カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2006.9)



◇「あじ・くらしのさいじき」をはじめ、犬養さん、檀さんのエッセイ、興味深く読ませて頂きました。ちょうど今日のお昼、銀座の《築地玉寿司》さんで、友人と『昼食は妻がセレブで俺セルフ』の気分で昼食をすませたので、夫のお昼の「ざるそば」にドッキリでした!
生まれは四国の愛媛県で、十八歳までと大学卒業から結婚するまでの二年間育ちました。四国の銘菓《冨士屋》の「小男鹿」は阿波踊りを見にいった時に初めて買い、その後知人が折ある毎に送ってくれています。もっちりした生地に和三盆糖の甘さがなんとも言えず、茶道の盛んな四国の本物の味と思います。また《宗家くつわ堂》の「瓦せんべい」も他県を旅しても同じものに巡り会ったことがない、本物の本当の地方の味です。
世田谷区 女性 53歳 主婦

《香味屋》の「スペシャル洋食弁当」、《神田きくかわ》の「うな重」の写真を見て、思わず近くだったら食べに行きたいと思いました。「昭和写真帖」、ボンネットバスで埋まった京都大原の里を見て、懐かしく昔を思い出しました。
六月、父の日と主人の誕生日をかねて岡山湯原温泉《八景》に子供たちと行きました。ここのお湯はとてもなめらかで気持がよく、特に「空の湯」(露天風呂)は星が見え、ホタルが飛んでいて最高でした。野菜たっぷりの山里料理は温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、ご飯はカマドで炊き、料理に対する愛情が感じられ、夕食も朝食も本当に美味しかったです。帰りに地鶏のゆで卵とカキモチの焼いたのを頂き、これもとても美味しかったです。
茨木市 女性 70歳

◇檀太郎さんの「食べたい食べたい」を楽しく読ませてもらっています。「全国名店だより」は名に恥じない名店ぞろいで、店選びの参考にしています。東京でもう少し店を増やしてもらえたら……と思います。
六月はじめに家内と有楽町で映画を観て、ちょうど食事時間になったので、いつもの洋食屋にと思っていましたら、家内が「味の味」で見た《イタリー亭》に行ってみたいと言うので足を運びました。今春家内と南伊へ旅行をして楽しかったので「イタリア」を思い出したのでしょう。店員の応対と店の雰囲気がよく、また味も素晴しく一気にファンになり、早速嫁いでいる長女を呼び出して再訪し、楽しい時を過ごせました。
武蔵野市 男性 66歳

◇「味の味」を送って頂きありがとうございました。五十ページに名前を見つけ、これにもうれしくなりました。「差されなかった晩酌」、興味深く読みました。最近の事件は家族内で殺人をするようなびっくりすることが多いのですが、昔から愛憎は色々な形で存在していたわけで、なぜ今、悲惨な結果が多いのかと疑問に思っております。
「吉備団子事始め」も、日本の食糧事情と職人気質を書き留めて、いいエッセイと思いました。最近「食育」という言葉をよく聞くようになりましたが、「食べものを広い意味で大事にする」が復活するでしょうか。
「読者サロン」の中で《松翁軒》のカステラがほめてあり、長崎人としては嬉しいことでした。長崎人にとって、カステラは手土産で自分で買って食べるものではなく、頂き物として食べる、というものです。これも一種文化でしょうか。
長崎市 内野高明 44歳 自営業

◇「あなたのランチは?」楽しく読みました。川柳コンクールで投票し一位だったので特に興味大。
主人と二人、海野宿、松代城、池田満寿夫美術館、東山魁夷館、岩松院と、大好きな小布施を歩いて温泉に入り、栗おこわを何度も美味しいと食しています。帰宅の夕食も栗おこわをと思いつつ。《竹風堂》ありがとう!
相模原市 女性 64歳 主婦

