カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2009.11)



◇前によく行った《香味屋》《煉瓦亭》《駒形どぜう》が目につき懐かしかった。檀太郎の「葡萄とワイン」、興味深かった。植物は肥料をあげ、手を加えたからといって育ってくれないことが多く、身につまされたり、みごとに実ってホッとしたり。絵も涼しげ!
《グリル満天星》、お店の静かなたたずまいが気に入った。白く大きな素敵な紙ナプキンが最高! 料理もリーズナブルで美味しく良心的。サービス面もとても感じが良かった。また行きたいと思う。
北区 女性 60歳 主婦

◇鎌倉の街を鶴岡八幡宮から西御門サローネを往復。残暑の厳しい日でした。もつれる足を励まし、鳩サブレーの《豊島屋》本店の店内へ。二階の展示室「鳩の巣」の静かで冷房の効いた空間で休ませて頂くことができました。そこで手にしたのが本誌でした。表紙をめくり目にしたのが、尾崎放哉氏の
“とんぼが淋しい机にとまりに来てくれた”の句でした。人間不信に陥り、寺男で転々として若くして亡くなった人生…。山頭火とダブって、生きるということは…考えさせられました。
子供が奈良の学校に行っていた頃、お土産はいつも《白玉屋榮壽》の「みむろ最中」でした。上品な外装、はんなりとした小豆の餡、上方の味だと感心していました。
今は、仕事に疲れストレスが溜まると京都へふらり旅に出ることもしばしば。旅は明日への活力源です。美味しいものを食し、気に入ったものを買い求め家に帰って旅の思い出を反芻しながら喉をうるおします。《聖護院八ッ橋総本店》にもよく立ち寄ります。落ち着いた店内の佇まい、やわらかな店員さん達の応待に満足を覚えます。
長野市 女性 65歳 児童館指導員

◇「いのちは海から」のエッセイが大変に勉強に成りました。昔の野菜にはミネラルが豊富であったので、復活を切望します。
《駒形どぜう》はまず建物(店舗)が実に素晴らしいのです。昔ながらの木造建築を残してきたことは賞賛に値します。食事の形式も昔から変わらぬもてなしがよいのです。炭火で煮たどぜうをたっぷりのネギと共に食べる。“文化を食べている”と思うと、美味しさは二倍です。
文京区 女性 57歳 主婦

◇「さいじき」は楽しく読ませて頂いています。「食べてハッピー」は思わず引き込まれます。
アルピーノ村」、お菓子やさん、ギャラリーは心やすまり、かつ美味しい場です。大宮高島屋店は店内アートフォーラムも展開しており、長い期間続いています。いい空間になっています。
さいたま市 女性 52歳 主婦

◇裏表の表紙がとっても美しく見やすい。私が俳句、短歌、川柳が大好きですので中に歌が入っていますと食欲をそそる思いです。そして元気が出ます。内容も店と地図まで入れて頂き気持ちの配慮が伺えます。
表紙の《松翁軒》のカステラは骨董のお皿の色ととてもよく合い食べたい、美味しいと感じます。この本はとっても面白い本です。
《想古亭源内》は私の家より近いので一度遊びに行ってきます。茄子寿司を食べてみたいものです。滋賀木之本ですぐ行けます。山間のかやぶきと庭園にひかれました。この絵を見ていると気持ちがやすらぎふるさとを感じます。
長岡京市 女性 70歳 自営業

◇表紙の《松翁軒》のカステラが目について手にしました。TVで放送していたことを思い出しました。「さいじき」勉強になりました。教養のある冊子と思いました。
九月一日、都留市の大名行列を見る計画で出かけました。浅野家の築いた城跡にのぼって都留市を山の上からながめて行列終了後、都留文科大学駅のところの《桔梗屋》さんへ夕ご飯を食べて帰ろうと参りました。けんちん汁は食べ放題、今高い野菜がいっぱいいっぱい入っていて、手作りの箸置きは頂けるということでした。感じの良いお嬢さんの接客でこのお店の素晴らしさは伝わりました。お料理もおいしかったけれど人柄の良さも帰りに手にした冊子で納得。この本のおかげでより研かれておられることを。また是非行きたいと思いました。
練馬区 女性 60歳 主婦

