カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2012.8)



◇本当は世の中の価値観が変わったはずなのに、いまだに急いで、あわてて、大多数で、安いものにいってしまいがちで、少しくたびれます。しかし、「味の味」を手にして、ゆっくりお茶をいただくことが出来ました。
「名店だより」はたくさんの方々の努力をかいま見ることができました。まだ知らない土地、知らない場所、知らない人がいることを知りました。時間を見つけて出かけていきたいと思いました。
さいたま市 女性 54歳 カフェ運営

◇初めて読ませていただきました。開いてすぐ「ふるさとの詩」があり、中原中也でした。味のある詩です。「さいじき」もじっくり読ませていただき、「食べもの世界紀行」、「塩の話あれこれ」も良かったです。
銀座《皆美》の皆美家伝鯛めしに目が行きました。やはり日本料理でしょうか。説明写真ともわかりやすく好感が持てました。
自然海塩《粟國の塩》も食べてみたい品です。塩ブームでもあり、関心が高い商品と思います。
横手市 女性 57歳 主婦

◇多種多様なお店が載っていますが、昔からの老舗が頑張っているのは嬉しい限りです。食に関しての面白いお話とか、簡単なご飯などの作り方とか今後楽しみにしています。
レストラン《香味屋》、昔からのこだわりの味を大事にして一品一品を丁寧に扱っていらっしゃいます。お肉料理、オムライス、ピラフなど最高です。(スープ、デザートも季節感を取り入れています)。スタッフの皆様ありがとうございます。
所沢市 男性 58歳 会社員

◇毎号「さいじき」を楽しく読ませてもらっています。「蚕豆」はなぜその字を当てたのか、諸説面白く思いました。またその後の一句も趣があって気に入っています。
《柴舟小出》では、お店に入ると、タイミングよくお茶とお菓子を出して下さいます。そうなんです、店内にはちゃんとお茶席がしつらえてあり、心地よい空間でおもてなしを受けられるという素晴らしい心づかいが行き届いたお店なのです。たくさん買えば車まで運んで下さったり、雨の日は傘を車までさして下さるなど、本当にありがたいサービスにあふれ、店員の方々の皆さん笑顔で気持ちの良い、これぞ老舗といったお店です。
金沢市 女性 パティシエ

◇今回初めて読む機会を得たが、全体として非常に面白かった。全国の知った味の店や商品が載っており、なつかしいものや普段口にしているもの、新しいレパートリーが増えるきっかけになるものがあり、良かった。またイギリスに住んでいたことがあるので、「食べもの世界紀行」のスコットランドの「ショートブレッド」はよく食べたし、子供が好きなので日本でもよく買うが、詳しい作り方は知らなかったので、子供と一緒に読みためになった。
東京に長年いたので《駒形どぜう》は小学生のころ、父親に連れて行かれたのをきっかけに、どじょうの美味しさをここで覚えた店である。全く泥臭さがなく、しかも名物「どぜうなべ」はきざみネギとさんしょうをふんだんにかけて食べる絶妙な味が忘れられない。今でも年に一度程度は東京に行った折に食べに立ち寄っているが、いつも長蛇の列である。
京都市 男性 48歳 大学教員

◇今回初めて拝読しました。季節感が豊かで質の高い内容で、大変充実しています。
《聖護院八ッ橋総本店》、熊野店で買い物をしました。清潔感があふれスッキリした店内は清々しく、お店の人のサービスも心地よく、大変丁寧でした。修学旅行生のお土産として人気がありますが、地元の人があまり口にしないのはもったいないことだと思います。
京都市 女性 自営業

《ボンナ・カストラ》で昼食をとった時に手にしました。本の基調がゆっくりとして品の良さを感じました。
「名店だより」、私は《ボンナ・カストラ》に行きましたが、会社の近くにこのスペース(特に緑には驚きました)は素晴らしい。安いというわけではないが、家族で来たいと思いました。
品川区 男性 52歳 会社員

◇コレド日本橋で食事会をするので下見に行き、小冊子と出会う。前ページの「献立」を利用して夕食を作らせて話題にしたところ、コレドでの食事会が決定。「全国名店だより」が大変参考になりました。「味の味」、毎月取りにいくように指示を受けました。
東京都内はもちろん、各地方の名店が楽しみ。関西方面、特に松阪の《和田金》にはもう一度是非行きたいと思っています。(ゴルフをやりながらです)
松戸市 男性 64歳 会社員

