カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2007.5)



◇日本に生まれて良かったと思う程に、美味しいものを沢山紹介して下さるのがとても嬉しい。全国名店だよりは信頼できるものと安心しています。
《竹風堂》の栗おこわ、毎年我が家に長野松本に住む友から送られてきます。甘い栗とパリッと蒸し上がったもち米のハーモニー。お菓子感覚でおやつに頂いています。一人前の量がちょうど良いです。
金沢の銘菓「柴舟」は上品な生姜砂糖に包まれて私を誘惑します。美味しすぎて言葉もありません。
佐倉市 女性 58歳 主婦

◇いつも新号が出るのが楽しみです。筆者の心が伝わり、何ともホッコリした気持になります。人には色々な欲がありますが、食べる喜びとはその中でも一番身近で一人一人の楽しみ方があります。その楽しみ方を貪欲に吸収しようと懸命に読んでいます。
いつも《神田尾張屋》さんでお世話になっています。カレーそばの辛い旨味が忘れられず、つい東京に来たら立ち寄ります。神田は庶民の町としてサラリーマンの
におい≠ノ溢れ、昔気質の職人の店がいっぱいあります。その味には昔の懐かしい、涙が出る程の時間が詰まっているのでしょう。その味に引かれて、今でもせっせと《神田尾張屋》に足を運んでいます。
神戸市 男性 56歳 会社員

◇「あじ・くらしのさいじき」は、地味ですが味わい深く、とても好きです。
開店したばかりの《マトリョーシカ》の愛好者です。三月号に「つぼ焼き」が特集されていて、大変嬉しく読みました。豆乳が入った「クリームソース」がよいです。
川崎市 女性 60歳

◇犬養智子さんの「何もつくりたくない日」というエッセーは、主婦として大いにうなずける内容でした。むしょうに料理がしたい日もあれば、何も作りたくない日もあって当たり前。そんな日のためにわが家も買い置きのインスタント食品や冷凍ストックはいつも万全。食が豊かになった今、おなかが空いたから食べる、というより、食べたいからおなかを空かす努力をするというような生活をしている人も多いはず。さあ、今から何も作りたくない日のために買い出しにLet's go!!
主人は仕事柄、全国のドクターと会う為の出張生活の多い日々。そんな時の地元のお土産のレパートリーのひとつに《柴舟小出》の「柴舟」があります。生姜が体を温める効果があるので、ドクター達に評価されているとの事。なるほど、冷えは万病の源という昨今、生姜のお菓子で医者いらず!? とは言わずとも、たしかに体に良さそう。私も地元の銘菓を見直し、Tea timeにcoffeeと共に楽しんでいるこのごろです。
金沢市 女性 47歳 パティシエ

◇創刊五〇〇号の記念エッセイ、父子の情がくみとられ、よい内容でした。
《聖護院八ツ橋総本店》の店員の方の温かい応対や、この冊子を親切にくれたこともよい思い出です。幼い頃より食べていた八ツ橋ですが、最近はバラエティーに富んだ味があり、特にチョコレート入り八ツ橋がコーヒータイムに合い、楽しい家族のひとときを過ごしています。
京都市 女性 90歳

◇「何もつくりたくない日」が面白かったです。
《魚新》さんのお料理、とても美味しく、仕事に疲れると体をいやすために伺うようにしてます。
江東区 女性 45歳 会社員

《想古亭源内》、三月八日、主人と二人で寄せて頂き、「近江牛ステーキ御膳」を頂きました。一品ずつ間合い良く出して下さり、ステーキはもちろん、湖魚やそうめん、大根なますも、どれも絶品でした。二人で「幸せやね」と言いながら頂きました。それに古い道具をステキに生かした亭内にも見とれてしまいました。日頃の疲れも吹っ飛んでしまうようでした。ありがとうございました。また来ます。
長浜市 女性 44歳 介護職

◇「食べもの世界紀行・クスクス」をおもしろく拝読しました。旅の思い出がよみがえりました。
《知味斎》で二人でランチ。「渡りガニチリソース」をいただきました。お味にもサービスにも満足しました。
柏市 女性 66歳

◇創刊五〇〇号おめでとうございます。特別寄稿、創刊号復刻エッセイを楽しく読ませていただきました。これからも楽しい「味の味」を心待ちにしています。
松江の味、日本橋の《皆美》で夫と二人でランチをしました。私たちはうなぎが大好きなので、うなぎまぶしセットを頂きました。宍道湖のうなぎが香ばしく、特に薬味をかけていただくと、よりうなぎの美味しさが引き立ち、大変満足でした。サービスも和服の女性がお茶が冷めるとさりげなく替えてくれるなど、とても素晴しかったです。次回は一番の名物の藩主松平不昧公が好んだ「家伝鯛めし御膳」をいただいてみたいです。
新宿区 女性 35歳 医師

《吉祥山宿》、こんなところにこんな宿という驚きと興味を抱きながら読みました。知る人ぞ知る≠これからも紹介して下さい。
《粟國の塩》を母の代から愛用しています。良心的な値段だと思っています。
中野区 女性 50歳 自由業



