カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2007.2)



◇幾年ぶりかで手にする「味の味」。色刷りの表紙裏? の「鳩サブレー」の黄色の鮮やかな缶! 「信玄餅」の美しい袋! に旅路で競って買い求めた旅友? を思い浮かべて幸せなひとときを……。
かつて亡母と待ち合わせして食したうなぎの《いば昇》。今では東京から娘が帰省すると孫娘と三代揃って必ず訪れます。店内は椅子席が増えましたが、坪庭の変わらぬ手入れの良さに癒されます。小さな子供に冷めたお茶、お箸は一人前に、気くばりが嬉しいです。混雑時にもゆったり接客も有難い。
名古屋市 女性 69歳 主婦

◇食味を知り尽くした方々のご意見、誠に最もと拝読致しました。
《樹太老》さんに初めてお邪魔しました。知人が行ったらとても良かったということでご紹介を頂きました。手頃なお値段の割には大変美味しく清潔で上品なお店で、都心にもこういうお店が在るのかと感激致しました。上京の折には必ず寄せて頂きたいと思います。
由利本荘市 男性 59歳 旅館業

◇この一冊のなかにずっしりと情報が。有難うございました。
先日、長野に行くと東急デパートの二階の《竹風堂》「さろんどまろん」が目に入りました。中に入ってみますと《竹風堂》さんにこだわりをもつ粋なお客様が入っておられました。意外と男性の方も多く微笑ましく思いました。
長野・箕輪町 女性 58歳 主婦

◇《三光堂》の「松寿千年翠」はサクサクしてとても美味しいです。何と言っても松の形をしていておめでたいので「おもたせ」に最適です。ご主人も優しい方でしたよ。
白骨温泉《小梨の湯 笹屋》、チェックイン時間より九十分も早く到着したので駐車場で待たせてもらうつもりでお手洗いを借りに寄ると「どうぞ中でお待ち下さい」と通して下さり、すぐにお部屋の用意までして下さいました。心のおもてなしに触れ、とてもいい気持になりました。料理も田舎風でなかなか良かったです。別注のイワナの活き造りは絶品でした。
京都市 女性 42歳 パート

◇食べ歩きが大好きで楽しく拝見しました。なかでも《和味の宿 角上楼》は行ってみたい宿です。
もう干支がひと回りしてしまいましたが息子が京都に転勤となり、妹と二人で四季折々に遊びに行ったものです。《聖護院八ツ橋総本店》の生八ツ橋が好物で散歩の途中、お寺や公園で一休みして頂きました。昔はプレーンだけでしたが今では様々な味があり、お土産に頂く度に新しい京都を感じています。
甲府市 女性 76歳

◇紅葉狩りに出掛けましたが、生憎の雨、早めに温泉に入りふと手にした十月号。料理の参考にページをめくりました。檀太郎氏も六十歳を過ぎたのか「へー能古島で晴耕雨読とは」どれも関心ある記事でした。「さいじき」を見て一句、
越後路は菩薩も庭木も冬構 文代
初めて訪れた《貝掛温泉》、八十六歳の母も三十代の娘も勿論私たちも大満足。何もない自然のなかで自然のお料理と温泉。また訪れたい旅館でした。
所沢市 女性 66歳

◇久しぶりにこの冊子を手にし、七〜八年前に友達とその当時のフランス料理《アルピーノ》へ行き美味しい料理を頂いたことを思い出しました。こだわりのシェフとオーナーが変わらず、ますます繁盛しているのを嬉しく思った。
世に食事処は数あれど、二度三度と行きたくなる店を見つけるのは難しい。地図つきで情報を得られるのは嬉しい。また、味に一目置く方々の一文も楽しく読ませて頂き、そこのお店、料理を食べたい気を起こさせてもらっている。
川越市 女性 64歳 主婦

◇「さいじき」がトップに来るだけに全頁で十八句も俳句が載せられていて毎回楽しみにしています。
《イタリー亭》、毎月一回、家内と有楽町へ映画を観に行き、帰りに食事をするのを楽しみにしています。このお店のパスタが量、味ともに申し分なく、従業員の細やかな心遣いが味をより一層引き立てているように感じます。
武蔵野市 男性 67歳

◇「いのちは海から」は、続きを読まずに居られぬ程興味のある出来事だ! 「追悼・おでん燗酒」、「店主敬白・和包丁」の記事そのまま“矩超えぬ仕切の絆おでん鍋”この味好む人は幸せ。“一徹の刀金は脆し和包丁”“年の暮安来鋼の闌りかな”いい文章でした。
春日市 男性 74歳

◇季節感が希薄になりつつある現代、歳時記などで大切にしようとする心が「味の味」加入店には多いような気がします“食べ継ぐ”事の大切さ、同じ味を囲んで“語り合う”事の重要さを思いました。
《桔梗屋》東治郎様にて以前訪れた時には他店のお菓子が並んでおり(取り売りだったのでしょうか?)今回もそれを見込んで入店、訊ねましたところ嫌な顔もなさらず丁寧にそのお店の場所まで教えて頂き、恐縮でした。名店の余裕のようなものを感じ、大変気持が良い印象が残りました。
岐阜・垂井町 女性

◇「角煮めし」に先ず食欲をそそられた。家内は献立に目を向けたが私はエッセイにとらわれた。いずれも私の創作欲をそそった。
目下生活上の関心事は温泉とうまい料理だ。本誌の全国名店だよりは今月号も気持をそそられた。しかし、遠隔地は経済的、時間的に無理があるので、近場の箱根《仙郷楼》と、東京神田のそば処《神田尾張屋》にターゲットを定めた。近く味わってみたい。
富士吉田市 男性 73歳 大学教授

