TEL.0553-47-3700(代)