カット:kubota tamami



味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2007.10)



◇季節感が感じられる(特に特集で)、しみじみ日本は季節があってよかったと思いました。食の安全が問われている現在、食に関するエッセイは特に強く引かれました。
長い間行っていませんが、《駒形どぜう》は丸のままの姿形がそのままで最初は戸惑いましたが、味がすこぶる素晴しく、ネギが味を引き立てており、店の佇まいも味わい深くいつまでも伝統を保って欲しいものです。近くまた行く予定です。
世田谷区 男性 61歳 会社員

◇「文人の食卓」をとても楽しく読ませていただきました。
今年退職し、職場に挨拶にと《田丸弥》様にお願いし、細々とした注文にも心よく応じて下さり本当に嬉しく思います。皆初めて食べた、とても美味しいとよろこばれ、わたしも大変よかったと《田丸弥》様にお礼申し上げます。
弘前市 女性 60歳 主婦

◇八月号の「渋谷高弘の昭和写真帖・タバコのみのはみがき」〈スモカ〉の説明と写真に目がとまりました。子供時代の歯磨きは「歯磨き粉」で、親父達の歯磨き粉がこれでしたネ。まず懐かしく思い、多分ハッカの香りだろう大人の匂いが記憶にあります。
この〈スモカ〉が現在も製造され、販売しているのをご存知ですか。五十年前の写真の中の広告製品は、今も続いています。〈スモカ〉の現社長ご夫妻を存じ上げ、今に続いている事を知りました。
広告関係の仕事をしていましたので、〈スモカ〉の広告は素晴らしいもので、大事な教科書でした。この広告に会いたい時は、広告評論家・天野祐吉氏が著した〈スモカ〉の広告集で確認できます。また、「黒人のキャラクター」は、〈スモカ〉と〈カルピス〉でした。
横浜市 男性

◇「文人の食卓」は室生犀星の知られざる一面が垣間見られてとても興味深かったです。また若山牧水の食膳もすてきな生活ぶりが良くわかって面白かったです。
銀座《煉瓦亭》に行きました。以前から一度行ってみたいと思っていました。夫婦二人で私は元祖オムライスを、夫は特上ポークカツをサラダとビール付きで食べました。元祖オムライスはご飯に卵が混ぜこんであり、他では見たことのないもので美味しかったです。ポークカツもボリュームがあって大満足でした。また行きたいです。
横浜市 女性 46歳 主婦

◇まず表紙の鮎の美味しそうなこと、そして裏表紙のどら焼きの美味しそうなこと。「あじ・くらしのさいじき」(葉月)とても勉強になりました。
コレド日本橋の《天ぷら魚新》へ行き特製天丼を頂きました。揚げたての天ぷらの香ばしい香りとタレの味の何と美味しかったことか。二時過ぎに入店したのでコースは終わりだったので次回は是非コースを食べてみたい。暑い日だったので入店するとすぐ冷たいお茶を出してくれました。
横須賀市 女性 60歳 看護助手

◇「あじ・くらしのさいじき」には、日本人としての伝統が記されていて楽しく読ませていただきました。食を通しての季節の食べものや行事等を子、孫にも伝えていきたいと思っております。
会津若松の《田季野》さんで「輪箱飯」と田楽を食べてきました。季節料理の心配りに、母と主人の三人で楽しく食べ、帰りにお土産を子供と孫に作っていただきました。美味しいのは小さな子供までがわかるのですね、四歳の孫が一つぺろりと食べてしまったのですから。(笑)
宇都宮市 女性 56歳 主婦

◇「文人の食卓」、楽しかったです。三人のそれぞれのエピソード心にジーンと……なつかしさが胸にこみあげました。
土産に《桔梗屋》の「信玄餅」を時々頂きますが美味しいですね。家族一同大好きです。また首を長くしてお土産を待っています!
北斗市 女性 59歳 主婦

◇「文人の食卓」、興味深く読みました。胃を庇っての犀星の家族の苦労、静かな酒を好んだ牧水のこと、「白たま」の歌を思いあわせて成るほどと納得。「あじ・くらしのさいじき」は嬉しい知識になりました。献立にそえられた俳句も楽しい。
函館《千秋庵総本家》のどら焼きは食べる度にたっぷりした感じを味わう事が出来ます。成人して他郷に暮らす子供達も「どら焼」は忘れかねているので折に触れて持参したり、送ったりしています。このお菓子はわが街の大切な文化の一つだと思っています。
函館市 女性 80歳

◇「楽味抄」の卓袱料理についての記事はわかりやすかったです。何の事か知らなかったので無闇に敬遠していましたが、機会があったら是非、卓袱料理を味わってみたいと思いました。
岡山に移住してきて三ヶ月余り、以前は東京近郊に住んでいたので、銀座に行く度に《煉瓦亭》で食事をしていました。なかなか東京に行くことがないので「味の味」で《煉瓦亭》を見てまた食べたくなってしまいました。まだまだ遠い夢です。
岡山市 女性 30歳 主婦

