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美作三湯の一つ湯原温泉は、岡山県北部の山合いに湧く温泉で、泉質は「しっとりやわらか」。《八景》は、露天風呂付き客室からバリアフリーの客室まで全34室の閑静な佇まいの宿。供される料理は、野菜を主役とした「山里料理」で、テーマは「元気な野菜」。赤ちゃんには離乳食、子どもにも野菜をたくさん使った料理、
2泊目からのお料理は好みを聞いてくれる。1泊2食の中には、なんと50種類以上の野菜が使われているという。
「猪しゃぶ鍋」は湯原で獲れた新鮮な猪の肩ロースをしゃぶしゃぶにし、岡山名産の黄韮と鳥取の雪下葱で巻いて、自家製のポン酢でさっぱりといただく一品。
赤味噌仕立ての「ぼたん鍋」は、勿論ホッとするお馴染みの味だが、新鮮な猪でしか味わえない「猪のしゃぶしゃぶ」も新しい猪の食べ方を発見でき、魅力的。
湯上がりに、山里の冬景色を愛でつつ味わう鍋料理はまた格別である。
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