カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2008.3)



◇長いお付き合いの店がこの様な雑誌に載っているのは鼻が高い。もうかれこれ二十〜二十五年ぐらいのお取り寄せで、友人知人に《銀ちろ》の「しらす山椒煮」をあげています。年二回、“元気の印”として。
美味しいので、私の手をはなれ注文する人もいるようで、これもうれしい。いつまでも飽きない味としてもっと全国に出て欲しい。
大阪市 女性 59歳 主婦

◇「あじ・くらしのさいじき」が参考になりました。知っているようで知らないことばかり。俳句もなかなか味があって面白かったです。「名店この一品」、《駒形どぜう》の「どぜうなべ」… これは香川でも有名なので、田舎のどぜうなべも載せて欲しかった(笑)。
香川在住ですので《三友堂》、《宗家くつわ堂》は毎年年末に沢山購入します。《三友堂》の「木守」はもちろんのこと、「高松様」も誰に贈っても喜ばれています。
よく九州に行くのですが、《松翁軒》のカステラが一番目立っていますね。上品な甘さで美味しいので駅などではよく買っています。
紀州梅干はよくお取り寄せしますが、いつも味、見た目にも満足しています。
高松市 女性 主婦

◇表紙の写真が美しく、品のある冊子で好感がもてます。エッセイや「あじ・くらしのさいじき」は大変参考になりました。
《桔梗屋》さんの「信玄餅」は小さい頃からの大好物です。信玄餅のやわらかさと黒蜜の味は、一言では言いあらわせないくらいの美味しさで感激します。いつもはデパートなどで買いますが、今回は一宮の「花菓亭」で買いました。お菓子を試食したり、お茶を出していただいたりと、温かいおもてなしが嬉しかったです。
小平市 女性 32歳 主婦

《旅亭 萬葉》の表紙でおいしそう! と思い、「味の味」を手にとりました。
上質グルメの中にも、エッセイの素晴しさや、「あじ・くらしのさいじき」の地に足のついたお洒落な感じがまた楽しく、読みやすい本でした。“本物信頼”をテーマにした「デスクから」に期待し、うれしくなりました。
市川市 女性 50歳 主婦

◇「あじ・くらしのさいじき」がわかりやすくて良かった。東京に住みながら行ったことのないお店ばかりで、これから少しずつ行ってみたいと思います。
昨今の偽物騒ぎで食への不信が高まるなか、一生懸命なさっている方も大勢いらっしゃるのでしょう。自分の舌と目を確かなものにして楽しみたいと思っています。
三鷹市 女性 63歳 パート

《旅亭 萬葉》の表紙が最高!
「あじ・くらしのさいじき」、言葉の勉強になります。献立は何だか品があってお洒落な感じですね。
《豊島屋》の「鳩サブレー」、鎌倉に来る方の手には、必ずといっていいほどあの黄色の紙袋が。何かの時には私も利用させて頂いています。安心です。
鎌倉市 女性 52歳 主婦

◇はじめて「味の味」を読みました。五百十号との事で、今まで出会ってなかったのが残念です。
そして「復刻選・ななくさいろいろ」、初出が昭和四十三年一月号で四十年前のエッセイですが、とても新鮮な気分で読ませて頂きました。良いものはいつでも良いことを感じました。味も同様に、伝統あるものはやはり良い事を痛感しました。今後も「味の味」に出会える事を楽しみにしています。
《神田きくかわ》は何回か利用していますが、うなぎのサイズを正しく表現しているのはとても好感が持てました。
江東区 女性 48歳 会社員

◇渋谷高弘「昭和写真帖」、続けてください。とても良い内容です。
さいたま《アルピーノ》、イタレリ、ツクセリのサービスです。特に若いスタッフの年齢を感じさせない仕事ぶりは、日本人の心を受けついで育っていて、素晴しいと感じます。オーナーのスタッフへのかかわりが素晴しいのではないでしょうか。
また、「銀花ギャラリー」では、旧人、新人を問わず種々な作品が年間通して飾られます。ナカナカ見応えがありますよ。
さいたま市 男性 67歳 薬剤師

