カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2008.5)



◇「献立」を参考に料理を二つほど作ってみました。いつも気のきいたレシピで楽しみです。
初めての東京出張で先輩に《駒形どぜう》に連れていってもらい、食べ方の講釈を受けたのを懐かしく思い出しています。停年の送別会もここにしてもらいました。息子も東京から大阪へと転勤になっていますが、きっと心に残る名店との出合いが待っていると思い、それが良き人とのめぐり合わせに重なれば良いと思っています。
たつの市 男性 65歳

◇檀太郎さんの文章、北海道人でも何十年暮していても中々わからないことが沢山あります。寒い寒い中“いも、きゃべつ”が雪の中より味を育むことを知らされ、改めて大自然の営みに感謝感謝で食べる楽しみが倍増です。
先日来客があり、とにかくヒナ祭りも近いので菓子を入れる器を持って《千秋庵総本家》さんに買いにゆきました。ヒナ生菓子を中心にさくらもち、うぐいす等、店員さんのやさしい感性で作ってもらい、皆と一緒に蓋を開け、とても色どりよくうわ〜と声をあげ喜び、楽しんだ午後のひととき。まだ春遠い感じの中“暖炉”の火のように、暖かな会話が時を忘れさせてくれました。
函館市 女性 77歳 主婦

◇春らしい柔らかい色調の表紙にホッとして中をみた。懐かしい物に出会った気分。《桔梗屋》の「信玄桃」は十年以上前山梨に行った時、パッケージが面白くて買ったことがある。犬養智子さんや平野雅章さん、高田敏子さん、檀太郎さんのエッセイは若い時随分読んだ。
そして、小さい時から(塩釜生まれ)慣れ親しんでいる《佐浦》が載っていてまたびっくり。不思議な縁が詰まってる一冊。《豊島屋》の「鳩サブレー」は小さい時から鎌倉の祖母の土産で大好きなので必ず買って帰るのです。本店に入ったのは初めてでしたが、ゆったりした店内、買いやすいように沢山の店員さんがいて、待ち時間もなく、教育も行き届いて気持よく買い物できました。いまは、渋谷、東京駅大丸などあちこちにお店があり、より仙台からは身近になりました。
仙台市 女性 50歳

◇「舞台と食・握り飯―戦わぬための腹ごしらえ」が心になるほどと残っております。表紙の「信玄桃」もとっても素敵ですね。すぐにでも食べたいです。
久しぶりにそごうの《竹葉亭》でうなぎ料理をいただき、落着いた雰囲気のなかで大変美味しくいただきました。
横浜市 女性 72歳 主婦

◇まだ寒い信州ですが、ページのあちこちに春を満喫できました。檀太郎さんの「越冬キャベツ」、楽しく読ませて頂きました。
先日八十歳になる主人の母と私の母、主人、息子と《竹風堂》松代店で「栗おこわ定食」をいただきました。変わらぬ美味しさで感動しました。お土産には「栗もなか」を求めて帰路につきました。松代の観光の中心にあり、年寄り連れでも気軽に立ち寄れ高級感もあり、とても気に入っています。《竹風堂》が観光スポットの一つになっている雰囲気でした。
塩尻市 女性 53歳 歯科衛生士

◇昨今の輸入食品問題が日本の食材に改めて目を向けるきっかけとなりました。「さいじき」やエッセイの内容が季節や食材を大事にする気持にあふれ、読後の満足感は「ごちそうさま」と言いたい程です。
《イタリー亭》の「レイトランチ」、アンチョビスパゲティ、ミックスピザ、サラダなど、主張する味があって美味しかったです。自家製のタバスコ、酢も料理に合っていました。ランチタイムを過ぎての食事をどうしようかと夫婦で悩み思っていたら「レイトランチ」があり、ゆったりしたサービス、料理の説明など、ぜいたくな午後の一時となりました。
竜ヶ崎市 男性 60歳 公務員

