味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2006.6)


カット:kubota tamami


◇「酢噛坊」懐かしい言葉が出てきて嬉しくて拝見いたしました。今年はつくしを摘んでお菓子を作りました。お菓子に杉菜を添え、季節を楽しみました。「あじ・くらしのさいじき」、日本はいいですね「心のさいじき」につながります。
全国の名店のお菓子、今は電話で送っていただける時代。銘菓老舗楽しんで取り寄せております。
飯田市 女性 70歳 主婦

◇檀太郎さんの「日本の漬けもの」を読んで日本の文化を心より感じさせられました。北から南に長く伸びている日本の、その土地に合った風土と野菜をいかに美味しく作り上げていくかが、先人の知恵として各地に今も残っていることが本当にすばらしい。
先日お友達と都内のお花見に行き、「お腹がすいたわね」と久しぶりに銀座に出て《煉瓦亭》でポークカツと友達はハヤシライスを注文してとても美味しい幸せなひとときを過ごしました。さすが老舗の店内の落ち着きは、味をいっそう深めるような感じでした。また行きたいお店です。
豊島区 女性 70歳

◇「食楽アンソロジー」の中の北軽井沢と花豆にとても興味をそそられました。主人の実家が清里にあり、やはり花豆を毎年作っています。白い豆も混じり煮るのに時間がかかりますが、寒い場所の特産ですので知人におすそ分けをしてます。
先日韮崎のフジミモールの中にある《桔梗屋》を訪ねたところ、店はなくなっていました。その後近くに新たに店をオープンしていました。食事もできるように大きくなり、材料にもこだわった食事を扱っているので時間があったら食べにいきたいと思っています。
南アルプス市 女性 50歳 パート

◇とても素敵な冊子です。「あじのさいじき」は最高。賢くなってつい友人に話したりしています。
旅が好きな私たち夫婦にとってこの「味の味」はとても参考になる内容の冊子です。今回は金沢の《柴舟小出》さんで頂きました。柴舟を試食させてくれた素顔の店員さんのすばらしい笑顔にホッ! としたものです。
京都に住みながら知らない京都の名店やお宿を教えていただいて感謝!
京都市 男性 58歳 自営

◇とても季節感を感じる冊子です。飲み食いチョッといい話で「鯛の潮汁」のテーマの記事に四月〜五月にかけての鯛の美味しさをまた今年も楽しみにしています。
《大手饅頭伊部屋》さんの「大手まんぢゅう」は大阪では阪神百貨店においてありますが、いつ食べてもいや味のない素朴な飽きのこない味で、これこそ老舗の味だと思いつつ、いつも食べ過ぎてしまいます。
西宮市 女性 53歳 主婦

◇食べもの屋さんの地図が出ているのが良いです。銀座に出た時は必ず頂いて帰ります。そして友と「おいしい」お店に食べ、話しに出かけます。楽しみがあれこれ出来て嬉しいです。
《粟國の塩》ずっと使っています。どの塩より好きです。「生命の源」も少し前作っているところを見に行く事が叶いました。もっともっと好きになりました。
八潮市 女性 65歳

◇初めて手にした本ですが、私にとっては中身の濃い内容でした。もう一度機会があれば読んでみたいと思います。
住居が伊勢市内で、松阪までは車で約三十分位の近さですから度々《和田金》におうかがいします。当然の事ですがいつも美味しく頂いています。友人たちにもクール便にて送り、喜んでもらっています。また、お店の方には非常に洗練されたサービスを提供していただき、満足しています。
伊勢市 男性 65歳

◇表紙の写真が目につき、思わず手にとり「味の味」を知りました。小さい本なのに中味がなかなか充実していてゆっくり楽しく読ませていただきました。レシピや旅行好きな私には「全国名店だより」が大変参考になります。「楽味抄」は特に心に残りました。
大自然の中の《吉祥山宿》、お世話をしてくださる方々、温泉、フランス料理、星と空気が綺麗ですべて最高の宿でした。四月初め頃なのに雪が少し残り、フキノトウをいっぱい摘み、料理の仕方を教えていただき、帰ってからいろいろ作りました。
茨木市 女性 70歳

◇檀太郎さんの「日本の漬けもの」を読ませていただき、嬉しくなりました。御殿場の「水菜」(とうな、と読むそうです)。それはそれはおいしい漬け物です。手をかけて気持ちを入れてつけて下さるのを毎年頂ける幸せを感じております。大阪泉南の「水なす」もとてもとてもおいしい漬け物です。正しい日本食をぜひ取り戻しましょう。
先日《柴舟小出》の「柴舟」を頂き、とても美味しく頂きました。しょうがが後口して残り、何とも言えない特別な味でした。金沢に行った折にはぜひこのしょうがのピリッとしたお菓子を作っておられるところを訪ねたいと思っております。
生駒市 女性 66歳 主婦


◇「あじのさいじき」はとても興味深い言葉の説明でした。俳句は高校の国語以来ですが、こんな美味しそうな食べものも季語になるのだと新鮮に感じました。
犬養智子さんのエッセイのオリーブオイルを使って干物を作る手法は私も英国で暮らしていた時よくやっていました(ケパーを作りました)。日本でも試したいと思っています。
この雑誌を手に入れた札幌《杉ノ目》は、懐かしい味に引かれ、よく通っています。大変親切で行き届いたサービスもとても気に入っています。
《仁多米》は大変美味しいお米で、広島の実家に帰省した時の「ごちそう」の一つとして毎年楽しみにしているものです。
札幌市 女性 40歳 主婦

