カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2009.10)



◇いつも楽しみにしております。お料理などとても参考になります。
《駒形どぜう》に両親に招待されて初めてどぜうを頂きました。浅草の駅からも近く、またぜひ食べに行きたいです。とてもやわらかく、土くさくなく、美味しく頂きました。お店の方もとても感じが良くまた来ます。
大田区 女性 37歳

◇俳句が好きなので「さいじき」がとても良かったです。それぞれのページに私の好きな人の俳句があり、とても良かったです。
《角上楼》のサービス、心づかいがすばらしかったので感動しました。昔の和風旅館の雰囲気が心をいやしてくれました。庭も手入れされていて心が和みました。食事も手が込んでいておいしく食べることができ満足でした。魚が新鮮でした。
一宮市 女性 55歳 公務員

◇私の還暦祝いの宴を、県人の憧れ誇りの店《和田金》で妻、三人の娘らが催してくれました。私らの話声から祝い事と知った店はすぐさま祝いの言葉、ラベンダーの花、鯛の絵画、「寿」の箸袋など、きめ細かい接待ぶりには最高のすき焼の味に文字どおり花を添えたものでした。
《和田金》での食事は今回が最初で最後になるかも知れませんが、期待通りの味、着物姿の笑顔絶えずの仲居さんらの所作はさすがの《和田金》そのものでした。満足、満腹の一日でした。娘らの願いのように二十年先にまた来店したいものです。
梅雨明けと紅の宴に三姉妹
津市 男性 59歳 公務員

◇初めて「味の味」を拝見させて頂きました。「山賊亭/まんじゅうこわい」は笑ってしまいました。黒蜜と黄な粉の残りで《桔梗屋》さんの「桔梗信玄餅」を思い出しました。あれも、黒蜜と黄な粉が少し残ると、それにさらにおもちを焼いてつけて食べたりするのを楽しみにしていました。
ロシア料理、欧風チーズ料理《マトリョーシカ》にランチに行きました。とても健康美容に配慮されたメニューで、ハト麦やコラーゲンなどが使用されていたり、お水も電解水だったりと細部まで気配りが感じられました。お店の方(ウェーターさん、やや年配の方でしたが)もとても感じが良く、素敵なお店でした。またぜひ伺わせて頂きたいと思いました。
《駒形どぜう》も時々行きます。浅草店はあのレトロな雰囲気がとても好きです。柳川、また食べに行きます。
港区 女性 38歳 主婦

◇渋谷高弘氏の「昭和写真帖」、とても懐かしく読ませて頂きました。今はもう当時の面影はありません。立派なヨットハーバーやリゾートマンションもあり、チヌなど狙っても釣れないと思います。
四十数年前の昭和三十九年、我々夫婦は長崎で結婚式を挙げ、山陰地方へ六泊七日の新婚旅行に出かけた。二日目松江に到着、松江城、小泉八雲旧居、月照寺等を見学。夕刻《皆美館》に入った。
当地の「諏訪荘」に似た大層立派な旅館であった。夕食のごちそうもさることながら、窓を開けたとたんに夜の宍道湖の美しいかがり火が忘れられません。
長崎市 男性 69歳

◇涼やかな《仙郷楼》のお料理の表紙にホッと致しました。「地食が面白い/宿儺かぼちゃ」、昨夏高山の旅路で思わず買い求めました。切り分けてご近所にお裾分けして喜ばれました。
亡き母が娘時代からひいきのうなぎの《いば昇》さん。今では母を忍んで娘と孫が帰省の折に、必ず行きます。
永年勤続の顔なじみの仲居さんが何かと気配り下さって、嬉しい会食です。八月一日雨天の中、開店前の軒先で雨宿りの私達四人を掃除中の店内に招じて下さり、有り難かったです。
名古屋市 女性 72歳 主婦

