味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2006.2)


カット:kubota tamami


◇奈良に住んでいて《白玉屋榮壽》の「みむろ」が載っているのは何より嬉しいことです。この最中は子供の頃より折にふれお土産にしたり、また頂いたりして口にしてきましたが、いつまでも味が変わらず、上品な甘さは差し上げたどなたからも喜んで頂いております。
毎年秋になると紅葉を求めて京都に行きます。今回はたまたま訪れた妙覚寺で温かいお茶と一緒に出して頂いたのが《田丸弥》の「白川路」でした。お坊様の「あるがままに…」というお話と、このおせんべいのごま味が重なり、お友達と思わず「おいし〜い」と声を出してしまいました。早速お店を聞き、帰り道にはお土産やら、自分のためやら色々と買い求めました。次回もお店に寄りたいと思っております。
奈良市 女性 65歳 会社員

◇食事をまかされる主婦として「献立」はとても興味を引かれました。作り方がわかりやすく書いてあるので、ぜひ作ってみようと思います。名店の紹介も読んでいてとてもワクワクしました。いつか時間ができたら夫婦で訪ねてみたいです。
《三幸農園》の梅干の大ファンで、ある雑誌でお店の事を知り、それ以来こちらのお店での購入だけになっています。ふっくらとしていて、添加物も一切入っていないので梅干だけでご飯が美味しく、いつも食べすぎてしまいます。
栃木・藤岡町 女性 37歳 主婦

◇全国各地のお店が載っていて驚きました。名古屋のお店を探してしまいました。
《小梨の湯 笹屋》さんヘは夏に他の温泉と続けて泊まりましたが、一番食事が美味しかったです。そこで、夫の六十歳の祝で娘夫婦、息子と母の六人で行く温泉地の第一候補となりました。三年ほど前より夫と母の三人で日本秘湯を守る会の温泉に行くことを楽しみにしているので、《笹屋》さんは条件にぴったりです。ドイツに住んでいる娘夫婦も、味にはうるさい息子も料理に大満足でした。また、六十歳の祝と電話で話をしたら、おかみさんのお花のプレゼントまであり、喜んでいます。
名古屋市 女性 54歳 公務員

◇様々な国の料理やお店を紹介していて非常に面白いと思った。
《天ぷら魚新》の天ぷらの揚げかたが上手いなと思った。また、《香味屋》のハンバーグの味もなかなか出せるものではないと思った。
台東区 男性 46歳 会社員

◇「全ての人によい塩を」 私もサプリメントは行き過ぎだと感じてます。沖縄の塩はいいですよね、私も大好きです。研究の成功をお祈りしています。
《廣榮堂本店》さんの岡山駅地下のお店は、購入するときびだんごのおまけ≠くださるので、つい足がよってしまいます。いつもありがとうございます。
香川・綾南町 女性 66歳 主婦

◇初めて読みました。全国広範囲に渡るお店が出ており、行ったことのあるお店、また紹介記事の中から目にとまったお店にマーカーを引きました。
私のお気に入りは《香味屋》のメンチ。読者サロンに「レバーソテーが絶品」とあり、次回行くのが楽しみになりました。
横浜市 女性 54歳 会社員

◇旅行に行く前に「全国名店だより」を見て、行く先でお土産を買う楽しみが増えました。
お土産で買った《宗家くつわ堂》の「瓦せんべい」にハマり、今では大阪駅のみやげ店、または発送もしてもらっている。今回初めて「味の味」が入っていたので、何か美味しいものを見つけて一度食べてみたいと思っています。
お土産で《柴舟小出》の「柴舟」を頂きました。生姜の風味がピリッと効いて、初めは一口食べるとピリピリきて、しばらくするとくせになり、またもう一枚と食べてしまう。次は《粟國の塩》を使って料理を作ってみたいと思います。
大阪市 女性 62歳 主婦

◇お菓子好きで、お店は結構知っていますが、《三光堂》は初めてです。取り寄せたいです。それから、かぶは漬物やサラダににするくらいだったので、グラタンのレシピはよかったです。
《桔梗屋》さんの信玄餅は小さい頃からの大好物です。近くのデパートや高速のパーキングでよく買いますが、今回はお店で「吟造り」を初めて知りました。こちらのお店は入ってすぐ梅こぶ茶とお菓子が出されたり、試食が沢山できるので、お得感たっぷりでうれしいです。
青梅市 女性 36歳


◇どの案内も、エッセイも目が離せないというワクワクした気持ちで、すみからすみまで読みました。特に「さいじき」、自分が日本人だと再認識して読みました。心のひだを増やすことに役立てます。
一度は頂いてみたいと思っていた《香味屋》の洋食。娘と行った「二の酉」の帰りに寄せてもらった。丁寧な応対で美味しいシチューにカキフライ、ゆっくりと下町ながらの上品な店のムードに包まれて楽しみました。「全国名店だより」を案内にしてあちらこちら行ってみたいと思っています。
千代田区 女性 60歳 主婦

◇初めて拝見しました。贅沢な冊子でタイトル通り美味しいもの満載と言う印象です。小さいながら楽しめ、手もとに取っておきたい冊子ですね。
店構えに引かれ、《イタリー亭》でお昼を頂きました。ギャルソン(?)の方の的確な給仕で、短いお昼時間を優雅に過ごすことができました。また行ってみたいと思います。
川口市 女性 主婦

