カット:kubota tamami



味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2008.2)



◇犬養智子さんの「クリスマスかお正月か?」に私も同感でした。二十五日を過ぎるととたんにお正月一色。この切り替えの早さ…。我が家も庭木に電飾をしており、イブまではと思っていましたが、これで安心して正月六日までつけていられます。
毎年十一〜十二月は夏のぶどうの返礼である友達のお返しを受けるので、返信がてら手紙を出す事にしている。電話で着いたお知らせをしてから、落ち着いて近況を手紙しています。その際、《桔梗屋》さんの信玄餅十個入りに手紙を添えるのだけれどこれが一番安心して届けられます。
甲府市 女性 44歳 教員

◇初めて拝見しましたが、表紙の写真は美味しそうで目を見張ります。「名店だより」はこれからでも全部の店を制覇したくなるようなお店ばかりで楽しみ、興味をそそられます。
伊豆高原《花吹雪》は三度宿泊しましたが、お湯よし、料理よし、お部屋よしと三拍子そろって大変気に入っている宿です。朝のおかゆは大変有難い。客との間がまた、よい。
横浜市 女性 65歳 主婦

《貝掛温泉》で手にしました。エッセイ等の記事は面白く、一気に読み通しました。少し賢くなった気がします。
金沢で生まれ育った私にとって、《柴舟小出》の「柴舟」はお土産品としていつも買い求めています。生姜の独特の風味は昔のまま、値段も手頃でいつまでも残しておきたいお菓子です。「柴舟」はもちろん、「栗法師」、「新菓苑」もおすすめです。
宝塚市 男性 69歳 会社員

◇時々手にして読みますが、小冊子なのに中身の濃い冊子だと思います。また、《築地玉寿司》の「手まり寿司」は食欲をそそるおいしそうな表紙で、思わず笑みが出ました。
先日千葉の親戚に会いに行くのに土産として《桔梗屋》の信玄餅の十五個入りを三箱買いました。いつも同じですが昨年は特に「風林火山」の影響で山梨出身の私にとっても大きな顔をしてあげる事ができました。
南アルプス市 女性 52歳 パート

◇「名店だより」には行った事のある店がいくつかあり、嬉しくなりました。
中国料理《知味斎》を月に一回利用しています。ふた駅先なのですが、家族で柏に買い物に出かけたときによく利用します。注文の品でハズレたということはほどんどありません。
我孫子市 女性 50歳 主婦

◇幼稚園・小学校同期の友人から思いがけなく《冨士屋》の「小男鹿」が送られてきてびっくり。四国に行ってきたとか。初めて美味しく頂きました。お茶をいれて久しぶりにゆっくりとした一時を持ちました。
あまり嬉しかったので、何年か前、小男鹿が大きく表紙で取り上げられた「味の味」を探して友人に送りました。
伊丹市 女性 77歳 主婦

◇妻と娘が以前「味の味」の読者サロンに載ったと話していたのでどれどれと目を通した。
「お正月、味の宿のおもてなし」を読んで、宮城の《峩々温泉》でのんびりしたくなった。蔵王までは遠いので、娘に「お節料理をこれにしてくれ」と印を付けておいた。さて、お正月は《峩々温泉》気分が味わえるかな。
東京に居た頃《神田きくかわ》に何度か足を運んだ。またいつか食べにいきたい味だ。
甲府市 男性 78歳

◇久しぶりに拝読しました。「味」もさることながら、全体に季節感がみなぎっており、奥深さに、また読み返しました。
長崎の旅も終盤を迎え、「後はカステラをお土産に…」と思いつつ街を歩いていたら、ちょうどその時公会堂の横を紺と白の車が入っていくのに気づきました。旅行中に何度か見かけた《松翁軒》の車だと感づき、後をついていくと本店に辿り着きました。カステラとチョコラーテを一本ずつ求め、私が会計をしている間に、待つ主人に椅子をすすめ、絶妙のタイミングで、カステラとお茶がサービスされていたのには正直驚くと共に、これが老舗の品格なのだなと、深く感じ入りました。ありがたくいただきながら、店の外を眺めると通りを過ぎ行く路面電車、なんとも情緒あるひとときでした。
横浜市 女性 40歳 会社員

◇献立がとても参考になります。行ってみたいお店がびっしりと…ワクワクしています。
《吉祥山宿》でランチをしましたが、スタッフの方全員がとても暖かく迎えて下さり、次は泊まってみたくなりました。お店の方の撮った写真(夕焼け、雪景色など)がとても気に入り三枚買いました。
一宮市 女性 58歳 会社員

◇師走、今年は夫が仕事に就き、年末のスケジュール調整が出来ず、ホテルに電話するも年末年始は満室。当然ですよね。てな訳で久しぶりにおせち料理、作ります。「お正月、味の宿おもてなし」うらやましく読みました。
また《魚一》に行きました。母と夫と私との三人で各々違うメニューを注文しました。小鉢に至るまで、誰かさんがおっしゃる“いい仕事”がしてあり、一つとして手抜きがないのに感心しました。長く続いているお店はかくあるべき、というお手本のようでした。有名店でも偽装が発覚し、ガッカリするやら腹立たしいやらで足が遠のく昨今ですが、いつも利用している者にもわかるもの。いつかはボロが出るものです。これからも良き松江の味を守り続けて下さい。帰り際、遠い所をありがとうございましたと声をかけてくださり、御縁がありますようにと御縁バッジを頂きました。次はバッジをつけていきますね。いつまでも御縁がありますように! 
米子市 女性 58歳 主婦