◇「あじのさいじき」知らなかった事がたくさん書いてあって勉強になりました。
《知味斎》に行ってきました。雰囲気が家庭的で味がおいしく、料金も手頃でとても良かったです。「全国名店だより」に載っている、他のお店にも行ってみようと思いました。
我孫子市 男性 42歳 公務員

◇いつも役立つ内容の豊富な冊子ありがとうございます。有名人の文章なども参考になります。
京都には伝統のある食べものが多いが、私が昭和四十年頃に訪ねた《田丸弥》さんの銘菓「白川路」を賞味してびっくり。ご主人の話では天皇家にも献上して愛されているという。この焼菓子は茶会で出されるが高血圧、肝臓の病気にも良薬で不老長寿にもなる。わが家はそれ以来四十数年間、この日本の味を毎年取り寄せて知人に贈ったりして喜ばれている。
三鷹市 男性 78歳

◇檀太郎氏の「日本の漬けもの」の文でびっくりしました。京都では昔から水菜の漬物はぎざぎざのない少ししっかりした葉(丸葉)の方を使い、葉がギザギザの方(切れ葉)は鍋やおひたし、特にからし和えにし、鍋は小さい頃(鯨がいっぱい食べられた頃)は切れ葉の水菜と鯨のコロとか水菜とカキ鍋とかに使いました。
中々あっちこっちへ旅する事もないですが、「全国名店だより」で楽しませて頂いております。
鯛の潮汁は大好きです。書いてあった通りに作りますが、間違いの無いようにと、きもに命じて読ませて頂きました。
京都市 女性 60歳

◇内容が濃くて驚きました。「くらしのさいじき」の言葉は勉強になります。
山梨のお土産にして頂くために《桔梗屋》さんの「信玄餅」を差し上げたり手土産として持って行ったりしています。自分で黒みつをかけて食べるのが楽しく喜んでいただけます(もちろん美味しいです)。工場で見学させて頂いた時に一つ一つ手で結んで包むことを知って手間をかけて作られていることに感心しました。
甲府市 女性 44歳 教員

◇「味の味」というネーミングもお洒落で楽しい本だと思います。知っている名店、名館、名菓もありますが、まだまだ知らないところもありこれからが楽しみです。
昨年九月、息子に誘われ国技館へ大相撲を観に行き、何十年ぶりかで《駒形どぜう》に食べに行きました。食べながら忘れかけた様々な懐かしい昔の事も思い出され、どぜうの味も昔と変わらず、素晴しく、涙が出るほど嬉しかった。待ち時間に撮ってもらった写真をわざわざ送って頂き、やはり老舗の真のサービスは大したものだと感動しました。
新潟市 男性 74歳

◇渋谷高弘さんの「昭和写真帖」、時代を感じます。アンコさんの写真など、今では考えられません。
私もパチンコのはじめは写真の頃からです。景品はコロッケは無かったですが、楽しめました。
遅い春ですが、G・W中には函館の桜も咲くでしょう。《千秋庵総本家》、今年も桜餅うぐいす餅、母の日特別の干菓子など季節を先取りしたお菓子が店頭に並び賑わっています。山親爺、どら焼も健在です。店員さんの応対も優しく気持ちが良いです。
函館市 男性 64歳 団体役員

◇「あじ・くらしのさいじき」は季節の食を感じさせられ、じっくりと読ませて頂きました。
紹介されている《竹風堂》の記事をみて、以前長野へ行った際よく《竹風堂》の栗菓子を購入していたことを思い出しました。特に「栗かのこ」は絶品です。今度名古屋から長野の方へ行く際には、是非できたての「栗強飯」を楽しみ味わいたいと思っています。
阪南市 女性 57歳 主婦

◇ウニをトーストに塗って食べるという意外な朝ご飯の記事は面白かったです。また、オリーブオイル&テフロンで魚を食べるのも簡単でいいですネ。
浅草《駒形どぜう》に食べに行ってきました。下足番に十八番の板を渡され、早速一階の席につく。ネギがどっさり入った板箱が出され、オドロキ。そして酒に浸かって柔らかくなったどぜう鍋を味わいました。オイシイのひとこと。ネギをいっぱい入れました。桜の咲く隅田川の川下りにまた来たいなと思いました。
板橋区 男性 47歳 会社員

◇県内外へのお土産はいつも《冨士屋》さんの「小男鹿」「山路」を持参します。見栄えも味もしっくりと上品です。不意の来客には阿波三盆糖で作った「紫雲山」を備えています。他に孫が一歳の時から五歳の今でもよく食べるせんべいがあります。
もう十四〜五年前になりますが、主人と琵琶湖巡りをした時に、《想古亭源内》さんの離れに泊まりました。華やかさはないけれど素材の味を生かした料理と、料理が運ばれて来る間合いの見事さに感心させられました。主人と「また行こうね」と話しています。
徳島市 女性 69歳 主婦

◇何よりもデスクからの里山復活の願望が素敵です。《會津葵》の五十嵐さんの挨拶、感銘を受けました。「商売はカアチャンにまかせ、トウチャンは里山を整えよう」は同感です。それにしても消費者(観光客)の目のなさも困ったものです。先々月二十九日、さいたま市北袋の《イルクオーレ》で食事をしました。ご馳走を出す間合いが絶妙で感心しました。店員の教育もよく行き届いていてとてもよい気分で食事が出来ました。
さいたま市 男性 72歳 学校嘱託