カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2010.12)



◇「さいじき」はいつも楽しく読ませて頂いております。「味な宿」伊豆高原の《花吹雪》の紹介を読んで、生来温泉が好きなのでぜひ行ってみたくなりました。
《鶏料理 てん》は時々寄らせて頂いておりますが、いつもすっきりとした味で、楽しく頂かせてもらっております。老人になるとどうしても食べる物が制限されてしまいますが、肉の中では鶏が比較的健康に良いということで、外出時には鶏料理がいつも中心になります。
世田谷区 男性 81歳

◇復刻のコーナーや写真の風景に強く引かれるものがあります。もう二時代(失礼ながら…)は離れていると思われる「ひとコマ」が図らずも新鮮に眼に映ります。
長年変わらぬ店、変わらぬ味というものはまことにありがたいものです。転勤、諸外国、そして巡って地方暮らし、生活は目まぐるしく変化しますが、一口で当時に戻ってしまうのは身体の記憶なのでしょう。
三原市 男性 46歳 会社員

◇横長の形がきれいで中身はずっしり読みごたえがありますね。
《廣榮堂本店》さん(本社の方)しか知らないのですが、古民家移築のとても雰囲気のある落ち着く店です。まっ茶セットが美味しかったです。娘が「調布」が好きなので、お土産に買いました。
岡山市 女性 59歳 主婦

◇京都に住み、若い頃に本物のまったけの味が身体にしみついている私にとって、大村しげさんの「丹波のまったけ」の随筆は感動いっぱい、胸の高鳴りさえ覚えた。「名店この一品」の《和田金》のしぐれ煮の絶妙な味加減、三十年前に味わった。おなじみの奈良三条通り《白玉屋榮壽》さんを訪ね、名物みむろ最中を購入した。庶民に親しまれ甘さも控えめ、とにかく小振りで食べやすい。月に一、二回大和三輪大社へお参りして、帰途必ず本店に立ち寄り、色々世間話をした上、みむろを親戚の土産にたくさん買い求めるのが今の私の生き甲斐、楽しみである。
木津川市 男性 79歳

◇「猛暑に塩」の記事を読んでいていつかのテレビの番組をふと思い出しました。雌牛は搾乳のたびに体内の塩分が失われるそうです。わらの上に塩の固まりを転がしておき、牛はそれをなめていました。まさしく牛の健康と良い乳を搾る為のミネラル補給ですね。私も梅干と水分は持ち歩きたいです。何年か前に一世風靡した「にがり」が最高ですね。今年こそ大ブレイクして欲しかった。そうすれば熱中症の確率は少なかったでしょうね。
先日、東京に住む子供たちと一緒に《築地玉寿司》さんへ行ってきました。色々なお寿司屋に行きますが《築地玉寿司》さんは安くて美味しいから気に入っています。
見附市 女性 54歳

◇大阪の紹介が少ないですね。意外と大阪には名店が多いように思います。又色々とご紹介ください。楽しみにしています。
今回は《すし萬》さんのお寿司のことを紹介いたします。《すし萬》さんの雀鮨は父が大変好物でした。横堀川の時からお店に買いに行っていました。六十年位になります。美味しいものが大好きな父でした。今でもホテル、デパート、本店へ出かける度に買っています。本当に雀鮨は家族全員が好きです。竹の皮で風流です。よこほりも美味しいです。すしめしは釜炊き、鯛は二年ものだそうです。
大阪市 女性 71歳 事務

◇つい最近、義母が退院間近なため椅子を買った。しゃがみ込まず、ちょうどいい高さのクッション性のある椅子だ。そんな時「椅子のクッション」という《BC工房》の記事を読ませて頂き、「生活工芸の本」をプレゼントしてもらおうかなと思っているところです。
テレビで岡山の名物は「大手まんぢゅう」であると地元の人が言っていたので、ぜひ一度食べてみたいと思っていました。先日、息子が友達と車で岡山へ旅行に行くと言うので、ネットで《大手饅頭伊部屋》をプリントアウトし、このおまんじゅう買ってきて、と頼みました。岡山駅にも売っているらしいから、と、息子はわざわざお店に行って買ってきてくれました。昔ながらの店構えで感じ良かったとの事。期待通り美味しく頂きました。また買いに行きたいです。ホント、美味しかったです。
徳島・石井町 女性 51歳 学校事務