◇沖縄海塩研究所所長の小渡幸信さんのお話は頷ける内容でした。ファストフードや外食の濃い味に慣れてしまうと、薄味の素材の味を楽しむ味覚が乏しくなってしまうように、無意識のうちに塩分の過剰摂取生活をしている現代人が多いと思います。食生活を見直し、自然塩を上手に取り入れて海のミネラルを摂取できるといいですね。私はご飯を炊くときにがりを入れていますが、ふっくらとおいしくツヤツヤの極上米になり、おススメです。沖縄海塩研究所の《粟國の塩》《粟国のにがり》を使ってみたいと思います。なんだか元気になれそうな商品ですね。
また沖縄さとうきび機能研究所の《粟国きなり糖》も美味しそうですね。わたしはデザート教室を主催しているので、スイーツにも使える商品なども興味があります。ヘルシーでオイシースイーツができそうですね。
金沢市 女性 49歳 主婦

◇今回初めて読ませて頂きました。普段は読まないような本だと決めつけて読まないことは、とても損をしていると思いました。中身をじっくり見ると思わず笑ってしまうようなことや、今まで知らなかったことを見て、へぇ〜と思ったり、行ってみたいと思うようなお店を見つけたり出来たので、楽しく読ませて頂きました。
地元の《千秋庵総本家》が載っているのを見て、もっと色々な方に山親爺やどら焼きを食べて欲しいと思いました。お茶を飲みながら、ゆったりとくつろぐ時にはピッタリの和菓子だと思います。また、私は温泉が大好きなので味の名宿を楽しく拝見させて頂きました。中でも輪島ねぶた温泉《海游 能登の庄》の記事が一番目につきました。美肌効果に優れたお湯、サウナや岩盤浴など、是非一度母と行ってみたいと思いました。
函館市 女性 17歳 学生

◇初めてこの冊子を見ましたが、内容が充実しているので感心致しました。
年に一度は東京へ行きますが、友人が連れて行ってくれた《グリル満天星》本店のディナーはお手頃価格で美味しく色々と味わえて良かったです。翌年は元職場の先輩と日本橋高島屋店に行き、オムライスをいただきました。
先日は東京から仕事で来た知人と《瓢亭》に十年ぶり位に行きました。知人はもちろん初めてでしたが、夕霧そば一斤半を堪能しておりました。
大阪市 女性 50歳 会社員

◇岡山に来たら「やはり、むかし吉備団子でしょう」と《廣榮堂本店》を訪ねました。店員さんの真心のこもった応対に、さすが「味の味」の推奨の名店と感心し、気分も爽やかに後楽園に向いました。
ここは日本三名園の一つ、江戸時代を代表する回遊式庭園です。園内をゆっくり散策した後、縁台に腰をおろして菓子包みを開きました。美しい景色を愛でながらいただく吉備団子の味は格別でした。
一つ一つに秘められた上品な味は、《廣榮堂》百五十年・伝統の賜物でしょう。心行くまで味わいました。それに木箱から漂うほのかな香り、秋田杉でしょうか。主役の吉備団子をそれとはなしに引き立たせる演出に、ここまで気配りをするとは…。《廣榮堂本店》の“心”が伝わってきました。
函館市 男性 72歳



◇エッセイ欄が豊富でとても良いと思いました。檀太郎さんのエッセイをもう少し長くしてほしいと思いました。
《煉瓦亭》について。つい先日行きました。久しぶりにポークカツレツを食べ、改めて本当に完成品だとつくづく味わいました。ご主人様のソフトな態度、落ち着いた雰囲気、ウエイトレスのしつけ、すべてにおいて及第点のお店でした。
横浜市 女性 56歳