◇「牧水の食膳」の「まぜくり」のところを読んで、いかにも美味しそうなものを目の前にした時の気持が伝わってきて良かったです。私も食べたくなりました。
《小梨の湯 笹屋》さんのお料理はいかにも山里の料理で絶品でした。特にとうもろこしの天ぷら、馬さしが美味でした。
枚方市 女性 40歳

◇初めて読ませていただきました。日本の美味しいお菓子は進物に喜ばれるものに苦労しているのでとても参考になります。《柴舟小出》の柴舟は好きでデパートでよく買い求めます。浅草《駒形どぜう》はしばらく行っていませんが、暑さが続いている昨今、また行ってみようかなと思いました。
友人が帰郷の折、度々お土産に頂いていた《田丸弥》さんの「白川路」、今回は新盆のお宅と残暑見舞いなど、いくつかまとめて自宅へ送っていただきましたが、お店の方の丁寧な確認のお電話などやはり名店なのだなあと改めて思いました。
品川区 女性 65歳 主婦


◇関西の大学を卒業し、名古屋に奉職し、三年前に退職しました。初めての職場で女性の食事会ではうなぎの《いば昇》に連れていっていただき、お醤油のからさにとまどいながら、焼き方は母のうな丼
の香ばしさと同じで、それ以降年に数回はお邪魔することになりました。
先日も、東京の友人が初めてのひつまぶしを食し、ご主人のお土産まであつらえて帰られ、招待したかいがありました。今後とも今の味を守り続けて下さい。
名古屋市 女性 63歳

◇「あじ・くらしのさいじき」、私の知らないことが沢山あり勉強になりました。
味の名宿《峩々温泉》に伺ったことがあり懐かしく思い出しました。従業員の皆様の心あたたまる接待と女将さんの人柄がとても印象深く思い出されました。
小山市 男性 69歳 自営業

◇献立の保存食欄に載っていたレシピ、今丁度季節のナスとみょうがをたっぷり使って早速作ってみようと思います。ゆかりと合わせるのはあっさり感がでてとても美味しそうですね。
《神田尾張屋》さんで先ほどお会計の際に「味の味」を頂きました。(表紙がとってもきれいだったので)。美味しいといううわさはよく聞いていましたがおつゆの甘みと辛みのバランスが素晴しい! 一緒に行った外国人の彼もおそばのコシの強さと天ぷらのサクサク感に大満足していました。今度は私がうわさをする番です♪ 
八王子市 女性 21歳 会社員

◇今年は北海道も暑い夏でしたが、「味の味」の本に心も癒されております。好きなお菓子のひとつに《豊島屋》の鳩サブレーがあります。いつも変わらぬ味と形が嬉しいです。この夏は一月号の献立を見ながら豚の簡単角煮を作りました。非常に美味しく出来まして好評でした。
函館で一番好きな和菓子のお店は何といいましても《千秋庵総本家》です。函館山のふもと、市電の走っている近くに落着いた店構えの建物があります。
「全国名店だより」のお店を見ながら、あーいつか行ってみたいと思いながら、行ったことのあるお店は懐かしく思い出しながら、いつも手許においてあります。
函館市 女性 主婦

◇「あじ・くらしのさいじき」等、昔の事が身近に分かり楽しく読ませていただきました。
四国名物《宗家くつわ堂》の「瓦せんべい」は私の大好きな味。あの堅さがなんとも癖になる。咬めば咬むほど、甘味、美味が増し口いっぱいに幸せな甘さと香ばしさが広がる。
久しぶりに高松を訪れ高松市の《宗家くつわ堂》に「瓦せんべい」を買いに行った際「味の味」に出合った。全国の名店、銘菓が載っており、瓦せんべいが載っているのだから他の銘菓も間違いないものだと期待してしまいます。
総社市 女性 39歳 歯科衛生士

◇大変興味深く読ませていただきました。折がありましたら地方の味を楽しみたいと存じます。
先日、大雨でしたので購入がてら《豊島屋》二階のギャラリーに寄せてもらいました。落着いて鑑賞できました。お店の対応も自然で親切、気持よい一時でありがとうございました。《豊島屋》さんのご繁栄をお祈り申し上げます。
南足柄市 女性 61歳

◇「味の味」は久しぶりに家に持ち帰りゆっくり読みました。くいしんぼの私はなかなか楽しく、また料理のレシピが良いですネ。おかげさまで楽しい一日を過ごさせて頂きました。
《グリル満天星》のハヤシライス、オムライスがとても美味しく、また雰囲気も良いので好きなお店です。《竹葉亭》はうなぎ料理が最高ですね。休日には家族でお食事に出かけます。一家揃ってクイシンボです。
横浜市 女性 65歳 ブティック

◇本物というか伝統の持つ中味の、日々の真摯な積み重ねのすごさ、謙虚さに改めて好感を抱きました。
《冨士屋》の小男鹿は以前から聞いていたのですが、家族一同本当にホッと穏やかに幸せを感じる味でした。ファンになりました。
四国中央市 女性 52歳 自営業