◇知っている店や知らない店など楽しく読ませて頂きました。「さいじき」は勉強になります。
《想古亭源内》に泊まってきました。歴史と趣きのあるお宿でした。昔ながらの造りを大切に、活かした各部屋々々が良かったです。十月半ばでしたので、虫の音と夜空の星々があいまって、ほっこり、ゆっくりできました。季節を変えてまた何度も泊まりたい宿です。
宝塚市 女性 44歳 会社員

◇竹久夢二の生涯が初めて分かりました。「さいじき」は良くわかり「献立」は大変参考になりました。取っておきます。「名店だより」は大変良く、参考になります。また行きたくなります。
《田季野》は店の料理も良く、サービスも良く、大変結構でした。また会津へ行きたくなりました。小さい器に少しずつ出されて、味も良かったです。(庭に駐車スペースがもう少しあれば良かったのに!)でもまた行きます。
幸手市 女性 59歳 主婦

◇「丹波のまったけ」、本から美味しいにおいや味がしてきそうで、思いがふくらみます。前は山に行って大きいのを取りましたが、今はよその国のであまり美味しくありません、国産のまつたけが懐かしいです。
《すぎもと》はお料理が食べきれないほどで、ゆっくりとお食事が出来ました。レトロな雰囲気も良く、ゆっくりさせて頂きました。《和田金》は肉の美味しさは言うまでもありませんが、近くなのでよく小間切れを買いに行きます。店員さんが「ありがとうございます」とすごくあいさつが丁寧で気持ちがいいです。
松阪市 女性 62歳 主婦

◇息子が横浜へ出張し、「鳩サブレー」を買ってきてくれました。六月に母が亡くなり、会社から病院へ来てくれ、母の枕元で何度も声をかけ「ばあば」と泣いていた息子です。横浜へ発つ日、一杯「鳩サブレー」を買ってくるからと言って出かけて行きました。次の日一番大きいのを買ってきたから、仏様いっぱいあがって下さいとお供えしてくれました。幸福をはこんでくれる鳩、黄色の缶に入った「鳩サブレー」、ご先祖様、お母さん見てくれていますか。お母さんの大好きな鳩サブレーですよ。
大きい黄色の缶は大切にテーブルの上に置いてあります。夏の大切な思い出です。
宇陀市 女性 50歳 主婦



◇「丹波のまったけ」、大村しげさんの京都なまりの優しい口調の文章、なる程と拝読しました。京都へ旅行したときお店一杯のまったけに驚かされました。国産のまったけが入手しづらい昨今、読みながら舌つづみしてしまいました。
《聖護院八ッ橋総本店》の「聖」は友人(アリゾナ在住・米国人)の大好物。近年京都へ旅行した折、駅で見つけ大声で"My YATSU HASHI"と大喜びで、旅行の最初から求め、旅行中冷蔵庫に入れて楽しんでおられました。時折デパートで求めエアメールでも送っております。珍しい外国人もおられますよ!
鎌倉市 女性 70歳

◇「さいじき」は東京にいると知らない事も多く、興味深く読みました。「いのちは海から」で塩職人小渡幸信さんのお話が載っていますが、私も良い塩を使うようにしています。そして私はコーヒーに砂糖、ミルクは入れず、塩を少し入れて飲みます。砂糖とは違うさっぱりとした甘味があります。
赤坂《とゝや魚新》の炭籠弁当を頂きました。以前赤坂の情報紙に赤坂芸妓組合長の方がぜひこの炭籠弁当を食べてみて下さいという紹介をされていたのですが、近くにいながら、食べる機会がありませんでした。今回食べてみて、炭籠の中の沢山のお料理一つ一つ心のこもった味でした。この道に入って十六年という若い(?)板前さんが食材から作り方、味について全部説明して下さり、尚いっそう美味しく頂けました。また行ってみたいと思うお店でした。
港区 女性 65歳 主婦

◇食道楽の私にとてもぴったりで楽しめる内容でした。特に全国に出張に出る事が年に五〜六回ありますので「名店だより」のお店に一度立ち寄ってみたいと考えております。ありがとうございます。
先日大阪に立ち寄る機会があり、夕霧そば《瓢亭》さんにてお食事させて頂きました。名物の「夕霧そば」を注文し、口に運んだところ、さわやかな柚子の香りが新鮮で出張の疲れも吹き飛びました。その他小鉢(のり巻、うに豆腐)も趣向を凝らした一品で非常に楽しめました。つい店員の方との話も弾み「味の味」を頂いたので、早速はがきを送らせて頂きます。《瓢亭》の皆様の“粋”に感謝します。
由布市 男性 33歳 団体職員