◇全国の名店が詳しく書かれていてとてもよかったです。母は美味しいものが大好きでお茶をいれ、よく二人で話をしながら食べました。できれば元気なうちに銀座で東京の美味しいものを食べ、お菓子をたくさん買いたかったです。
呉服商をしていた祖母、母の頃のことです。田舎のお店で衣料品から寝具呉服と色々置いていました。京都へ仕入れに行くと、昔は中庭のあるお家が呉服問屋でした。夏休みについていくと麦茶と《田丸弥》の「白川路」を出して頂きました。祖母と母が商売の話をしている間、私は中庭ごしにピアノの練習をするお嬢さんの曲を聞きながら食べていたと思います。帰りにお家でと紙箱を持たせてくれました。三十六年前の事です。
宇陀市 女性 46歳 主婦

◇「あじ・くらしのさいじき」からは学ぶことが多いです。短く分かりやすい解説から豊富な知識がつまっていていつもミニ学習辞典として役立っています。
小学校の同級会で山梨県へ行ってきました。その折に本誌で紹介されている《桔梗屋》の「桔梗信玄餅」をお土産に買い、早速夫と賞味しました。きな粉に黒蜜をかけると、甘味が口中にひろがっていきました。きな粉を食べたのも久しぶりでした。その土地の銘菓を賞味できるのが旅行の楽しみの一つでもあります。
金沢市 女性 65歳

◇鰻の季節ならではの巻末の広告が素晴しいです。《神田きくかわ》《いば昇》とも数回足を運んでおりますが、甲乙つけ難い味の良さですよね。七月号はやはり《香味屋》のお弁当でしょうか? ABC全て食したいと固い決意(笑)です。「味の味」は私にとってまさに元気の源ですよ。
数年前に新潟の《綿綿亭 綿屋》で偶然「味の味」を見つけて以来、TVで例えるなら笑っていいとものテレフォンショッキング的に掲載されているお店をまわっています。《綿綿亭 綿屋》にはその後も四、五回お邪魔しています。
今もっとも愛しているお店は《レッカービッセン》ですね。近所ということもあったのですが、すごく洗練された味で個人的には最高級評価です。今日もたまたまお中元でお願いに参りましたが、社長(?)さんもすごく丁寧な方でますます好きになりました。通販のレベルも上がっていますが、この味へはたぶん到達することが出来ない、手づくりの味です。
今度は《峩々温泉》をニューターゲットにします。引き続き楽しみにしています。
目黒区 男性 34歳 会社員

《いば昇》さんでお食事を頂き、「味の味」をどうぞということで全国の美味しいものを楽しく拝見しました。「信玄餅」「鳩サブレー」はお土産によく使います。
昔から《いば昇》さんは有名でサービス礼儀もとても気持良く、昼食は早めに行き、お食事させて頂きます。
名古屋市 女性 63歳 主婦

◇一流のたくさんのお店がありますね。順々に廻ってお食事できたらどんなに幸せになるでしょうね。
私は天丼が大好きで、あちらこちら食べ歩きするのですがどこも今一つでがっかりです。コレドの《魚新》さんを聞いて、娘、孫と三人で天丼を頂きました。これはとても絶品で、なんともいえない美味しさです。大満足致しました。はじめは孫も天丼は…… と言っていましたが、美味しかったと喜びました。今度は塩で頂きたいと張り切っています。また三人で行きたいと楽しみにしています。
港区 女性 77歳 主婦

◇久しぶりに拝読したがいつもながら味わい深い。「あなたのランチは?」のエッセイは特に興味深かった。ランチを楽しむ≠ヘもっとも重要なイベントである。
「名店この一品」、《大手饅頭伊部屋》の歴史を見てなるほどと思った。今度是非トライしてみたい。
横浜市 男性 64歳 会社役員



