カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2006.10)



◇「あじ・くらしのさいじき」は昔を思い起こさせ懐かしく、またいろいろ教えられました。他にも多種多様の読み物があり、楽しんで読ませて頂きました。
和歌山・田辺の近くに先祖のお墓があり、墓参の帰りには必ず《銀ちろ》さんで昼食を頂いています。新鮮な魚、海草などがとっても美味しく、お店の方の対応もあたたかく、何かホッとします。
堺市 女性 76歳

◇犬養智子さんのエッセイが特に印象深いものでした。白い長四角のお皿に白いレンゲを載せたデザートを頂いたとのこと、家で人が集まるときに人数分のレンゲを用意しちょっとしたオードブルを出すのもいいと思い参考になりました。
《廣榮堂本店》の吉備団子は子供の頃からの大好物です。最近は五味太郎さんのイラストがついた小振りのパッケージがあり、とてもかわいいので友達へのお土産に利用しています。シンプルで飽きの来ない美味しさで大好きです。
八尾市 女性 会社員

◇すべての読み物が参考になり、良かったのですが、中でも檀太郎さんの「夏・そうめん」が興味を引きました。私も無類のそうめん好きですが、手間を考えついつい市販のめんつゆを使ってしまいます。今後は自分なりのつゆを完成させたいですね。
岡山市内に墓があり、毎年帰省しています。そこで必ず立ち寄るのが《大手饅頭伊部屋》さんです。今回初めて「味の味」を手にしました。大手まんぢゅうはここでしか手に入らない味です。甘すぎず、日本茶にはとても良く合い、クセになる味です。感心するのは釣り銭が必ず新札や新硬貨であることです。小さなことかもしれませんが受け取る側は感動しますよ。
大阪市 女性 41歳 主婦

◇大宮に村がある? 興味本位で行きましたが、びっくり。おしゃれなお店が何軒も。《アルピーノ》でお昼を頂きました。厳選された食材、おしゃれな盛りつけ、たいへん満足。村にはギャラリーもあり、才田先生の繊細なピールアート展も開催されていて有意義な半日を過ごせました。
練馬区 女性 57歳 主婦

◇「ちょっと気にしてみて」を読んで、今の世の中健康食ブームですが、料理が自分の細胞を作ってくれているのだと思うと料理に対して感謝の気持も出て、自然にバランス良い食事を選ぶようになり、食事の時間も大事な人生の一部だという気持になりますね。
私は北海道に住んでいる関係上、本州方面よりも涼しく、夏でも温かい料理が食べたくなります。そうなると目にとまるのが《和田金》さんのすき焼き。和牛、松阪牛イコール《和田金》さんのすき焼きが食べたくなるのは私だけでしょうか。とろける食感、汗をかきながら食べたいものです。
北海道・美瑛町 男性 48歳

◇先日家族で白桃の直売所へ行きました。品は最高だが当りにより変色したものがジュース・ジャム用に格安で売っていたため、早速六月号の夏みかんジャムを参考に桃ジャムを作りました。採れたものをその日のうちに作り上げる(手づくりで)幸せを感じました。岡山の有名な桃は清水白桃です。
実家が京都岡崎ということもあり、《聖護院八ツ橋総本店》は昔より利用しています。看板商品は八ツ橋ですが、特に私は生八ツ橋が大好きで里帰りしては購入しています。他には八ツ橋のくずを買ったりと、昔と何一つ変らない味に時には懐かしい思い出が甦ります。
岡山市 女性 62歳

◇表紙の《アルピーノ》のお料理の写真が涼やかなこと! 表紙を眺めているだけでも幸せなひとときです。目で観て身体全体に活力を与えてくれます。
八月中旬二日間の夏休みを頂いて渥美半島《和味の宿 角上楼》さんへ一泊の旅をして参りました。昨年のリニューアル後は初めての宿泊でしたが、四回目の投宿となりました。相変わらずの行き届いたサービスで身体も心も癒され、宿猫タン君にもにも会え、リフレッシュ出来ました。
名古屋市 女性 57歳 看護師

◇「本物を食べたい」というのはわかるような気がします。安いチケットが付いた雑誌に載っているようなお店は舌が肥えている奥様方は行かないそうです。本物の食材を使ったお店はやはりいいですね。
お盆に《三友堂》の「木守」を買いに行きました。帰省されている方が沢山買われるからでしょうか、いつもより沢山の店員さんがいらっしゃいました。お客様をお待たせしないこの心配りがいいなぁと思いました。
香川・綾川町 女性 38歳 会社員

◇八月号・食べもの世界紀行の「カプレーゼ」を一足早い夏休みのイタリア旅行の折、カプリ島で目にしました。お隣のテーブルに運ばれてきた赤白緑の鮮やかな色の一品はとてもおいしそうでした。その土地の特産や料理を知っていると旅の楽しみも倍増するのにと、とても残念に思っています。
《香味屋》以前より一度行ってみたいと思っていたので息子と私の誕生会と七月号の表紙の写真が決め手となり、根岸の本店に足を運びました。建物に入ると周辺の風情とは別世界。昔ながらの洋食店で落ち着いた雰囲気でした。
家族四人各々が前菜・スープ・主菜・デザートなど好みで注文することにしました。初めに前菜盛り合わせの手の込んだ料理の美しい一皿に感嘆し、サーモンのフレッシュさに感激しました。また、各々ミンチカツのソース、カニクリームコロッケのマヨネーズソースやビーフシチュー、グラタン等ソースの味の良さが気に入りました。デザートの手づくりアイスクリームはバニラが効いていて、ポットティーのサービスも嬉しかったです。帰り際、受付に置いてあった「味の味」を見て訪ねたことを伝えると、前日までの「あさがお市」の名残りか、あさがおの鉢を下さいました。家族揃って心のこもったお料理とサービスでとても幸せでした。ありがとうございました。
相模原市 女性



