味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2005.9)


◇小布施の町並を散策してお腹が減った時に、丁度美味しく《竹風堂》の栗おこわ定食を頂きました。栗とお米がほっこりと上品に炊きあがり、程よい量で栗の郷を味覚でも楽しめました。
長岡京市 女性 73歳

◇いつも上質な内容、体裁共に良いです。あやめ咲く南蛮文化映す雨。荒城の壕を見ながら《会津葵》のお菓子を食べると武士達のようなゆったりした気分になれます。
「あじのさいじき」とても良いです。
会津若松市 男性 78歳 店舗勤務

◇「全国名店だより」は見ていても楽しく、今すぐにでも行ってみたくなりますね。よく東京に出張していた時にこの冊子を知っていれば行ったのに……。今は出張がない部署のため残念!
七月上旬に《吉祥山宿》に宿泊させていただきました。夜はホタル見物に案内してもらい、暗闇のなかにキラリと光るホタル、それはそれは素敵でした。夕食はとてもお洒落なフレンチのコースで美味しく、ゆったりとした時間共々素晴しかったのですが、それにもまして朝食の品数の多さと内容には驚きでした。わたしの可愛い(?)胃では…… すべていただきましたが、その日は昼食抜きになってしまいましたよ。
京都市 女性 49歳 団体職員

◇「あじ・くらしのさいじき」楽しみです。アノ店コノ店今度いったら寄ってみたいお店がいっぱい出ていて楽しいです。
関西に参りますと主人共々リーガロイヤルホテルの《すし萬》での食事がとても楽しみでした。特に新幹線の車内で竹皮包を開けていただく美味しさは格別です。今はお取り寄せという便利なものがありますので、家に居ながらにして、すべてにこだわりを持つ《すし萬》「小鯛雀鮨」を、いつも変わらぬ味で食することが出来、「これぞ至福のとき」と主人と語り合っている今日この頃です。
栃木市 女性 66歳 主婦

◇七月号の「昭和写真帖」は以前滋賀県に住んでいた頃、沖島に渡りたくさんの仲間と一泊して楽しかったことを思い出しました。
《柴舟小出》の「柴舟」はお土産で良く頂いていて、生姜の味を思い出しました。
今は徳島県に住んで、今度は《冨士屋》の「小男鹿」を頂いたり、買ったりして食べています。どちらも大好きなお菓子です。
徳島・穴喰町 女性 55歳 主婦

◇特集・復刻版「好味抄」大変良い企画でした。次回の「好味抄」に期待しています。
全国銘菓色々あれど、《会津葵》はいまだに食さず、一度注文してみたいものだ。
ご当地、島根県《出雲國仁多米》は、天皇・皇后両陛下の御訪英の際のメニューにもあがった日本の米の代表。吟味された生産と生産者の顔が見える直販体制で、通販でも買える。一度食してみては如何なものか。
雲南市 男性 58歳 新聞記者

《いば昇》で櫃まぶしを初めて食べました。夜七時頃お店に行きましたがズラーッと並んで待っている人が居るのには驚きました。やっと順番が来て食事が運ばれて食べてみると、食べやすいのです。うなぎの食べ方も色々あるものと感じた次第です。
横浜市 男性 56歳 公務員

◇「あじ・くらしのさいじき」「食べてハッピー」非常に面白く読ませていただきました。
《神田きくかわ》へはたびたび訪問しますが、日比谷店の大丼は味よし、ボリュームよしでとても美味しく頂いております。お店の人のサービスもとても良く一流店としての風格があります。また行きたいお店の一つです。
習志野市 男性 59歳 会社員

◇復刻版「好味抄」は懐かしく、また味わいのある文と人で「味の味」らしい記事でした。犬養智子さんの「食べもののおもちゃ化?」は考えさせられる一面がありました。
《アルピーノ》の料理は毎日料理に工夫を取り入れて、人の広がりを見せている様です。味わう人の心が伝わってきます。定食一品とっても、美味しかったと言って帰られる声が、ギャラリー「多羅葉」(お客様の待合室になっている)を借りて展示している私に聞こえます。今後の編集に期待します。
さいたま市 男性 70歳 画家

◇復刻版「好味抄」、食はまさしく文化。表紙も裏表紙も実にステキです。家庭で作る料理もよし、外で食べる美味しい料理と雰囲気もよしと、ページをめくるたびに思いました。
《レッカービッセン》のハム、ソーセージは本物の味がし、噛む程に味わいが深く、時々出かけて買ってまいります。店員の方の情熱(味に対する)が素晴しいです。買い手も売り手も嬉しいお店です。
《駒形どぜう》もいつまでも残したい下町のお店ですネ。
越谷市 女性 54歳 ヘルパー

◇いろいろな県内外のお店の事が詳しく書かれていて、行きたくなりました。
徳島の《冨士屋》によく行きますが、銘菓「小男鹿」の他にも、地元の茶人には「山路」という竿物のお菓子も大変人気があり、美味しいですよ。一度お試しください。
徳島市 女性 39歳 会社役員

◇復刻版「好味抄」、皆さん品があり、どこか優雅でいい文章をお書きになりますね。文中に紹介されている料理は特別豪華なものはないけど、読み終えると心がいっぱいになっていました。
「大手まんぢゅう」、孫の幼稚園の「おじいさん・おばあさんとあそぶ会」で、おやつに出されました。十歳くらいしか違わない、担任の先生に「おばあちゃん」と呼ばれるのはどうも…… お饅頭のパッケージ(一個ずつ入っている)の小さな箱はよく工作に使われます。お年寄のデイサービスでも、おひなさまになったりしています。生活に溶け込んだお菓子です。
岡山市 女性 55歳 主婦



