カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2006.11)



《旅亭 萬葉》の表紙の松茸土瓶蒸しが見事です。これで加賀の酒「菊姫」を楽しみたい思いです。長月の「あじ・くらしのさいじき」も楽しみました。季節感の豊富な冊子です。
今回は越中八尾「風の盆」の帰りに木之本の《想古亭源内》さんに寄りました。美味しい料理で旨い酒をたっぷりと頂きました。前回は冬場でしたので鴨料理。今回は近江牛(湖魚もたくさんありました)を味わいました。良い宿です。お風呂も五右衛門風呂で印象に残り、宿の方々も親切でお土産のおにぎりは絶品でした。次回は孫を連れて行くつもりです。
横浜市 男性 65歳 会社役員

◇すみずみまで読みました。《神田きくかわ》は家族中で好評。「うなぎはきくかわ」というほどです。全国名店だよりのお店は一軒一軒行ってみたいと話しております。
世田谷区 女性 70歳

◇「いのちは海から」を読みとても感動しました。私は農家で生まれ育ち、六人兄弟姉で小さい頃はよく稲刈り、いちごの出荷を手伝ったあの頃を思い出しました。
《柴舟小出》、家族皆大好きです。とくに「柴舟」はちょっぴり生姜が利いて口に含むとピリッとくる、そういうところに家族皆おいしいねぇ〜また注文しといて! ついつい一枚二枚と食べる私です。電話で注文するとすぐ持って来て頂けるので助かります。とても親切な対応で気軽にお願い出来ます。
金沢市 女性 55歳 主婦

◇秋らしくなってきた今日この頃「あじ・くらしのさいじき」を読み、「あー食欲の秋の時期なんだなぁ」と大変心が踊り、これから出回る食材が楽しみになりました。先日は秋刀魚を食べ大変嬉しく幸せな気持になりました。「店主敬白」では料理人は舌の他に眼、耳、鼻、指で味を覚えると読み驚きました。
先日、七年ぶりに横浜に住む九十歳になった姉に会いに出掛けました。昔よく姉より送ってもらった《豊島屋》の鳩サブレーを購入し、何一つ変わらない味を口にしては昔懐かしい思い出を思い出しました。京都にもサブレーを扱うお店は何軒かありますが、やはり鳩の形のサブレーは一味違う感じがしました。これから先もいつまでもこの商品は残してほしいと思いました。
京都市 女性 86歳

◇本の大きさもページ数も、バッグに入れてチョッとした空き時間に開くにはちょうど良い本です。知っていても行ったことのないお店があったので、是非行ってみようと思います!
《若喜旅館》に九月三日に泊まりました。夏休みが終ったあとで館内は静かでした。新しい部屋だったのでヒノキの風呂付きで香りが良く、のんびりゆったりとした日々を過ごしました。「味の味」に載っている美味処・お宿に行ってみようと思いました。
さいたま市 女性 55歳 会社員

◇江上栄子先生の献立にあった「豆乳羹」がとても食べてみたくなったので、ぜひ妻に作ってもらおうと思っています。
函館の《千秋庵総本家》で「小萩まんじゅう」を購入して、妻と二人で頂きました。病後の妻でもとても食べやすく、さすがの「老舗のわざ」に感心しました。
北海道・江差町 男性 43歳 公務員

◇「味の味」のことはいつも利用している《大手饅頭伊部屋》にて知っていました。今回頂いて帰りに読ませて頂いて大変感激しました。五十頁の小誌によくも大量の情報が入ってると感激しました。
先般京都に遊びに行き、帰途《聖護院八ツ橋総本店》に立ち寄り粒あん入り生八ツ橋をお土産に買って帰り、皆様に大変喜ばれました。やはり京都の土産は色々あるが人気と味は八ツ橋だと思いました。
岡山市 男性 76歳 会社役員

◇全国の名店がずらっと並んでおりまして、色々なお店に行ってお食事をしたいと思いました。
《グリル満天星》にてお食事をさせて頂きました。店の雰囲気も素敵でお料理のお味も美味しく、お店の方の接待も大変良かったです。
港区 女性 65歳 主婦