◇私の日々の暮らしより、ずいぶん上級な味やお店などがならんでいます。時には味わったり、作ってみたかったり、憧れています。
《大手饅頭伊部屋》の製造工場が近くにあり、手土産にはよく利用させて頂いています。「まんじゅう、もなか、各一個入袋を二十個」などと注文しても、笑顔で応えてもらえるのでうれしく、「節ちゃん(私の名前)のお土産はいつも大手まんぢゅう」と友達から喜ばれています。
岡山市 女性 39歳

◇毎号楽しく拝見しております。《旅亭 萬葉》の表紙の写真にお腹をググッと鳴らし、現在ライフワークとしている俳句のために「あじ・くらしのさいじき」で勉強させて頂いている。
名店については読者の皆様がそれぞれにそれぞれの土地の良いところを紹介しており、これもまた楽しみなページです。
当然、“はこだて人”としてはいつもながらの《千秋庵総本家》の紹介です。この年末年始は店頭が大にぎわい。口取、どら焼、お正月の和菓子などなど、店員さんの心のこもった接待に、気持よく色々買いそろえました。
函館市 男性 団体役員 65歳


《旅亭 萬葉》の「香箱蟹」の表紙が興味をそそり、季節感にあふれていて、良かった。
《貝掛温泉》、お湯よし、料理よしです。《すぎもと》、ジャズバーもステキですし、山菜中心の料理、地酒も良いです。ご主人の手打ちそばは一度ぜひみなさんに味わって頂きたいです。
魚津市 女性 32歳 公務員

◇「あじ・くらしのさいじき」、どうして鰯の事を田作りというのか不思議? に思っていましたが、肥料にしていたのですね。「昭和写真帖」、葭原が縁起を担いで“吉”とはなかなかのものですね。
《三友堂》の「木守」を大阪・堺に嫁いだ妹に送ると「なつかしく、とてもおいしくいだきました」とメールが来て、ふるさとを思い出してくれたみたいで嬉しかったです。和三盆の口にふわぁっととろける感じがなんとも言えません。
香川・綾川町 女性 68歳

◇美しい表紙。金沢の冬の味覚の代名詞はなんと言っても「加能蟹」。「香箱蟹」は特に美味しく、写真に魅せられ、妻は早速近江町市場へ。《旅亭 萬葉》は是非訪れてみたい。
《柴舟小出》さんのお菓子は、お使い物には最適。柴舟、山野草…。上品なお菓子はとても喜ばれます。店員さんがとても感じが良く明るく応対してくれるのが印象的です。「銘菓の金沢」を誇りに思います。
金沢市 男性 63歳

◇団体旅行で初めて受け入れてくださった《田季野》さん、古いながらも落着いた店内に、バス二台の私たち。あたたかかった人情もさることながら、美味しい「輪箱飯」に驚きました。バス旅行は冷めた昼食ばかりではなかったことにびっくり。もう一度食べてみたいと思わせる、お店の店主のお見送り、ありがたかったです。東京や埼玉では食べられない美味しさかも知れません。
幸手市 女性 50歳 主婦

◇犬養さんのクラブサンドウィッチの話に同感。羊頭狗肉とはこのことと言われるホテルのサービスの悪さと無神経さ、という前に料理のノウハウを心得ていないのに呆れる。客をなんと心得る。オーナーの顔が見たい。
《煉瓦亭》のポークカツは予想通りにおいしく、まさに絶品でした。揚げ立てのサクサク感はもとより、あっさりして肉のうま味とコロモの一体感がなんとも言えず、食べ切るのが惜しくて口の中からノドを通すまで十分に楽しく味わいました。間違いなくまた訪れたい秀逸の店です。
横浜市 男性 63歳 自由業