◇行ったことがあるお店の方が圧倒的に少ない…。行ってみたいお店が圧倒的に多い…。働いてお金を貯めて一軒ずつ伺いたい! 中年オバさんには魅力的でもあり、メタボを気にしつつ楽しく拝読しました。
赤坂《とゝや魚新》はお昼しか伺ったことがないのですが、会社員の私にはホッとするつかの間を提供して下さるお店です。丁寧に作られた料理と気くばりのあるサービス、忙しいと季節さえ気がつかない日々を過ごしてしまう私ですが、「二合半弁当」の中身で旬を感じさせてくれます。
豊島区 女性 49歳 会社員

◇お店に入店する際に「味の味」が置いてあったので手にとりました。大変面白く、内容も充実していて読みふけってしまいました。
《お膳》、安価で美味しく、応対も親切で良かった。
南足柄市 女性 56歳 学童指導員

◇「復刻選/新茶の味」の記事を特に楽しみながら読ませてもらいました。酒類が全く飲めず、常に家ではお茶をよく飲んでいます。この時季は中でも新茶を飲める事で毎年楽しみです。まろやかさ、こく、お茶そのものをじっくりと時間をかけて味わう雰囲気も好きです。水にもこだわり、涌き水を汲みに行きお茶をいただきます。お茶の歴史など書いており、勉強になりました。
祖母が《聖護院八ッ橋総本店》の近くに住んでいることもあり、本店には時々行きます。いつもピカピカの窓が気持ちよく、背筋を思わず「ピン」として入店してしまいます。私は八ッ橋にアイスを付けて食べる食べ方が好きで、特にバニラ味が気に入っています。仕事の疲れも吹っ飛びます。これから暑くなるので今年もたくさん食べて暑さを乗り越えます。
岡山市 女性 35歳 会社員

《坂本屋》の「鱧しゃぶ」の表紙にひかれました。はもしゃぶは絶品ときいていますが、まだ食べたことがなく、今年は是非食べてみようと思います。
ミニ冊子(失礼)ですが、中身が濃くて楽しみです。毎月この冊子のために《三友堂》さん通いがもっと楽しみになりました。
香川・三木町 女性 57歳 会社員

◇いつもどおり犬養智子さん、冨士眞奈美さん、檀太郎さんのエッセイは楽しく読ませていただきました。他の記事、エッセイも興味深く、美味しいものを食べる、食べたいという欲はいつまでも衰えることはなさそうです。
松江の味《皆美》は大分前赤坂にお店があった時に行ったことがあります。鯛を炊き込むのではなくほぐし身にだしをかけていただくのが美味しかったのを覚えています。さすが不昧公のもとで栄えた食文化、料理もお菓子も美味しく美味でした。
練馬区 女性 64歳

◇読みごたえのあるエッセイばかりでとても楽しめました。特に冨士眞奈美さんの「糠みそ」は、読んでいる途中から失敗しあきらめていた糠漬けをやり直そうと思い、ファイトがわきました。
「鳩サブレー」でお馴染みの《豊島屋》のらくがん「小鳩豆楽」は感激するお味です。舌にコクのある甘味が広がって幸せな一時を過ごせます。店内にはかわいらしいグッズもあり、目も楽しませてくれますよ。
鎌倉市 女性 59歳 主婦

◇神山恵三さんの「新茶の味」を興味深く読ませてもらいました。日本のお茶も素晴らしいですが、言われるように日本の水もそのお茶の味を引き立てていますね。中国でも欧州でも水は硬水ですね。やはり日本の水にはかないません。
函館の《千秋庵総本家》を訪れて、「どらやき」を買いました。こちらでは手に入らず、一度は食べてみたいと思っていました。今回機会があり、やっと巡り会えました。さすが逸品です。この口の中で餡がとろけるようでした。
豊中市 男性 70歳 パート

◇「くらしのさいじき」で「蛍売」という言葉がありました。虫もデパートで売る時代とは悲しい&さみしいような…。
五月のゴールデンウィーク中に《神田きくかわ》本店さんに初めて行きました。とても柔らかく、ふわっとした上品な甘さのうなぎに感動しました。
金沢市 女性 41歳 会社員