◇「さいじき」、今字てがみをしており、日本語の豊かさ、深さに幸せを感じる日々です。
「アルピーノ村」、お料理、サービスもグーです。最近は結婚式が多く、先日も若いカップルの幸せな笑顔に、こちらまで幸せいっぱいでした。
川越市 女性 63歳 主婦

◇表紙の「信玄桃」、とても可愛い和菓子です。まるで本物の桃が箱詰めされているようなパッケージ。季節感ある表紙、とても良いです。
《豊島屋》の「鳩サブレー」小さい子供からお年寄りまで喜んでもらえるので鎌倉に出かけた時は必ず買って帰ります。三歳の孫は「ポッポ、ポッポ」と言っておやつに食べています。甘さも控えめで安心して食べさせています。
中央市 女性 53歳 会社員

◇会津若松を訪ね、《会津葵》で入手しました。ページを隅から隅まで読ませて頂き、行ったことのあるお店、今後ぜひ行きたいお店など、情報が充実していて大変うれしくなりました。
うなぎの《いば昇》さんは数回いただいた事がありますが、お店の雰囲気、お味など満足のいくものでした。白骨温泉の《小梨の湯 笹屋》さんも十数年前宿泊した事があり、落着いた山の中のお宿という雰囲気で確か蜂の子が食事に出たのを覚えています。また訪ねたいと思っています。小布施の《竹風堂》さんの「栗おこわ」も大好きです。いずれのお店もお値段はそう高くは感じませんでした。
ひたちなか市 女性 60歳 主婦

◇初めて読ませて頂きました。地方に旅行した際に訪れました《田季野》さんが載っており懐かしく、また嬉しくなりました。時々丸ビル等立寄った時に「味の味」を手にとってみたいと思います。
《丸ビル魚新》さん、美味しく頂き、また対応も心良く感じました。
さいたま市 女性 62歳 公務員


◇こんな素敵な冊子があるのを今まで知りませんでした。「さいじき」のコーナは、とても勉強になり、エッセイは思わず笑みが出るあたたかな読み物が多く、楽しいゆっくりとした時間を過ごせました。
この冊子をいただいた《大手饅頭伊部屋》は、いつもと変わらぬお味で、また、店員さんもとても丁寧な対応をしてくださいます。小豆の味がとても美味しく、ふっくらとしていて他にはない独特の作りかたを、長い歴史の中守り抜いてきたその姿勢に、感動と感謝をおぼえます。これからもいつまでも変わらぬ味と人情を守り続けて頂きたいと思っています。全国にほこれるお店です。
岡山市 女性 38歳 主婦




◇著名な方々の食にまつわるエピソードが楽しかったです。
今回泊まった《海游 能登の庄》はセンスの良い雰囲気、あたたかい料理、あたたかい温泉、親切な宿の方々と申し分のない宿でした。
表紙の「信玄桃」、美味しそうですね。今度是非購入して味わってみたいと思いました。
杉並区 女性 52歳 主婦

《貝掛温泉》に二泊して、かぐらスキー場に送迎して頂きスキーを楽しみました。ぬるめのお風呂にゆっくり入って、目によい温泉とのことで目を洗い、さっぱりしました。お食事も体によい物を美味しくいただき、命の洗濯をしてきた思いです。
横浜市 女性 45歳

《知味斎》は家からもっとも近い所にあり、気軽に立ち寄れるお店です。「美味しい中華が食べたいなあ」と思うと、すぐに主人と足を運びます。メニューがかなり豊富で、出来たての料理が出てくるところも気に入っています。
料理の説明が事細かにメニューに載っているのも親切です。
松戸市 女性 40歳 主婦

◇「舞台と食」、大変興味深く読ませて頂きました。過去の重大な事象を忘れがちな現代の人々の性を悲しく思います。「温故知新」を思い起こして。
箱根仙石原の《仙郷楼》、山陰の《皆美館》(藤村ゆかりの宿)、曽遊の地が懐かしい。奈良桜井の《白玉屋榮壽》の最中、「みむろ」が大変美味しい。小振りで上品です。
京都市 男性 83歳