◇面白いのでついほとんど精読してしまいました。とくに犬養智子さんの辛口の食文化批評、平野さんの「けぬきずしのこと」、そして復刻版「好味抄」がよかったです。詳しい自然塩のお話も楽しく読ませていただきました。
京都にいた時は《聖護院八ツ橋総本店》が好きになり、二十八年間住んだ函館では《千秋庵総本家》の「山親爺」や「どら焼」に舌鼓を打っていました。甲府に移ってからは、車で三十分もかからずいける《桔梗屋》(本社工場)で詰め放題を楽しみながらついつい様々な和菓子や洋菓子を買って楽しんでいます。東京からはとバスが何台も来ているのにはビックリしました。この穴場は山梨県人としては余り東京人に知らせたくはなかったのですが、もう手おくれの様です。「うまいものに国境なし」というのでしょうか?
甲府市 男性 63歳 教会牧師

◇「さいじき」ちょっとしたコーナーですが勉強になります。
《田丸弥》さんのおせんべい。母が好んだごま風味。その母も昨年他界してしまいました。久しぶりに頂いてみて、もぐもぐ口を動かしていた母の事を思い出します。
長野市 女性 55歳 主婦

《レッカービッセン》の広告を見た瞬間、これだと直感しました。十年くらい美味しいハムを求めて買い廻りましたが気に入ったものはありませんでした。バス、電車、バスと乗継いで店に行き、白い脂が程よく入っているハムを買ってきました。秘蔵のボルドーワインと共に食すべく、包みを開けると豚肉が熟成した豊潤な香りが部屋に拡がり、口に入れると私が探し求めていた文句なしのハムでした。
「味の味」は毎号読んでいますが、丹念に目を通していなかったわけで、これからは読み方を変えます。
世田谷区 男性 72歳

◇初めて読ませていただきました。全国の美味しいものが紹介されているのですね。味わったものもありました。旅行で立ち寄った際には利用させていただきます。
娘に誘われ《アルピーノ》に行きました。味も程よく行き届いたサービスで気持ちよく過ごせました。イタリア料理のお店もオープンするとか。また食事にうかがいたいと思います。
蕨市 女性 59歳 主婦

《柴舟小出》の店員さんはお客さんの名前を覚えていて、「○○様」と呼ばれています。とても感じがよく、金沢の印象がアップすると思います。
六月はじめ頃の事です。私くらいの女性が「この辺に《柴舟小出》
ってある?」と聞いてきたのです。すぐ近くだったので店まで案内してあげました。金沢の和菓子を一度も食べた事がないとのことでした。「転勤族」の方かわかりませんが、これからもお客として来てくれると嬉しいです。
石川・野々市町 女性 50歳 主婦

◇復刻版「好味抄」山本安英さんの「汽車弁」という表現、昔の旅のゆったりとした風情が感じられます。汽車の音も、景色の流れも思い起こさせる、旅に出たくなる文章ですね。
ふるさとの名物《大手饅頭伊部屋》東京では高島屋でいつも購入します。先輩やお世話になった方々へのお土産によく使います。おしつけがましくなく自然な感じに贈れるのでとても重宝します。
先日も伊豆高原の先輩を訪ねた時とても喜ばれた品の一つです。
杉並区 女性 60歳

◇「さいじき」楽しみました。鳩サブレーの《豊島屋》、神奈川県人にとってはあまりにポピュラーですが、サブレーの原点の味、若宮大路のお店はなかなか立派で、ここを訪れる時は「きざはし」というお菓子を買うのを楽しみにしています。
茅ヶ崎市 女性 27歳 会社員

◇復刻版「好味抄」の方々本当に懐かしくお顔が目に浮かびました。幼い時の家庭の味が思い出され、私も年を重ねたものだとつくづく思いながら、読ませて頂きました。
《瓢亭》のおそばが好きでよく行きます。主人が今日は○○を食べてきたというと、私も行きたいと言いあう程です。なかでもお店の中でテキパキとされ、よく気がつく方がおられます。サービスとはこのようにお客さんに気持ちのよさが伝わる気くばりが最高に思えます。「次はいつ行けるかな」と今日も思っております。
生駒市 女性 65歳 主婦

◇《杉ノ目》(大通公園店)での食事は楽しみで至福の時間です。店のテーブルに置かれた「味の味」を拝読。《海游 能登の庄》は昨秋訪れとても満足しました。行き届いたサービス、料理と輪島塗の器に盛られた新鮮な魚介類は格別でした。
グルメと旅が好きで、主人と一緒に名宿、名店の品を手にする幸せを感じています。京都の銘菓や北陸金沢の《柴舟小出》のお菓子は大好物です。これからも全国の名店と名湯を訪ねます。
小樽市 女性 68歳 主婦

◇復刻版「好味抄」、味の深さと作る職人さんの心が感じられました。
友人に誘われて丸ビルの《魚新》に初めて行きました。旨い酒と肴のコンビに感激のひとときを過ごし、最後に頂いた鯛茶漬けの旨さに驚きました。また是非行きたいと思います。ワイフを連れて。
豊島区 男性 40歳 会社役員

◇「食ベ物のおもちゃ化?」は同感するところ多しで、興味深く読ませていただいた。《神田きくかわ》には是非今度行ってみたくなる。
民芸の宿《すぎもと》は本当に居心地のよい旅館である。主人の打つそばも美味しいがたくさん食べられない(限定とか…)のが残念。私としてはたっぷり食べたい。
妙高市 男性 48歳 自営

カット:kubota tamami