◇「さいじき」がまず日本の良さを伝えてくれて嬉しい記事でした。
お料理のページもありがたいし、俳句の選び方も上質で感心しました。日本全国の伺った店など思い出して懐かしんだり、行きたい所をみつけたりして楽しみました。
鎌倉住まいのため《豊島屋》へはいつも行きます。店の対応は良く、品は良心的で値も手頃と思う。
京都にゆくと《田丸弥》へ寄り白川路を友人に送ったり、自家用も求め、店の奥の喫茶で一服、ここはサービス良く軽食もあり、とても休めるところ。二階は茶道具や陶器などもあり、興味深いです。
《粟國の塩》も愛用中。この冊子で色々のところへ行ってみようと思います。今時の雑誌と違い、品のある本で見ていても心が落着きます。ありがとうございました。
鎌倉市 女性 70歳

◇「お正月、味の宿のおもてなし」、各宿の具体的な紹介があり、大変興味深く拝読、いずれかに訪れたいものです。「日本料理の雑書」、和食の基本の話は大変参考になりました。
《神田尾張屋》、週に三〜四回は昼食時に利用しています。おかみさんはじめ、店員のみなさんの心づくしが感じられる店です。また、そばが美味しいのが何よりの理由ですが、とろろそばは他店では味わえない美味しさがあると思います。開店から休みなしで夜まで店が開いているのも有難いことです。
国分寺市 男性 70歳 人材紹介

◇表紙以外にカラーがないのはとても良いです。モノクロは活字の基本で、ゆっくりじっくり読もうという気持になります。犬養さんのエッセーは特に楽しかった。
いつかは《和田金》へ! 伝統そのままに、正しく伝えていく姿勢をつらぬいて欲しいと思います。《柴舟小出》、《竹風堂》、《豊島屋》どのお店も安全な素材で安心して食せます。
三鷹市 女性 58歳 主婦

◇「ですくから」を読み、まさにその通りと共感をおぼえました。私も内閣府・食品安全委員会と係わりを持って三年目になりますが、昨年ほど食の安全、安心が揺らいだ年はありませんでした。それも「老舗」といわれる会社や、有名ブランド商品を販売している会社が次々と偽装事件をおこし、一般消費者を欺きました。今年こそ安全安心な年になって欲しいものと思います。
昨年三月に九州旅行にいきました。北海道から見れば多分暖かだろうと思っていましたが、阿蘇近くでは小雪も降るんじゃないかと思うほどの寒さで驚きました。長崎では魚の町の《松翁軒》へ足を伸ばし、昔ながらのカステラを購入しました。今はチョコレートやチーズなど色々種類も増えましたが、私は昔からの「カステラ」が一番のお気に入りです。
函館市 男性 66歳

◇「さいじき」の句が毎号楽しみ。句の選考基準はどこにあるのか大変興味深い。今号も好きな句と出会えて幸せでした。
何十年ものお付き合いの《グリル満天星》は、いつ行っても店内は清潔で和やかな空気が流れ、何といっても心配りのきいた、出ず入らずのサービス、美味しい料理に満足している。麻布十番の店のこと。他の店には入ったことがないが、本店は素晴しい。
渋谷区 女性 編集

◇新しいお店の話や献立なども次回でかける時に… と思っています。
《イタリー亭》でランチを食べました。そこに歴史のある別の空間が広がっていました。昔訪れたお客さんの名刺や定期券などが壁と言わず天井にまで貼ってあり、現在までの時がびっしり敷きつめてありました。お店の方にもすごく気を遣っていただき、楽しいひとときを過ごさせてもらいました。とても美味しかったです。次は何を食べようかと考えています。
世田谷区 女性 69歳 主婦

◇「さいじき」、献立、俳句などどれも素敵でためになる記事ばかり。ご馳走をなんとも思わず食べていた自分が恥ずかしくなりました。第二の故郷である京の名店も沢山載っていて嬉しいです。
《煉瓦亭》、変わりゆく銀座でどこか懐かしいやすらぎ、心のこもった給仕。そして何と言っても絶品のメンチカツ! 今まで色々なお店のを食べてきましたが、《煉瓦亭》さんのは素晴しい。木の葉の形をした少し大きめ、ころもはサクサク。噛むと美味しい肉汁がじゅわっと広がって… お店の調度品もレトロで昭和生まれにはとても落着くお店でした。
浦安市 女性 43歳

◇主人と父が小鯵を釣ってきたので「味の味」の献立より、鯵と茄子の揚げ物を作ってみると、これが大変美味しく、皆で嬉しくいただいた。父や主人からのおいしいおいしいの声に作った私も鼻高々で幸せなひとときでした。
《冨士屋》の小男鹿はめったに自分達では食べない。いつもプレゼントする時や県外への進物で送る時など、何か晴れの時の食べものというイメージだったが、久しぶりに自分達家族用に買って食べてみた。あぁ、やっぱり美味しい。これからも自分のために時々買って食べたいなぁ! もちろん遠くの知人、友人にも自信を持ってプレゼントしたい!
阿南市 女性 56歳 主婦