◇檀太郎氏の「正月」をたいへん興味深く読ませて頂きました。お父様の檀一雄氏の御本を愛読しておりましたので、そのご様子、お孫様方のご様子がわかり、なにかほのぼのとした気持になりました。
なんと言っても地元の《豊島屋》さんのお世話になることが多いです。昨秋、軽井沢の友人の別荘に行く途中、サービスエリアでお財布を落としてしまいました。半ば諦めていたら、サービステーブルに届けられていた時の嬉しさ! 
帰ってから早速《豊島屋》さんのお菓子の詰め合わせを、届け主様に送りました。なんと言っても品物が安心なので。喜んでくださいました。
鎌倉市 女性 68歳 主婦

◇まず《旅亭 萬葉》の表紙のカニに目を奪われました。
「楽味抄」、岩室温泉《綿綿亭 綿屋》を読ませて頂き、私も新潟出身ですので、ぜひ一度訪れてみたくなりました。全国の名店、旅館、名物など、沢山ありすぎて、感想を言うのもちょっと困りました。あちらへ行ってみたい、あそこのお店のを取り寄せたい等、心がワクワクしてしまいます。
大田区 女性 56歳

◇まず、《旅亭 萬葉》の表紙(裏表紙も)。「あじ・くらしのさいじき」、「復刻選・冬は湯豆腐」、その他も楽しかった。
過日、《煉瓦亭》に行きました。《知味斎》もよく利用します。正月は《佐浦》の「浦霞」を楽しみました。老いの楽しみをいつも教えてくださって感謝。どの店も素敵です。
柏市 男性 79歳

◇久しぶりに「味の味」を手にして、表紙をめくると、私の好きな歌人、山頭火の句に会え、喜びもひとしおでした。
お正月の挨拶回りのお土産に、岡山市の私はいつも「大手まんぢゅう」を持参します。大きさも適当で甘味がしつこくなく、みなさんに喜んで頂いています。冷凍しておくと急なお客様の時もレンジでチンして簡単にお出しできるので助かります。雄町店やデパートで購入しますが、接客態度も品格があり、満足しております。
過剰な包装で華美に走り、中身より派手な包装や宣伝の和菓子や店もありますが、常に実を重視している《大手饅頭伊部屋》が好感度ベスト(抜群)。見栄を張る時代は昔。今は安価、安心。美味な「大手まんぢゅう」にはまっています。
岡山市 女性 64歳 主婦

◇四国銘菓《冨士屋》の「小男鹿」のファンです。品のいいお菓子の代表格と思っています。派手さがなく、甘さが控えめで申し分ないです。薬王寺の帰りに本店に寄りますが、建物の構えにどことなく風格があり、お菓子同様控えめでこのままでいつまでもそこにあって欲しいものです。
香川・琴平町 女性 58歳 主婦

◇「あじ・くらしのさいじき」はいつも興味深く拝見しております。解説もうまく、話の種に使用させて頂いております。
「文学散歩」の講師として度々鎌倉を担当する。《豊島屋》で「鳩サブレー」を購入し、鶴岡八幡宮で八幡宮の「八」は鳩の形と教示すると皆喜びます。
鎌倉市 男性 56歳 公務員

◇「あじ・くらしのさいじき」がなかなか面白い。献立例が参考になりました。その間の句もなかなかよい趣き。犬養さんのエッセイも楽しく、うんうんと同感です。
輪島《海游 能登の庄》はとても心安まる宿で、アルカリの湯が肌にやさしく、もてなしの心が心地よい。何より夕食だけでなく、朝食も手を抜くことなく、とても美味しい。丁寧に一品一品が作られていること、温かいもの、焼き立てのお料理と、そして存分に当地ならではの魚介類が味わえる。
夏、冬と、この一年半に四回寄せてもらったが、いつもとても満足。次の予約をとって帰ります。
さいたま市 女性 51歳 公務員

◇エッセイが楽しく、興味深く拝読致しました。
レストラン《香味屋》、洋食メニューのどのお料理も、各々美味しそうで食べてみたくなるようなお店でした。店内は高級感がありますが、良心的な価格でした。
気どりがなく… 雰囲気良くて。それからお料理に心がこもっているような気がいたしました。
葛飾区 女性 51歳