◇美味しそうな「角煮めし」につられて手にしました。毎月旬のお料理や全国のお店の記事を見て行ってみたい食べてみたいと楽しく楽しく読ませて頂いております。
《柴舟小出》さんではポイントカードの此の木倶楽部の日があり、案内のはがきを毎月頂き市内三店にてお抹茶と季節のお菓子を頂けます。野町本店へは我家から徒歩五分。いつもお抹茶とお菓子を頂き、美味しいお菓子を買って持ち帰るのが楽しみです!
金沢市 女性 61歳 介護職

◇関東出身で雑煮はすまし汁。主人は岡山で味噌味。主人はすまし汁に慣れてくれましたが、義父がお正月に来た時「すまし風の雑煮」を作り、後で今年は雑煮を食べなかったと言われてしまいました。
神奈川出身で現在は岡山に住んでいます。帰省の際にはお土産として「大手まんぢゅう」(もなみとのセットが好評)、そして子供の友人達も大好きな「鳩サブレー」を買って帰るのが定番です。
岡山市 女性 49歳 主婦



◇「食べてハッピー・私の食事は私の楽しみ」を楽しく読みました。シニア世代の私の楽しみは「食べること」。金沢市民の台所、近江町市場へ毎日出かけ大好きな魚を買って来ます。今晩は何にしようか…と迷うの楽しみのひとつ。シニア世代は世間に左右されない「我が道を行く」で食を楽しんでいます。
《粟國の塩》、近くのスーパーで見つけた塩。私にはちょっと高価だなあ〜と思って買った塩。漬物に使ったらふしぎ〜。甘味のある野菜の登場。それ以来この塩でなければならない、ファンになりました。「すべての生命は海で誕生した」「いのちは海から」を実感しています。エメラルド色の珊瑚礁の海が目に浮かんできます。
金沢市 女性 65歳

◇「味の味」で紹介されているお店は全国に拡がっているので旅に出る楽しみが拡がります。
《花吹雪》に行きました。十一月なのにさすが伊豆高原、暖かく父母もとても喜び、桜おこわの量、お味ともとても良く、良い父母へのプレゼントが出来ました。
練馬区 女性 55歳 主婦

◇妻に本誌を手渡され、表紙の「角煮めし」にひきこまれました。ページをめくればウイットに富んだコラムに、名店の数々。特に「大学病院内のレストラン印象記」の着眼点にはまったく恐れ入りました。私も食べ歩いてみるか?!
仕事の都合で三重県に単身赴任してもうすぐ丸一年。誰もが口にする《和田金》のクオリティの高さ。東京に帰る前に一度拝んでみたいものです。自然と食べる機会が少なくなっていましたが、名古屋の《いば昇》の蒲焼を食してみたくなりました。ふっくらした東京風も良いが、カリッとした表面の歯ごたえを楽しむ上方風蒲焼も捨てがたいですからね。
津市 男性 33歳 会社員

◇「特集」安達さん巖谷さんのエッセイ、改めてお悔み申し上げます。
「さいじき」勉強していますがまだまだ上達なしです。
やはり、函館人としては《千秋庵総本家》です。この十二月、お歳暮やお礼に「どら焼き」を中心に買い求めています。和生菓子の詰め合わせも皆さんに喜ばれています。店員さんの扱いも気持よく自宅用で大福餅、中華まんじゅうなどなど。車の中で食べながらあいさつ参りするのが妻との年末恒例行事になっております。
函館市 男性 64歳 団体役員

◇旅行できなくて「全国名店だより」で旅をしています!
宮城は米どころ、そして美味しいお酒も種々あります。《佐浦》の「浦霞禅」は自家用に、お世話になった方への贈り物にもしています。口当たりが良くて美味しいですよ!
石巻市 男性 56歳 自営

◇食いしん坊の私は各店舗の紹介記事を読んでいるだけで、どんな味がするんだろうと生つばさえ出てくる。そんな私だが、東京から会津の自然たっぷりの地に移り住み一年経つと「くらしのさいじき」にも釘付けになりました。東京では考えられなかった「虎落笛」「かんじき」「湯湯婆」が日常のなかで生きているのです。何でも楽しんでやれと思う心があるので新しい経験がこれからも楽しみです。
もう三、四十年前になりますが、私が子供の頃おじいちゃんが手土産によく《すし萬》のお寿司をもってきてくれました。子供だった私ですが「おいしいなあ」と言って食べていた記憶が残っています。味もしっかり覚えていますよ。
福島・会津美里町 女性 53歳 リフレクソロジスト

◇「名店この一品」で「山親爺」を見つけ何だか感激でした。「味の味」の加盟が各地に散っているのに続いているのはやはりお店の確かさと受け継がれるべき“味”を持っているからだと思います。老舗の味を伝えるべく静かながら努力しておられることが窺えます。
先日、《田丸弥》さんへ立ち寄ったのですが、店内に入るとお茶のサービスもあり、ほっこり一息つけました。ガサガサした感じがないので気にいっています。
宇治市 女性 51歳 主婦

◇表紙の「角煮めし」は写真も文もとても良かった。中華ちまきとも違うし、食べてみたいと思った。自分のふるさとの菓子や料理屋さんが載っていて嬉しく思う。
《會津葵》は感じ良くお店にも伝統を感じる。お菓子もうまいうまい。
さいたま市 女性 49歳 会社員

◇献立はすごく役立ちます。切抜いてレシピノートに貼っています。
《三友堂》さんのカステラのロールが大好きです! ロールの中にゆずジャムだと思うのですが、とってもカステラと合っていて贈り物によく利用しています。お店の中も品があり店員さんもテキパキとしてとても感じが良いです。
高松市 女性 39歳 会社員