カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2010.7)



◇犬養智子さんの「甦った味」がよかったです。テンポの良い文章と美味しそうな話にいつも引き込まれてしまいます。
今年念願だった「桃かすてら」のお取り寄せをしました。長崎県ではいろいろなお店がそれぞれの形と味で作っているらしく、どのお店にしようか迷いましたが《松翁軒》さんにお願いしたところ、店員さんの電話での応対も良く、もちろん送られてきた「桃かすてら」の味、形ともに申し分ありませんでした。また来年の桃の節句時にもお願いしたいと思っています。
燕市 女性 41歳 会社員

◇ふるさと岡山の竹久夢二の「雀の子」「宵待草」が大好きです。少女の時、祖母が麦畑に止まるひばり、雀の子のことを教えてくれたことを思い出しました。
岡山を代表する銘菓「きびだんご」を《廣榮堂本店》で、東京のお土産に買いました。大変喜ばれました。ももたろうの国、「きびだんご」は岡山の風土が生んだ自然の恵みです。百五十年の間岡山を代表する「きびだんご」の老舗として愛されてきたのが《廣榮堂本店》です(きなこをまぶしたものも人気あり)。
岡山市 女性 27歳 会社員

◇「復刻選/虚子と土筆と鮎と」、父との淡い想い出を読み、私も遠くで暮らす父のことを思い出しました。奈良の《白玉屋榮壽》には桜井市に用事がある時には必ず寄り、「みむろ最中」を買い求めます。子供たちも大好きです。きれいな庭園を眺めながらいただくのがとても美味しいです。接客態度はいつも本当に丁寧で素晴らしいです。気持ちよい対応を毎回していただいております。
香芝市 女性 39歳 主婦

《彩色健美 美楽》「彩りタルト」、こんなお菓子があるのを初めて知り、食べてみたくなりました。島根県にあるとのことなので、いつか食べてみようと目的が出来ました。いろいろグルメ雑誌をよく見ますが初めて知り、感動しました。
四月二日に京都に行った時、《田丸弥》の野菜せんべい「白川路」と「みそ半月」を買いました。年に数回行くので自宅用と土産用を必ず買います。自然な味で私は大好きです。昭和天皇がヨーロッパのお土産にされたと聞き、嬉しくなりました。《豊島屋》の「鳩サブレー」も、横浜や東京に行った時は必ず買います。ひび割れしないように気を使います。一枚食べるとお腹もふくらみます。五月は東京に行くので、沢山買います。
松阪市 女性 73歳 主婦

◇思わずお店(《和田金》)で目に飛び込んだ美しい表紙。まだ見たこともない鎌倉のお菓子との事、「さいじき」を楽しく読ませていただきました。
松阪市に住むものとして天下の名品《和田金》さんの牛肉は、日頃からお料理に、進物用にと大いに活用させてもらっています。店内にはいつも季節のお花が活けられて、市内に住む私でもホッとさせてもらいます。県外から来られた方々には、またひとしおのおもてなしと思っています。
松阪市 女性 70歳 主婦

◇初めて手にしました。いろいろなお店がいっぱい載っていますね。行きたい、食べてみたい楽しい情報でした。また価格もはっきりとしているのでいいですね。「読者サロン」も本音で書いてあるので、今度自分もどんな風に感じるのか、行ってみたいと思います。参考に出来ると思いました。
小布施栗菓子《竹風堂》は主人が長野出張の時のお土産で頂きます。とても美味しく大好きです。口の中へ入るとすーっと滑らかで、お茶とお菓子と至福のひととき。いつも変わらぬ味、大好きです。
市川市 女性 40歳 会社員

◇スカイツリー見物に来京し、観音様参拝後、昼食にと《駒形どぜう》を頂きました。美味! 偶に手にした貴誌を拝読、「虚子と土筆と鮎と」は、昔の人と人のゆったりとした心の交流を思い起こさせてくれた一文でした。
四十四年ぶりに「どぜう」を頂きました。妻が長女を身ごもった時に身体に良いということで連れていき、お陰様で丈夫な子に育ち、四十三歳になりました。四月二十九日は結婚記念日でもあり、懐かしくお店を見せて頂きました。
仙台市 男性 70歳