◇初めて小誌を拝見しました。エッセイの中で、小渡幸信さんの「いのちは海から」「味な塩をつくる」を読んでいるうちに、粟国島の自然の美しさ… 行ってみたいです。
幼い頃、母が鎌倉に行き、帰りに必ず《豊島屋》の鳩サブレーを買ってきてくれました。母が鎌倉に何しに行っていたのか、今でもわかりませんが、なんて美味しいお菓子だろうと、母がくれたほんのり甘いサブレーの味が懐かしく、美しい母への心の思い出です。
白山市 女性 61歳 主婦

◇復刻版「好味抄」2は大変懐かしく、面白く読ませて頂きました。戦後何もない時代に食した味は、天国にも昇る心地でした。やはり、人間は少々ハングリーな生活が幸せかも?
町の文化とか品格は、老舗の数がどのくらいあるか、ということだと思います。その点、私は浅草が好きです。《駒形どぜう》に行くと、タイムスリップしたような感じで、美味しくいただける喜びがあります。全国の老舗やさんガンバレ!
豊島区 男性 67歳 会社役員

◇興味深い情報とともに文学的な文章の数々、楽しく拝読しました。
札幌《杉ノ目》でお食事をしましたが、心のこもった料理と、接待してくださるお店の方々の気持ちの良い姿勢に、安らぎを覚えました。
川越市 女性 60歳 寮の賄い

◇「飲み食いチョッといい話」でご紹介があった「小鍋だて」。池波正太郎さんの「剣客商売」の愛読者としては、この境地に浸りたく、チャレンジしました。豚肉と白菜と深谷ネギの三種類の小鍋だては冬にはぴったりのメニューです。次号は何かと今から楽しみです。
十二月号の読者サロンでお二人からのメッセージにあった《大手饅頭伊部屋》さんの「大手まんぢゅう」を食してみました。ほのかな甘さが口の中に広がり、天保からの歴史とともに味わいました。地元のデパートで物産展があり《廣榮堂本店》の「むらすずめ」も求めてみました。さすが、茶道の盛んな岡山ならではの銘菓ですね。岡山に行った時には、今度は「きび団子」を購入するつもりです。
もう一つ、《竹風堂》の「栗おこわ」は、冷めても美味しい味わいが楽しめます。「栗かのこ」もおすすめですが、「おこわ」がまだの方はぜひお試し下さい。きっとファンになってしまいますよ!
さいたま市 女性 50歳 公務員

◇有名人のエッセイ、楽しく読みました。十二月十六日、石川辰口温泉《旅亭 萬葉》に宿泊。静寂の別荘という感じ。設備、料理、器、もてなし、気くばりに感心しました。年配の宿というのか、心休まる宿でした。ご飯もとても美味で、こだわりの米でした。
綾部市 男性 69歳

◇先日、岩室温泉《綿綿亭 綿屋》さんに女三人で出掛けました(日帰りプラン)。近くに紅葉の穴場を発見し、雨降りにもかかわらず、とてもうれしかったです。あとはたっぷり温泉につかり、美味しいお料理に舌つづみを打ち、一日を余すところなく満喫しました。二人の友人たちもとても喜んでくれ、いつもは苦手なお料理が今日は食べられると満足でした。
お料理、サービスとも申し分ありませんでした。いいひと時をありがとうございました。
《綿綿亭 綿屋》さんのお料理の姿勢を見ると、他のお店も全国の名店として名をつらねていらっしゃるので、よいお店に違いないですね。行ったことがなくても、本物を守る姿勢が伝わってきます。
新潟市 女性 52歳 団体職員

◇美味しいものに目がない私にとって「全国名店だより」はとても参考になります。次回、旅行に行く際は必ず目を通していこうと思っています!
今まで行ったことのあるお店の中で大好きなお店は《桔梗屋》です。山梨一宮のお店へは月に二、三回行き、甘く美味しいお菓子、和食器、水琴茶堂と一日いても楽しめます。私にはなくてはならない大好きなお店です!
静岡・小山町 女性 22歳 栄養士

◇「くらしのさいじき」を読み終えると十一月二十六日でした。残り一か月で今年も終るかと思うと何か気忙しく感じます。冬至、クリスマス、門松、嬉しくもあり、何か物悲しくもある初冬のひとときでした。
先日、友人より沖縄土産として《粟國の塩》をいただきました。まろやかな手触りで、早速あれこれの料理に使用しています。気持ちのせいか、身体に良いということ実感しています。
埼玉・白岡町 女性 55歳 主婦

《廣榮堂本店》の前を通りかかると、顔なじみの店の方が手で何やら合図しているので、何だろうと店に入りました。「味の味が来ています、どうぞ」と本を手渡されました。でも、今日はお菓子を買うつもりがなかったので、その旨伝えると、気にしないでどうぞお持ち下さいとのこと。感激、感激。こんな心づかいが好きでお土産のお菓子はいつもこのお店と決めています。
岡山市 女性 主婦

◇仕事柄、最近和歌山・熊野へ取材でよく出かける。その時は必ず田辺市の《銀ちろ》さんに立ち寄るようにしている。昔からだが、主人(会長)の対応、スタッフの態度などいつも変わらぬ接客に心が和む。いつも食すのは「さざなみ弁当」である。季節のお造り等とともに出る、ご飯の上にしらすを乗せた弁当は絶品である。同行者がある場合、必ずこれをすすめる。私の点数も必ずアップする。
熊野の撮影行には、白浜、勝浦の温泉と等しく、《銀ちろ》のさざなみ弁当は欠かせないものだ。
泉佐野市 男性 59歳 写真家