◇「もっと早く知っていれば」と思わせるくらいに内容が充実していました。以前紹介された随筆の再掲載は、読者を大切にする姿勢が感じられました。
《桔梗屋》さんは、菓子はもちろん、惣菜類もとても美味しいです。おむすびは天ぷらや味噌カツを挟んだものがあり、しつこさや油っぽさが全く無く、気軽に食べられます。ポテトサラダを始めとするサラダ類も後味が非常に良いです。
韮崎市 女性 33歳 会社員

◇《グリル満天星》本店のロールキャベツが大好きです。信用できるお味とでも言いましょうか、いつでも同じお味というのが気に入っています。また「味の味」で掲載されている各々のお店はたしかであると信じております。
富士吉田市 女性 53歳 自営業

◇夫の友人の台湾の方に贈るために《会津葵》に出掛け、干菓子とカステラのセットを買って台湾に送った。会津に住んで約三年、安心して買える、しかも美味しいお菓子は今のところ、ここでと決めている。そして自分自身の為に「葵餅」をお土産に買い、夫と二人で番茶と食した。
“あ〜しみじみ美味しい…”
福島・会津美里町 女性 54歳 飲食業

◇「山賊亭・三角なおはなし」、大変良かった。楽しみ同感しました。
鎌倉在住四十年以上ですと、あれもこれも自分なりに名店など知っているつもりですが、《豊島屋》のサブレーだけは修学旅行の生徒たちがほぼ全員サブレーの袋をぶら下げて街内を飛び跳ねている姿を一年中見ている状態で、味も店も大変良いと感じながら贈り物には“私は他のもの”と抵抗していた。しかし今回は兵庫県の友人から「いかなごのくぎ煮」を送られ、この美味しさを堪能し、思わず“鎌倉名物のサブレーよ”とサブレーと小鳩を送ってしまった。やはり、どこかに私も“名物”にとらわれているようだ。
鎌倉市 女性 70歳

◇本を開きながら「ああ、ここに行ったな」と言いながら丸をつけています。特に松阪の《和田金》でのすき焼きは本当に美味でした。あの味はとても家では出せません。また近々行きたいと思っています。
金沢の《柴舟小出》も大好きでいつも買って帰ります。
徳島市 女性 70歳 主婦

◇まだ子供が小さいのでいずれ主人と二人で西洋料理店など行ってみたいです。
《桔梗屋》さんの「信玄餅」はお土産によし、家で食べてよしと家中大ファンです。お店での梅こぶ茶のおもてなしは気持もうれしくなります。息子がホワイトデーのお返しに買っていたのはびっくり。中々“通”だと思います。
武蔵村山市 女性 44歳 歯科衛生士

◇檀太郎さんの「越冬キャベツ」、雪に埋もれたキャベツでのロールキャベツやポトフ、美味しそうでした。新潟の津南町の雪下人参も相当甘く、生でのスティックなんか最高ですよ。
《煉瓦亭》にて食事をし、接待する方の小ぎれいな身だしなみと、昔ながらのレジに感激しました。
新潟市 女性 40歳

◇「信玄桃」、季節ですネ。「さいじき」で季節感を味わっています。食卓にも意識して演出? 出来るようにと思っています。
《瓢亭》の「夕霧そば」、ほんのりゆずの香りでさっぱり感もあり、大好物。梅田に出た時は少し足をのばしてお昼するのが楽しみです。
宝塚市 女性 38歳 主婦

◇「信玄桃」、可愛くておひな様の季節を実感しました。高田敏子さんのひなの味で昔、娘たちのお祝いをしていた頃を思い出しました。
長崎に行くたび、《松翁軒》さんの「五三焼」を購入するのが楽しみです。お二階で外の景色を眺めながらいただくコーヒーも異国情緒ありで、時間を忘れます。
宝塚市 女性 74歳 主婦