◇表紙の《豊島屋》「あやめ餅」の季節に合った色彩に思わず手に取って帰りの車の中で見ていました。「献立」は早速作ってみたくなるものばかりです。「味な宿」の白骨温泉で泊まってみたい(日帰りで行っただけでしたので)。
《イルクオーレ》、おいしい料理ときれいなお店、丁寧な説明、サービスの仕方、とても良いです。《竹葉亭》、鯛茶漬けがおいしい。《駒形どぜう》、お店の雰囲気がいい。《出雲國仁多米》、ご飯が久しぶりにおいしいと実感できた。
さいたま市 女性 60歳 保健師

◇“食”のいろんな楽しみが書いてあって楽しかったです。地方の面白い食など今後も沢山紹介してください。
《バール・ドゥエ》に上京した際に行ってまいりました。とっても美味しかったです! いつもの《グリル満天星》のオムライスも味が変わらず美味しかったです。新しいお店もどんどん紹介してください。ホームページも見てみます。
金沢市 女性 36歳 フリーター

◇「デスクから」に金沢のふぐの真子の粕漬けの事が載っていました。石川県でも美川地区などの限定した地域でしか作られておらず、高級珍味です。県民でもいつも食べられるわけではありません。記事を読んで久しぶりにご飯にのせて食べたくなりました。
《柴舟小出》というと生姜風味のおせんべいが有名ですが、「三作せんべい」も老若男女に好まれるとってもおいしいおせんべいです。有名な老舗にもかかわらず、地元のテレビ局の“石川さん”というキャラクターをおせんべいに印刷し、「石川さんさくせんべい」として売っています。やっぱり地域住民に愛されるお店は違いますね。
石川・津幡町 女性 40歳 保育士

◇吉田あやこさんの「食べもの世界紀行」を読み、二十五年前のドイツ旅行を思い出しました。デュッセルドルフのビアホールで、生の豚肉を食べたのです。正に「ミッツ」です。吉田さんが言われるように、何ともサッパリしていて、ビールとも相性が良かったです。
四月末、歌舞伎座にさよなら公演を見に行ったついでに、《築地玉寿司》を訪れました。なんと二十年ぶりです。伝統を守った味は当時のまま。一口ごとに懐かしい記憶がよみがえり、ついつい長居してしまいました。
豊中市 男性 68歳 パート

◇興味深く読み、かつ見させて頂いた。《花吹雪》のランチは非常にリーズナブルで、かつゆったり雰囲気を味わう事が出来、美味しかった。サービス、応対も良かった。
松戸市 男性 48歳 会社員


◇表紙も裏表紙も素敵で《神田尾張屋》さんに行きたくなりました。
昨年五月に主人たっての願いで、長野の《小梨の湯 笹屋》さんにまいりました。新緑につつまれた昔ながらののんびりした雰囲気の中、素晴らしい和食のおいしさに心豊かに過ごしました。
その年の八月に主人は亡くなりました。「味な宿」での紹介、嬉しく拝見しました。
芦屋市 女性 78歳 主婦

◇十年ぶりに手にしました。懐かしさに思わず手に取り、一冊頂きました。「味な椅子」、いいですね。古いけれど新しいもの作りにはいつも驚き、感動します。大事にしていきたい日本の文化ですよね。
亡くなった祖父が《桔梗屋》さんの大福とどら焼きが大好きで、小さい頃によく分けてもらいました。命日には必ず買いに行きます。いつも変わらぬすてきな味… 今年も喜んでくれるといいな。
上野原市 女性 29歳

◇ゴールデンウイークの最終日に新潟岩室温泉の《綿々亭 綿屋》で昼食をとりました。いつもは宿泊してのんびりしていますが、新緑のさきがけのドライブで富山から立ち寄りました。食事は基本的にいつもの内容で季節のものを加え、美味しく頂きました。またゆっくり秋の季節に立ち寄りたいと思います。「天地人」も終わり、今年は静かな模様です。
富山市 男性 70歳

◇「昭和写真帖/帰ってこない日本橋川」を拝見し、懐かしい思いがした。この空間的な広がりを早く夢見たい! これこそ新しい日本橋の風景である。
時々高島屋デパートの地下の菓子工房《お菓子やさん》に立ち寄る。今回「名店この一品」で紹介された「氷川の杜サブレ」の濃厚な味が忘れられない。この吟味されたお菓子を大切にしていきたい。
川越市 男性 61歳

