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香川県高松市の《宗家くつわ堂》の『瓦せんべい』は讃岐伝統の銘菓として知られる。和三盆の原糖である良質なと小麦粉・鶏卵・ゴマを使い、熟練の職人が丁寧に手で焼きあげる堅焼きせんべいは、まろやかな風味と香ばしさ、しっかりした歯ごたえで、その美味しさを100年以上も継承している。
表紙は、2013年の「瀬戸内国際芸術祭」で、瀬戸内の名産品リデザインプロジェクトで選ばれた特別パッケージを使った「ミニ瓦せんべい9枚入り」である。パッケージのデザインは、キプロス島在住のデザイナー、アンナ・ケヴェチェシュさんによるもの。せんべいの形を女性の横顔に見立てた陽気で斬新なデザインは、昔ながらのせんべいがもう一つ新しい顔を持ったよう。おしゃれなプレゼントとしてお勧めしたい。
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