◇伊豆高原《花吹雪》の朝食を頂いた時にフロントで手に取ってみた所、とてもステキな内容で、また以前に行ったことあるお店があり、興味深く読みました(《煉瓦亭》《豊島屋》《竹風堂》など)。また、お料理のレシピを早速作ってみようと思います。
ちなみに《花吹雪》さんの朝食はとてもおいしく、粥、干物定食、洋食と分かれていて、特に洋食のパンとジャムは美味しかったです。ジャムの山ももは売店にも置いてあります。森の小道を行くと、海と大室山を一望できるパワースポットがあり、癒されますよ!
鳩サブレーで有名な《豊島屋》さんはよく行きます。鎌倉駅前店と本店、ほかに支店があります。やはりサブレーは定番で飽きのこない味で、お土産にも喜ばれると思います。あと本店で売っている鳩のキーホルダーやクリップが珍しいと思います。
入間市 女性 66歳 主婦

◇全国の美味しい店が紹介されていて、旅に出る時もって行きたい冊子です。
《神田尾張屋》さんはお腹が空いてたまたま入った店です。気っぷの良い店員さんが居てとても居心地の良い店でした。
茂原市 男性 72歳

◇初めて読みましたが、名店だよりを面白く読みました。また、「いのちは海から」など、いい文章と内容、良かったです。
どの店、宿も行ってみたい気にさせられました。近くですが《峩々温泉》にも行っていませんので、是非行ってみたいと思いました。
大崎市 女性 茶道教授

◇初めて「味の味」を読みました。今回《田丸弥》さんから「白川路」をお土産に使うために取り寄せた中に入っていました。「食べてハッピー」がとても参考になることが多く、楽しく、楽ちんに作れる料理が沢山、特にキャベツに昆布。
いつも二、三千円でお土産を十軒分くらい毎年夏に用意しますので、この本で取り寄せできるお店が何店か見ることが出来て良かったです。《田丸弥》さんは迅速でとても丁寧でした。
お宿は《吉祥山宿》は子供達と、《八景》はお友達と行ってみたいと思いました。六十歳代で暇をもてあましている私どもには、「料理少なめ八品プラン」はとても興味深いです。
大津市 女性 64歳 主婦

◇八月号「地食がおもしろい」のコーナーで「宿儺かぼちゃ」の文字を目にし「あれっどこかで見た名前だ…」と興味深く拝見しました。丁度夏休みの家族旅行で泊まった旅館で「宿儺かぼちゃ」のスープを初めて食べたところで、その美味しさに感激し、こんな名前のかぼちゃがあるんだと知った所でした。まだ知らない食材ってあるんですね。
《小梨の湯 笹屋》さんに家族旅行で泊まりました。白樺林の中にうまくとけこむように建てられた立地のお陰で静かでのんびりとした時を過ごせました。
露天風呂は今まで行った中でも上位に入るくらいとても気に入りました。母の古希祝いで訪れたことをそっと伝えると急いで花かごを作ってプレゼントして下さりとても感激致しました。
長野市 女性 45歳 会社員

◇九月号の《松翁軒》のカステラは一度味わいたいと思いました。名前は知っておりましたが、どこに売っているのかがわかったので是非注文してみようと思います。
《八景》は気に入って何度も泊まっております。釜でご飯を炊いてくれます。また、料理は山里の懐かしい味でヘルシーです。
堺市 男性 65歳

◇「名店この一品」で紹介されていた《煉瓦亭》の「ポークカツレツ」が美味しそうでした。
《廣榮堂本店》に行きました。一度は本店まで足を運びたいと思っていたので夢が叶いました。お店ではお茶を出してくれ、きびだんごの試食がおいしかったです。
鳥取・八頭町 男性 32歳 自営業

◇「味の味」の「さいじき」は拝見する折々に季節を感じ、食欲が出ます。また名店だよりの頁を見開く度に以前に味わった時、またその時の光景、またその味が思い出されます。次に訪れる時はいつになるか? それを思う時、また楽しい時でもあります。
最近名古屋に伺う用事がたまにある。その度に錦通りぞいのホテルに一泊する。夕方チェックインすると、すぐに真裏の《いば昇》に足を向ける。上方焼きのうなぎである。上方の大阪でも最近は江戸前が多い。江戸は江戸なりにウマイのであるが、相対的に名古屋のうなぎは美味しい。多少野趣味があり、こんがりとタレは多少濃いめで口に合う。ベリーグーである。ビール一本、酒二と共に櫃まぶしをいただく。
もう少し量は多めが…と思うが、後から思えば正解である。
大阪市 男性 67歳 会社役員