◇「さいじき」を読んでいると、五月のさわやかな風を感じます。四季のはっきりしている日本、この自然を大事に残したいですね。
《彩色健美 美楽》のタルト、食べるのがもったいなく、眺めていたいお菓子。秋には山陰に旅行の予定なので是非店に出向いて目でも味わいたい。綺麗だろうな…。
新潟市 女性 60歳 会社員

◇東京の友人に《香味屋》《煉瓦亭》に連れていってもらい懐かしく読んでいました。今度は《天ぷら魚新》さん、あと京都によく行くので参考になりました。
今回、ねぶた温泉《能登の庄》に宿泊しました。お肌がすべすべになり日本一の肌にいいお宿です。またお料理(いろりコース)も絶品、お腹もいっぱいです!
金沢市 女性 39歳 会社員

◇「虚子と土筆と鮎と」、星野立子氏の父上様の虚子との思い出、俳句の大御所のある春の日の土筆、鮎や京都のTさんを訪れる話、親子の情愛のこもった随筆拝読、心にしみました。檀氏の「芹とクレソン」も情景を思いつつ、自然の美と共に自然の恵みの有難い事。小渡氏の《粟國の塩》、塩を求める時は《粟國の塩》にします。情熱をかけて作られる塩、応援します。
「小男鹿」はわが阿波徳島の世界に誇る銘菓です。なんと言ってもその上品な味、阿波三盆糖、山の芋によるお味は最高です。ある時の瑞巌寺のお茶会に《冨士屋》の季節のお菓子が出ました。その時の初夏の藤の和菓子でしたが、とても美しく頂くのが惜しい様子、見事なお菓子でした。心を込めてお茶会に出してくれましたお菓子、忘れられません。芸術だなあ!と感心いたしました。
阿南市 女性 78歳 主婦

◇鎌倉《豊島屋》の「鳩サブレー」は朝食代わりにしたり、おやつになったり、切らしたことがない。
あの鳩の目の小ささ、そして位置、この目を描いた人すごい、といつも思う。おつかいものにも利用しています。
鎌倉駅前、修学旅行生は皆鳩サブレーの袋を下げている。観光客も、もちろんです! この人気は飽きない味と、きっとあの小さな愛らしい鳩の目だと思っている。
鎌倉市 女性 73歳 主婦

◇「地食がおもしろい/伝統的な醤油は建物と風景を受け継ぐ」を読ませていただき、少年時代の想い出に懐かしみました。隣が醤油屋さんでしたので、懐かしい醤油作りのにおいを思い出しました。
《大手饅頭伊部屋》の味はもちろん、従業員さんの接客もまた買いに行こうと思うほどでした。
接客と言えば現在は「お」「様」のオンパレードで耳が痛くなるほどですが。
岡山市 男性 62歳

《喜っ川》、村上の鮭料理のお店を知ることが出来てうれしいです。昨年村上まで行きましたが、食事どころがわからず、違うところで食べていました。今年の紅葉狩りには訪ねたいです。
《神田きくかわ》の上野毛店は、《きくかわ》の中でも一番美味しく思います。大好きなお店です。
焼き上がるまでの待ち時間が、“ワクワク”して楽しい時です。東京に行った時、寄るのがいつも楽しみです。
京都・精華町 女性 38歳 主婦

◇四月七日、千鳥ヶ淵へ桜を見に行き、北の丸公園、靖国神社と満開の桜に大感激。
大手門から日本橋へ、コレド日本橋へと向かい《天ぷら魚新》で主人はあなご丼、私は季節の野菜丼、いつもながらとても美味しく大満足でした。一月にお邪魔した時、カウンターで揚げてくださった板さんがわざわざ挨拶にいらしてくださり、板さんはじめスタッフの方達の感じの良い応対に、次はいつ来れるかと、また楽しみが増えました。
横須賀市 女性 60歳 看護助手

《すし萬》に行きバッテラをとても美味しく頂きました。帰りに「味の味」を頂き、とても楽しく読みました。《すし萬》の部屋はとても清潔で広くて、とても好感が持てました。サービスも良く、次もまた行きます。
中津川市 女性 87歳

◇湯原温泉《八景》さんの野菜中心のうす味のお料理が印象に残って、楽しいクラス会(十九名)となりました。炭火で焼いた切り餅は甘みがあってとても美味しかったです。帰途のバスの中で焼きたての切り餅を皆でニコニコして食べながら帰ってきました。本当にありがとうございました。
高松市 女性 65歳 主婦