◇大村しげさんの「丹波のまったけ」を読んでなるほどと感心させられました。“まったけは、風が当たるとだんだん茶色う黒ずんでくる、山でとりたては、これがまったけかと疑うほど白い”ということを。
京都《田丸弥》さんの銘菓「白川路」は老若男女を問わず最高に愛される美味しい京のおせんべいだと思います。京都に「白川路」の《田丸弥》さんあり、と誇らしく思います。
向日市 男性 49歳 会社員

◇全国各地のおいしそうなお菓子に読み入ってしまいました。銘菓を知っているだけで少し大人になった気持ちです。ぜひ色々と食してみたいです。
《桔梗屋》さんの信玄餅は大好物です。お土産に頂いた日には口一杯にほおばり、蜜を一滴残さず使いきるありさま、至福の時を感じます。《桔梗屋》さん、上手に食べる方法はどうしたら良いでしょうか? ぜひ教えてほしいです。
小田原市 女性 40歳 事務

◇“マサラチャイプリン”を作ってみました。チャイが好きだったので、それがプリンになって嬉しかったです。お店にはない味!
先日長崎に行ってまいりました。ずっと「味の味」で拝見していた《松翁軒》、ようやく行きました。デパートの九州展などの物産展でも売られることがない《松翁軒》なので、沢山買いました。シンプルながら美味しい美味しいカステラ! 他のお店のカステラも買ってみたのですが、《松翁軒》が一番でした。ありがとうございます。
金沢市 女性 36歳 フリーター

◇吉田あやこさんの「パットタイ」。これはまさに日本の「ソース焼きそば」で、私は酢を沢山かけるのが好きだ。日本でブームの食べるラー油も合うのでは? チャンスがあれば挑戦だ!
地元の高校を卒業し、五十年の月日が流れ、古希を迎えた。これを記念して全国から八十数名の仲間が集まり、祝宴を催したが、特に仲の良い連中へのお土産には《千秋庵総本家》のどらやきを用意した。勿論昔と変わらぬ味に、大喜びであった。
函館市 男性 69歳

◇旅行が好きでこの秋も岩室温泉へ十月に行くので、《綿々亭 綿屋》さんが出ていて参考になりました。他の宿とどちらにしようか検討してみます。また会津若松の《田季野》、また《竹葉亭》など美味しいお店が出ていて、嬉しくなりました。《竹風堂》はよく参ります。
長崎の《坂本屋》さんに娘と孫と二泊したのは何年か前ですが、お料理がおいしく、お部屋もよく、部屋に浴場もついていて、とても良い宿でした。その後豚の角煮を伊勢丹で何回か買いました。もう一度泊まりたいお宿です。
安中市 女性 87歳 主婦

◇一流の方の素晴らしい名文と気の利いた文章、毎月のことですが読みごたえがあります。また渋谷高弘さんの「昭和写真帖」、写真から昭和の時代がイメージ出来、今はどんななのかな、訪れてみたい気持に駆り立てられます。
八月に金沢を訪れました。かねてから「味の味」に紹介されていた《柴舟小出》の柴舟を早速に買い求め賞味しました。口に含むとピリッと生姜の風味が広がる、とてもおいしいお煎餅でした。お土産にも買って帰ったら、皆さんから「金沢の味がするね」と大変喜ばれました。岡山が誇る銘菓「大手まんぢゅう」とは趣が全く異なりますが、さすが古都の銘菓として素晴らしいと思いました。
岡山市 男性 62歳

◇「食べてハッピー/食べに行く幸福度は?」美味を食べられることが何よりのハッピー、その上、店と客の気が合えば最高でしょう。いくら美味でもサービスがだめだったり、サービスばっかり良くて味がだめではネ…。
娘の結婚記念日が日曜だったので皆で食事にと思い、少しおしゃれで子供も連れて行かれればと根岸の《香味屋》に行きました。しばらくぶりでしたが、全スタッフが皆変わらず、美味しいタンシチュー、スープ、洋食弁当と皆満足でクリスマスも《香味屋》でと話がまとまりました。
《神田きくかわ》のうなぎ弁当は冷めても美味しく頂けます。
文京区 女性 61歳 自営

◇「さいじき」長月、いつも本当に勉強になります。このページの為に「味の味」を集めています。勘違いして覚えたことが沢山あったりしますので、参考になります。
私は山梨で生まれ育ちましたので、山梨と言えば「桔梗信玄餅」をお土産に一番使います。お土産に持って行く時「何がいい?」と聞ける人は必ず「桔梗信玄餅がいい」と言ってくれ、悩むことなく決められ、とても助かっています。
甲府市 女性 32歳 公務員