◇江上栄子先生の献立はどれも作ってみたくなる品々です。
いつかいつか行ってみたい、石川辰口温泉《旅亭 萬葉》。子育てが終ったら主人と二人で…。
小布施栗菓子《竹風堂》、お店の方、どなたにも気持良い接客サービスで感心しました。栗おこわはもちろん、付け合わせのむかご煮、山菜煮など素朴な味付けで、栗おこわの美味しさをさりげなく引き立ててくれました。「むかご」は子供が「おいしいおいしい」と、私や主人の分まで食べていました。デザートに栗あんみつも頂きましたが、他の店では食べられない美味しい栗あんでした。
上田市 女性 41歳 会社員

◇美味しいお店、そして宿・ホテル、美味しいお店では何軒か行ったお店もありました。また寿司の話、にがりの話、とても勉強になり、楽しく読みました。
過日は丸ビルで行なわれたファッションショーを見せて頂いた帰り、娘夫婦と孫に丸ビル六階の《魚新》さんに連れていってもらいました。久しぶりの丸ビルとても嬉しかったです。そしてコース料理をご馳走になりました。お料理もとても美味しく、器がとても素敵でまた可愛いのがとても良かったと思います。また是非行きたいと思っております。
稲城市 女性 80歳

◇犬養さんの「食べてハッピー」の食の躾に関するコラムが面白かった。アスパラのチーズを使ったレシピは美味しそうで作ってみたくなった。
《駒形どぜう》で初めてどじょうを頂いた。思っていたほどクセもなく柔らかくて美味しかった。どぜう鍋と柳川鍋の違いも親切に教えてくれて、気持良く食事を楽しめた。どぜう汁のお味噌が京都の白味噌のように甘くて美味しく、驚いた。
宝塚市 女性 40歳 主婦

◇「鶏肉とぶどうのアルザス風白ワイン煮込み」を作って食べてみました。とても上品な味わいで美味しかったです。これからも素敵な料理をお願いします。
近くの《桔梗屋》へ行きました。紹介されていた「桔梗信玄餅」を買いました。山梨では有名だそうですね。きなこと黒みつという、私にとっては斬新な発想で、美味しかったです。前回行った時においてあった「ブッセ」がなかったのが残念でした。It's very delicious!
都留市 女性 22歳 学生


◇冷暖房の整った中で暮らして、世界中から輸入されてくる農水産物が売られているのを見ると、季節の移り変わりについ無関心になってしまいます。「味の味」の「あじ・くらしのさいじき」そして美しい表紙に秋の訪れを感じ、身体も心もなんだかとてもホッとしました。上質でとても良い本ですね。
銀座の《煉瓦亭》さん、銀座へ買物や観劇で訪れた折、あれこれ迷うのですが、やはり《煉瓦亭》さんでということが多いです。娘たちにその話をしますと、娘も「だんだんそうなってくる。最近は特に」と申しておりました。名店も客側もそうやって続いて行くのでしょうね。老舗とはそういうものだと思います。
町田市 女性 79歳 主婦

◇「味の味」を《いば昇》さんで頂きました。味については人それぞれ好みの違いがあり難しく思えるのですが、手にした本を開いて、何よりも嬉しかったのは、「全国名店だより」にいつも贔屓にしているお店たちが載っていることでした。知らなかったお店も是非試してみたく思えてきました。
ひつまぶし 錦通りの 夏暮れる
なんといっても《いば昇》さんのうなぎは一番です。先ずその味、器、店のたたずまい(四季で風情が変わる)、小気味よい仲居さんたちの動きを見ながら、立ち待ちの後、期待通りの味を頂いて白いのれんを後にする満足は、食を愛する心を充分に満たしてくれて、《いば昇》礼讃の気持は家族中いつも変わることはありません。
名古屋でさらに《すし萬》さんが私どもを呼びます。定番の焼きあなご、その他季節物を合わせた古くからの伝統の味は、固く包んだ竹の皮を開いた時からもう私達を喜ばせてくれます。寄りやすい松坂屋名古屋店の鮨職人、売場の方々のにこやかな応対も嬉しいことの一つです。
さらに四国銘菓の《冨士屋》さん、毎年小男鹿、山路、和三盆が四国にゆかりのある友人から送られてきます。木枯らしが足元から冬を告げる頃、届いた極上の淡い甘味は友の思いも重なり、年々慌ただしい歳末を迎える私には、ひととき癒しの嬉しい逸品です。
浜松市 女性 60歳 主婦