◇表紙の《香味屋》の「スペシャル洋食弁当」がとても美味しそうに見え、つい本誌に手がいってしまいました。中味を見ると懐かしい店が次々と。また、「北のチーズ」(私は北海道生まれ)のエッセイ、挿絵にもびっくりでした。
鎌倉《豊島屋》近いので時々足を運ばせて頂いております。「鳩サブレー」他は贈り物として喜ばれ愛用させて頂いています。
《柴舟小出》、生姜が上品さを出して大好きなお菓子。《聖護院八ツ橋総本店》の「聖」、京都の修学旅行のお土産として必ずお土産として頂きます。私は堅いのも好きです。
《駒形どぜう》、初めてはとバスのコースで行った時、ガイドさんが「まるごとの人」「柳川の人」と希望をとられた時、まるごとのイメージが浮かばず、まるごとのうなぎ(!?)に。どぜう鍋がきてホッとしました。忙しい中、サービスに温もりを感じた一時でした。
横浜市 女性 63歳 主婦

◇食べてハッピー「あなたのランチは?」犬養智子さんのエッセイ「昼食は妻がセレブで俺セルフ」この川柳大好き。最後のまとめ、男の「生活で自立」、妻の「弁当をおもちゃ」これもなるほど、世の男女に読ませたい。男も自分の事ができるように自立せよ。
《豊島屋》「鳩サブレー」、出張の時のお土産はいつもこれ。味、形、袋入り、職場で分けやすい。軽くて美味しくて、「ハト」が可愛いパッケージもよい。職場の皆がいつも心待ちにしている。
《杉ノ目》の食事、味、栄養のバランス見た目、全てよし。価格の割にはボリュームもある。
札幌市 女性 70歳

◇「くらしのさいじき」を楽しく読ませて頂きました。また献立のレシピも勉強になります。
《吉祥山宿》へ六月にお邪魔しました。夜は蛍見物に連れていって頂き、静かな静かな花背のひとときを過させて頂きました。食事も大満足。朝食など食べきれない位の種類で幸せでした。
京都市 女性 59歳 会社員

◇六月号檀太郎さんの「中国梅事情」を興味深く読みました。梅を大事に食べようと心から思います。犬養智子さんの「病院の食事」は共感しました。いつも感じたことに正直にスパッとのべられるので読むのが楽しみです。
「味の味」を知ってから出張の折時間があったら行く店をマークしておきます。食も大事で楽しみですから気がつけば冊子をお土産に家に持ち帰ります。
《宗家くつわ堂》の「瓦せんべい」が好きで、高松に出張の時は必ず買い求め、家族も楽しみにしています。堅いですがおいしい。店も丁寧で感じがよく、職場で配る小さな袋を、丁寧にいくつも包んでくれます。
《すし萬》もよく行きます。対応もよく美味しいし、手の届く値で安心です。
姫路市 女性 43歳 会社員

◇バスの中で手にするにちょうど良い冊子。旅が好きな私にとりとても楽しい内容、次の旅が楽しみになります。
《筍亭》では「かぐや姫御膳」を食べました。味、量ともに良かった。筍の湯豆腐がとても美味しかったです。女将さんの笑顔で料理の話が楽しかった。
岐阜市 女性 56歳 主婦

◇商品の紹介が楽しい。エッセイも楽しい。金沢に昨年行き《柴舟小出》で、親切な対応と豊富なお菓子に驚き、買い求めました。
《粟國の塩》は二年前より使い、やみつきになり、梅干しも今年はこの塩で漬けました。対応も親切丁寧でした。
津市 女性 49歳

◇六月号「日本の漬けもの」を読んでいたら、福岡の辛子菜の漬物のことが書いてあり、学生の頃まで福岡県で育った私には、大変懐かしく思い出しました。福岡県筑後地方の高菜漬も大変美味しかったです。一度食べてみてください。三池高菜という茎の部分が大きい高菜を使用しているとのこと。
《松翁軒》は店の雰囲気が大変良く、長崎へ行った折にはまた訪れてみたい店です。「チョコラーテ」は特に気に入った菓子です。
《聖護院八ツ橋総本店》、京都にはたくさんの生菓子や老舗の店がありますが、価格が手頃で京都らしいといえば生八ツ橋だと思います。つぶあんの入った「聖」も大変美味しかったです。
堺市 男性 45歳 会社員