◇三日程前に、友人と思わぬ事で気まずい仲になってしまいました。通っている整形外科の近所に《冨士屋》さんがあるので寄りました。糸桜が満開でした。心の痛みも少し癒されたように思いました。ちょうど表に社長様が出てこられて糸桜を愛でておいででした。やはり銘菓の老舗の優しさに触れたように思いました。糸桜は京都から来たものと教わりました。
金沢の「柴舟」が好きです。近いうちに注文しようかと思います。
徳島市 女性 76歳

◇久しぶりの「味の味」です。W・フォレストさんの文と絵、いつも楽しく、これが私の一番のお気に入りです。
《白玉屋榮壽》のみむろ最中はいつ買って食べても純な味とおいしさ。天然のあずきと歯ざわり。とても大好きです。いつも買うのはJR奈良駅近く三条通りです。
小松市 男性 55歳 会社員

◇犬養智子さんの「何もつくりたくない日」、興味深く読みました。
岡山《廣榮堂本店》はいつもお世話になっています。店長さんはいつも笑顔で、いれてくださるお茶もいつも美味しいです。
岡山市 女性 54歳 主婦

◇犬養さんのエッセー、いつも笑ってしまいます。実は我が家でもおせちは三十一日大晦日に一度に食べてしまいます。
長崎を旅して《松翁軒》のカステラのとりこになりました。遠方ではなかなか入手できませんが、旅の空港売店にて見つけた時は大喜びです。いつまでもこの味を守って下さい。
甲斐市 女性 60歳 病院勤務

◇「昭和写真帖・ラビットスクーターに乗って」は懐かしく読ませて頂きました。ふるさとの当時の山なみが写っています。当時はまだ舗装されてもいない状態ですね。
《瓢亭》、風味ある美味しいおそばを頂きました(柚子のかおりがなんとも言えません)。厳選、限定されたお店があり、あちこち行った時に賞味したいものです。
亀山市 男性 66歳

◇「あじ・くらしのさいじき」、弥生の季節の事柄を感じるので備忘録にメモを認めました。
《千秋庵総本家》の和菓子が大好きで、旅行するたびに立ち寄り、どら焼き等買い求めております。老舗らしい店構え、店の中も昔ながらのなつかしいお菓子屋さんという雰囲気です。
港区 女性 58歳

◇ 記念の特別寄稿二編、いい教養になりました。やはり歴史に目を向けねばなりません。幸せ一杯の現在が果たして将来も継続してゆくのか、不安が生じます。
銀座《煉瓦亭》、娘が小学校へ上がった年、ハヤシライスを一緒しました。その娘が母親になり、子供と足を運んでいます。親として少し胸をはれます。落ちついた雰囲気で歴史を感じさせてくれます。
上尾市 男性 65歳 会社員

◇たまたま入手したある冊子を読んでいたら、コラムに村井弦斎の記事が載っていました。小説「食道楽」で「小児には徳育よりも、智育よりも、体育よりも食育が先。体育、徳育の根源も食育にある」と指摘したとの記事に、最近とみに食育の重要性が言われている時代の先駆者と知りました。「味の味」を入手して、その娘の記事に接したのも何かの縁かと思いました。食を見直していきたいと考えます。
《桔梗屋》で昼食を頂きましたが、ムギトロの定食が懐かしく、美味に頂けました。けんちん汁も何度もおかわりしてしまいました。同じように作ろうと思っているのですが、ダシのとり方が極め手なのでしょうか、中々再現できません。
今月還暦記念同窓会が宮城・松島で行なわれます。帰路、塩釜まで足を伸ばして《浦霞禅》を土産にしようかと思っています。《峩々温泉》は学生の頃何度か蔵王に登ったあと下山したところで、三十年程前は湯治宿の雰囲気が色濃く残っていましたが、建て替えられたのでしょうね、一度訪ねてみたいです。山河はそう変わっていない事を念じています。
伊勢原市 女性 60歳

◇創刊五〇〇号おめでとうございます。着実に積み重ねた実績は根強いファンを楽しませているのでしょう。肩張らずにやさしい思いやりのある「味の味」を一〇〇〇号に向けて頑張って下さい。
三月末に仙台に小旅行。お土産はやはり《千秋庵総本家》に「高田屋嘉兵衛最中」と「どら焼き」ほかの詰め合わせを買い求めました。「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」、当たり前の事ですが、気持の良い対応で函館自慢の店です。
函館市 男性 65歳 団体役員

◇今年はまず第一に風林火山。県民あげて盛り上がっています。《桔梗屋》の表紙の美しさ、美味しそう!(本当になんとも美味しいです)皆様、どうぞ山梨においで下さい。
お献立レシピ役立っています。ほんの少しずつですが、上手になれそうです。
《竹風堂》小布施に行ってきました。いつ行っても気持良くゆったりした気分になれます。お食事もとても美味しかったです。お土産には「お一人さま」、おすすめです。
甲斐市 女性 60歳 団体職員

◇色々なお店の様子が感じられ、楽しく読ませて頂きました。また、時間のない折の犬養さんのメニューは参考にしたいと思いました。「何もつくりたくない日」のシンプル・イズ・ベストも面白そうです。
友人と女性同志の会食に《桜庵》に行きましたが、駅からも近く、落ちついた部屋でゆっくりお話も出来、和食の楽しさを味わいました。
港区 女性 59歳