◇毎回「味の味・復刻選」を読むのを楽しみにしています。六月号では神山恵三サンの「新茶の味」をナルホドナルホドと読ませていただきました。新茶で思い出したのが、新潟は村上です。村上はお茶の栽培の北限だそうで、所用の折、村上に出かけ駅で吉永小百合サンのポスターを見て「そうだきっかわに行こう」となりました。
「名店だより」にある《味匠 喜っ川》です。お店の構えといい、鮭のブラサガリの壮観さといい、観る、味、匂ひを堪能して帰りました。帰るときお店の娘サンから駅までの地図をいただいて古民家を訪れながらの帰途も大変有意義なものでした。
鎌倉市 男性 82歳

◇いつも「味の味」は楽しみに読ませてもらっています。特に「さいじき」を真っ先に読ませてもらいます。「あじのさいじき」はすぐにでも食べてみたくなる感じがジワジワとにじみ出てきます。そうだ、早速魚屋で飛魚を見つけて塩焼きをしよう、と思いました。
吟醸味噌の《丸高蔵》さん、過日旅行でお邪魔した時、お昼のご飯時に出していただいた味噌汁とつけもの、白いご飯、この味が今でも思い出されます。白いご飯は釜戸で炊いているとのこと! 早速お味噌を求め、家でみそ汁を作りました。少し高めですが、美味しいみそ汁でした。
津市 男性 67歳

◇初めて手にし、拝読致しましたが、食にまつわるあれこれの話、興味深く読みました。
「いのちは海から」の自給率と飽食と咀嚼の関係については、自分の生活を反省… 3・11の時は食べ物があんなに有難かったのに… 平和が戻るとだれてしまいます。食べ物、食べることを大事にする気持ちを思い出しました。「名店だより」は紹介文を読むだけでも美味しそうです。
宮古市 女性 31歳 会社員

◇表紙の《坂本屋》の「鱧しゃぶ」に心をうばわれてしまいました。鱧は長崎での陸揚げ量が日本一とは知らず、勉強になりました。
梅雨の時期はゆううつになりがちですが、梅雨のもたらす自然の恵みを探して心地よく過ごしたいと思いました。
思う存分栗を楽しみたいと、小布施へ栗めぐりに出掛けました。あれもこれもと悩む中、ひとつひとつ丁寧に商品の説明をしていただいた《竹風堂》の方に大変感謝しております。
野洲市 女性 35歳 会社員

◇「献立」の「蒸しなすのトロロがけ」を娘が作ってくれました。さっぱりしていて、暑い日にはピッタリです。自家製のなすがとれたらまた作ってもらいたいですね。長芋は自家製の長芋を使用してもらいました。
「全国名店だより」は色々なお店が紹介してあり、近くまで行ったらぜひ立ち寄りたいですね。
《桔梗屋》さん、娘が山梨県に嫁いだのをきっかけで遊びにいった時に伺いました。車いす使用で歩くのが少し大変な長女を連れて行きましたが、広々とした店内でとても楽に過ごせました。また、商品も低めのテーブルに乗せていただいてあるので、車いすでも見やすいと大喜びでした。こういうお店はなかなかないのであり難いですね。
群馬・昭和村 男性 57歳 会社員

◇表紙の《坂本屋》の「鱧しゃぶ」の写真、夏らしくて良かったです。季節感がいつも素敵です。
先日東京へ行き《煉瓦亭》を訪ねました。一本曲がると小さいお店がたくさん建ち並ぶので通りすぎつつ「おいしいのかな」と思うのですが、「味の味」で紹介されているなら! と行ってきました。
金沢市 女性 38歳 主婦

◇五月号も楽しく拝読しました。季節感はもちろんのこと、日本各地を訪ね歩いているような錯覚をもてる本ですね。私も年を重ねるごとにシンプルな食材の物を好むようになって来たせいか《宗家くつわ堂》の「瓦せんべい」に魅力を感じました。私の住む地域にも「青梅せんべい」という似たものがあり、いまさらながらその素朴な美味しさを再確認している所でした。年末、香川へ行ったときに知っていればと悔やまれます。人の味覚は経験を積んでくると、混じりけのない素材そのものの味を楽しむことができるようになるのだと思います。「味の味」もいつまでもその様な存在であり続けて下さい。
青梅市 女性 51歳 主婦