◇「味の味」を開くと、演技にほれぼれしている市村正親さんの写真が目に飛び込んできました。早速みなもとごろうさんのエッセイ「パンとりんごと」をじっくり読んでみました。人生にとっても味わい深い内容が書かれており、色々と参考にしました。
松阪のすき焼で有名な《和田金》さんのフロントで、表紙が印象的な冊子、「味の味」を頂きました。中をみていると「名店だより」の中に《和田金》さんのページがありました。帰りの近鉄車内でとても分厚くておいしいすき焼の味を思い出しました(高いが、とても良かった)。家内と神戸から半日をかけて阪神と近鉄を乗り継いで来ただけの価値がある処女牛の牛肉でした。また近いうちに《和田金》さんへ行きます。
神戸市 男性 61歳 自営業

《仙郷楼》の表紙の涼しげな写真、思わず箱根の宿に行きたくなりました。味の名店、名宿を拝見し、ああこれ美味しかった、ここ泊まった、また行きたい、また食べたいと、とても楽しみました。
日本橋コレド四階の《天ぷら魚新》の天ぷらを頂きました、カウンター席で真っ白の仕事着で揚げたての天ぷらを頂き、大変満足致しました。次回は子供達大勢でお食事をしたいと思います。
中央区 女性 65歳 主婦

◇今月は涼しげな氷の器に盛られたお造りが目を引く《仙郷楼》の表紙と、裏表紙の「函館フィナンシェ」に引きつけられました。黄金色に輝くのべ板さながらの美しいフィナンシェは、見ているだけでもバターの香りが漂ってくる様な写真でした。ぜひ《千秋庵総本家》を訪れてみたいと思いました。「元祖山親爺」も大好きなお菓子です。和菓子屋さんの洋菓子に胸ときめかせています!
私の地元では《柴舟小出》がひいきのお店です。甘すぎず上品な和菓子の数々は、いつ食べてもおいしくお土産にもふさわしい品がたくさん揃っています。何よりも店員さんの接客は素晴らしく、
リピーターが多いのもうなずけるお店です。
金沢市 女性 49歳 パティシエ

◇奈良県の三輪や桜井というと三輪そうめんが大好きですが…。《白玉屋榮壽》の名物「みむろ最中」、皮が薄いということで、ぜひ食べてみたいと思いました。
輪島ねぶた温泉《能登の庄》は地元でもすごく評判のいい温泉です。料理がおいしくて、お湯あがりもツルツルになります。やわらかいお湯という感じで好きです。
金沢市 女性 38歳 会社員

◇「さいじき」は楽しく拝見しております。
《冨士屋》の「小男鹿」、《宗家くつわ堂》の「瓦せんべい」、《三友堂》の「菓子弁当」ほか、好物でよく求めます。どの店も老舗で、清潔で物静かな対応で楽しい会話がうれしいです。
高松市 男性 73歳


◇「さいじき」のコーナーの木曽川へ流れ込みけり天の川(一茶)の句は目にその情景が浮かんでくるようで心にしみます。また高山の「宿儺かぼちゃ」を初めて知りました。いろんな情報満載でとても楽しみました。
東京へ行くと私は必ず《グリル満天星》でハンバーグステーキを食べます。肩が凝らないでおいしい洋食が食べられるので好きです。《桔梗屋》さんの「信玄餅」が好きで、お取り寄せをするくらいです。甘さもくどくなく、何個でもいけるので好きです。そして、お茶どころ金沢の実質ナンバーワンの《柴舟小出》は味だけでなくお店の雰囲気もいいですヨ!
金沢市 女性 40歳 会社員

◇食のちょっとした知識を得るのは楽しいものです。「食べもの世界紀行」のイランのアイスクリームの話、面白かったです。溶けにくいアイスクリーム、私も食べてみたいです。
《竹葉亭》でうなぎを頂きました。こもちコンブ等の味はなどと聞くとわざわざ聞いてきてくれたり、お茶なども飲み終わった頃に入れてくれたりと、よく気のつくお店でした。横浜のそごう店でいただいたのですが、今度本店に行ってみたいです。
佐世保市 女性 56歳 主婦

◇初めて読ませて頂きました。食べたことのあるお菓子や、これから食べてみたい物やその土地に行ったらぜひ行きたいです。
《千秋庵総本家》のどら焼きはふんわり感やしっとり感がとてもマッチしていて私が今まで食べたどら焼きの中では一番! 自信を持って皆さんにおすすめできますヨ。
函館市 女性 51歳