◇表紙をめくると金子みすゞこころのうた「あさがほ」青いあさがほ…白いあさがほ…はいさようなら…読んでいるうちにすっと涼しくなり、あさがおの咲く夏、素晴しいと思えました。今年も我が家の庭には夕顔、朝顔がいっぱい花をつけました。
「よう来たなあ」、実家に帰るとおじいちゃんが抹茶をたててくれます。そして手づくりの黒っぽいお皿に「柴舟」を一枚また一枚と載せてくれます。にこにこしながら…そんなおじいちゃん大好き。「柴舟」が大好きな私達兄弟姉妹です。ピリッとした生姜味が、たるんでいる私達をシャキッとしてくれ、そして私達の心をあたたかく引き締めてくれるようです。舟の興のある姿かたちがまたまた素朴で気にいっています。
伊勢市 女性 38歳 会社員

◇八月二十八日は妻のバースデー。八月中は掲載されているところを色々食べ歩きしました。毎月楽しく本を拝見しています。
《いば昇》のうなぎは祖父、母の代、戦後よりの大ファンで、今でも妻と週に一度は出かけています。味は一番で他店のうなぎは食べられません。肉は《和田金》が一番。
名古屋 男性 79歳 不動産業

◇「味な椅子」、我が家のリビングの椅子は、アグラがかける低めの和椅子で、座ぶとん(麻風ゴザ)を敷いて、二つ合わせると(畳のように)横に眠れます。来客はみなさん椅子をほめてくれ帰ります。日本人なんでしょうね!
今年のお盆は東北の四大祭りを観に、定年の主人の運転で道の駅を楽しみながら、学生時代の友を二十年ぶりに訪ねました。友は保育園の園長。お土産は《豊島屋》の「鳩サブレー」、子供達が鳩サブレーを喜んでくれた。「青森ねぶた」も楽しみ、暑い暑い夏の思い出の一頁になりました。
逗子市 女性 56歳 主婦

◇表紙の写真の美しさにまず惹かれました。歳時記もエッセイも充実した内容で楽しく拝読しました。
《田丸弥》さんに別荘があることを初めて知りました。大学時代を過した京都のお店が載っているだけで無く、地元の高松のお店も載っていて嬉しく思います。載っているお店で知っているお店はどこも素晴しいお店ばかりです。
高松市 女性 32歳 会社員

◇大版でとても読みやすく、七月号の表紙は根岸の《香味屋》さんの洋食弁当が取り上げられており、とても鮮烈な印象でひきつけられました。食の楽しみを奮い立たせてくれるようで素晴しいです。
《香味屋》さんへは小雨の降る夜ラストオーダーギリギリに電話で問い合わせ、主人と道に迷いながら何とか到着しました。遅くに伺ったので店内は貸しきり。しかしお店の方は心地よく迎えて下さりホッとしました。主人はハヤシライス、私はメンチカツを注文し美味しく頂きました。雨の日に訪れたことは一生の思い出になることと思います。レジの横に「味の味」が置かれており、お店の方が「うちのお弁当なんですよ、これ」とおっしゃられたのが印象的でした。またぜひ訪れたい名店でした。
伊豆の国市 女性 30歳 主婦

◇時は今、NHKで「人生はフルコース」というドラマを放送しています。村上信夫シェフの生き方に心動かされつつも、私の好みはシンプルな日本料理、自作の旬の物を使ったおかずです。羽根田知也さん程味はわかりませんが、食材の味を楽しみながらシンプルに作り、食べ、暮らしています。
「本くず」が欲しくて、奈良公園にあるお店に行って、「味の味」を手にしました。「前にどこかで見たような…」と思いつつ、家で読むうちに「みむろ」の《白玉屋榮壽》の記事を見つけ「あっこの店で」と思い出しました。奈良で育った私にとって「みむろ=白玉屋の最中」。奈良で下宿を始めた娘に「みむろ」買って来てと言うと「何それ?」と言われ「みむろはみむろよ」とぶ然として答えたのを思い出します。今は奈良三条通りのお店から、娘が帰省の折にいつも持ち帰ってくれます。先日はカリフォルニアにいる長男にも送りました。
川西市 女性

◇今回は祇園祭に出掛けました。雨の三日間カッパを着ての山鉾巡行もなかなか良いものでした。三日目はバスで《田丸弥》さんに。私の知人に「白川路」が大好物の方がいて京都に来ると必ずお土産に差し上げるのですが、今回もとても喜んで頂けました。我が家にも白川路を求めましたが、北海道にはない味との感想でした。
《田丸弥》さんで「味の味」を頂いて開いた時、あっいつかの表紙に載っていた「大手まんぢゅう」と同じと思い、家で探してみたところ、ありました。〇二年十二月号の表紙でカラーなのです。とても美味しそうなので記憶にあったのだと思います。銘菓老舗で地図が詳しく紹介されていましたので、ぜひ岡山で求めたいと思っています。ありがとうございました。
恵庭市 女性 65歳

◇七月号食べてハッピーあなたのランチは? ランチの苦心ライフスタイルなど身近に伝わって大変感動しました。檀太郎の食べたい食べたいの記事もチーズの心情が面白く、チーズ一家になるのかな?素晴しい記事を楽しみました。
京料理《筍亭》の旬の味覚が素晴しい。また従業員のおもてなしも行き届き、きめこまやかな接待に感動し、雨降り後の緑の静寂な自然の美しさ。特に竹林の庭園、遊歩道を楽しみました。旬の味覚、昼のおもてなし心にすっかり感動した一日でした。
尾張旭市 男性 55歳 会社員