◇九月号の「さいじき」に載っていた「障子貼る」を大変懐かしく読ませて頂きました。昔のわが実家は全て和室で一間の廊下が南側についていて、障子は雪見障子になっていました。初秋から一部屋ずつ障子の貼り替えを母親がしていたことを思い出します。また、障子の小さな穴には桜の花形に切った障子紙を貼り、霧吹きをして紙をピーンと伸ばしたりもしていました。今の家はどこでもジュータンかフローリング。和室は一部屋だけの家が多くなりました。もちろん今の我が家もそうですが…。
函館市 男性 65歳

◇高レベルな食文化について色々な角度から記載されていて、とても興味深く拝見させて頂きました。「全国名店だより」は親しみ深く、かつ一流のお店ばかりで、とても参考になりました。
友人の紹介で、東銀座にある《ボンナ・カストラ》にて有名なチーズフォンデュディナーを頂きました。どの品もまろやかでとろけるような舌ざわりでとても美味しく、久しぶりにプロの味を落ち着いた雰囲気の中で充分に味わい、私のお気に入りのお店に早速加えさせて頂きました。
小松市 女性 33歳 主婦

◇「くらしのさいじき」を読んで知っていそうで知らないことばっかりで「ふ〜ん!」と感心しながら読ませていただきました。表紙の《旅亭 萬葉》の松茸! 久しく松茸なんて食べていないなあー!
《廣榮堂本店》(藤原店)は我が家から近いので進物、家庭用とよく買いに行きます。店員さんの接客もよく、吉備団子は包装の絵柄も可愛いのでお友達の子供も大好きだとか! 時々送ってあげています。
藤原は今新しくお店の新築工事をしています。新しいお店は茶店もあり、おまんじゅうが食べられるようになるそうです。新しくお店がオープンしたらお友達とお茶を飲みに行くのが楽しみです。
岡山市 女性 53歳 主婦

◇「ザワークラウト」大好きで一度作ってみたいと思っていました。レシピが載っていたので作ってみたら大好評。「いのちは海から」子供を大切に、厳しく育てることの大切さをひしひし感じています。
姉の行きたかった旅館《角上楼》に泊まりに行きました。ガンで逝った姉に最後に関わった人たちと百か日の前に。裸足で廊下を渡り、こぎれいな器に盛られた季節のお料理を頂き、露天風呂にゆったりとつかり、夜中まで大宴会。サービスについた小さいおにぎりが嬉しかったです。
岡崎市 女性 48歳 会社員

◇「あじ・くらしのさいじき」を大変興味深く読ませて頂きました。日常何の気なしに、耳、目にしているものもそれぞれに意味があり、勉強になりました。
京都の《三光堂》のクッキーは進物にとても喜ばれています。上品で店の雰囲気もとても良いです。大手デパート等には一切出店されてない点も好感度大です。
京都市 女性 67歳 主婦

《旅亭 萬葉》表紙の写真から美味しそうな香りが漂いそうです。
郷里に墓参りに帰った時、懐かしい店に立ち寄りみやげ品を買いました。電車の中で「味の味」を見てびっくり。立ち寄った店二軒とも銘菓老舗にのっていました。《三友堂》と《宗家くつわ堂》、店のご主人とも久しぶりにお会い出来話が出来ました。車中のゆっくりした時間を愉しく読ませて頂きました。有難うございました。
福岡市 女性 66歳