◇季節感あふれる随筆色々。日本語の豊かさが嬉しいです。献立集も大変参考になり、美味しく食卓の花となりました。味わい深い内容満載で結構です。
《豊島屋》本店のゆったりした雰囲気が大好きで何かというと利用します。二階の展示室は美術館サロンのようで必ず寄ります。店員の気持ちよい、しかも行き届いた応対ぶりは帰路も楽しくなります。
西東京市 女性 63歳

◇食べることが好きな私には、お店のそれも本物の情報は興味をもって拝読しました。「まんじゅうこわい」、「にがり」、「読者サロン」も面白かったです。
《煉瓦亭》でランチを頂きました。昭和レトロの雰囲気のお店で、お店の方も感じ良く申し分ない食事となりました。価格も含めてです。久しぶりに行ったのですが以前と変わらないお店に「ホッ」としました。この「ホッ」がなかなかないと思います。
志木市 女性 50歳 主婦

◇「復刻選/日本スパイス譚」、浜田義一郎の記事が面白かった。
友人が奈良へ墓参りに行くのでついでの用に《白玉屋榮壽》「みむろ」を買ってきてもらいました。母は「空也」の最中よりおいしいと言っております。知人達にもお裾分けしましたが、みな美味しいと言っております。奈良では有名な最中の様子。本店が七時までの営業なので三条通の店まで行ったそうです。大和産の大納言小豆を末永く守ってほしいと思いました。
港区 女性 57歳 ボランティア

◇「味の味」は知人から頂き読ませて頂いております。内容も充実し、毎回楽しみにしております。今回初めての投書になります。
《粟國の塩》の「にがり」は随分前から愛用しています。にがりは冷たい麦茶ポットに数滴入れて暑い沖縄の夏をミネラルたっぷりの飲み物で熱中症を予防しています。
那覇市 女性 49歳 事務

◇七月号の裏表紙のうなぎの写真に見とれて手に取りました。暑い時期で表紙は涼しそうで「さいじき」、「献立」も改めてゆっくり拝読させて頂きました。何点か作ってみたいと思いました。
子育て中に立ち寄って頂いた栗おこわの味が忘れられず、昨年十一月、数十年ぶりに夫と二人で《竹風堂》さんへ寄り、お昼に頂きました。もち米と栗の味の甘さが一体となって大変おいしく頂きました。店も新しくなって大きく商品も買いやすかったです。
横浜市 女性 68歳 主婦

◇毎号楽しませて頂いている。今号も「さいじき」で日本の伝統、文化を深く感じている。また、エッセイ「日本スパイス譚」で勉強し、「宿儺かぼちゃ」で日本の食文化、農作の豊かさなどを感じた。いずれも味わい深いものがあった。
職場からいい距離にあるので週に一回は昼食に散歩がてら《神田尾張屋》さんに好物のそばを食べに通っている。ここの冷やしたぬきそばに最近はまってしまった。キャベツや紅ショウガが少し濃いめのだし汁の味とのバランスで絶妙な味わいである。またいつも元気なおかみとの一言のやりとりも元気の源になっている。アフターファイブの友人達との「飲み方」もここを外せない。いい店である。
横浜市 男性 67歳 団体職員

◇「味の味」の中を開けると旅先の土産として買った店の名前が出て非常に懐かしく旅が思い出されてきます。
《田丸弥》の「白川路」が贈答品に最適でした。歳暮時利用しております。ファクスで注文すると次の日に荷物が届くという早さで、よく利用させて頂いております。
名古屋市 女性 68歳

◇いつも銀座の《煉瓦亭》へ行くたび毎に「味の味」を貰って来ては、隅々迄、楽しく嬉しく拝見して居ます。
私はエッセイも名店コーナーも大好きです。そして《煉瓦亭》の大ファンで、何を食べても美味しい。特に“ポークカツレツ”は東京一いや日本一だと思いますよ。揚げかたの見事さと云い、豚肉のよりすぐられたうまさと云い、たまりません。池波正太郎さんの真似をして日本酒の熱燗でゆっくりと味わっています。未だのかたは是非是非試しに、召し上ってみて下さい。
茅ヶ崎市 男性 TVコメンテーター