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都心から電車で約30分のさいたま新都心駅よりひとあし、6店舗からなる「アルピーノ村」の緑陰に囲まれたフランス料理店、《アルピーノ》。
昭和44（1969）年の創業以来、地元埼玉をはじめ、各地の厳選された食材を用いた確かな味と心温まるおもてなしが人気の名店である。
表紙は同店ディナーコースの一皿。身がしまり脂の乗りも良好な愛媛県八幡浜産の真鯛を、皮目から香ばしく焼きあげて中央に配し、そばの実とキノコのソテーを添え、くるみオイルのソースで仕上げた香り彩りあふれる一品である。
焼き上げた鯛のカリカリとした食感と、地元埼玉で採れたそばの実のモチモチとした食感、鯛の香ばしさとキノコやすだちなどの香り。山海の幸が美事に調和した季節ならではの一皿で、豊かなひとときを。
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