カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2010.6)



◇表紙の《想古亭源内》の近江牛御膳は食欲が出てきて思わず手を伸ばしてしまいそう。牛肉のそれぞれの色がよく出ていますね。見ているだけではツマラナイ!
先日主人と《駒形どぜう》さんに行き、「ふり袖」で一杯、丸なべでもう一杯と至福のひとときを楽しみました。最後にお茶碗のご飯に残ったなべのネギ、ごぼう、どぜうをのせて汁をかけていただきました。その美味しさ! 忘れられない味となりました。
豊島区 女性 74歳

◇そば通の友人が地方からきたので家族で《瓢亭》へ行きました。ゆずの香りが独特でとても好評でした。また店の造りも芝居の中に出てくるような味わいがあると楽しんでくれました。そして店を一歩出ると小さな路地と露天神。街の雰囲気も含めて“大阪らしい”味なお店です。
大阪市 女性 44歳 自営業

◇四月十一日に町内会に招待されたバス旅行の際に《桔梗屋》本社の工場に行き、この「味の味」に出会い嬉しくなりました。旅が大好きなので選んで行きたいです。
民芸の宿《すぎもと》に二年前に宿泊して館主さまのそば打ちに感動したことと、民芸調で各室ごとに気配りがあり、昔懐かしい頃がよみがえりました。また、お料理が一つ一つ手作りの味と盛りつけの素晴らしさに、スタッフの「心」が伝わってきて何度も行きたいお宿でした。この中でまた行きたい所をさがします。
横浜市 女性 60歳 日本料理女将

◇初めて読ませていただきましたがしっかりとした内容、文章力に脱帽です。「地食がおもしろい」の「秋津野ガルデン」には是非行ってみたいし、「いのちは海から」は感激いたしました。専売公社が塩を専売していた頃の日本の塩は最悪でしたものネ。頑張ってください。
チーズフォンデュの看板にひかれ《ボンナ・カストラ》に寄って本を頂いてきました。再来週《ボンナ・カストラ》には行ってきます。名店だよりの中には寄ったお店が色々ありました。全国のお店を紹介してくださっているので旅行の時寄ってみようとか、これを食べにこの地域に旅行しようとか、楽しみが広がります。読みごたえのある本でしたが、活字をもう少し大きくしてほしいです。
川崎市 女性 60歳 主婦

◇「復刻選/山菜」(串田孫一)、優しい語り口でしみじみ読みました。納得させる内容がさすがと、四十年も前の文章とは思えぬ内容で今も十分通用できるものと思います。アンケートのプレゼントとして《田丸弥》の「白川路」をお届け頂きありがとうございました。
四月三日に伊豆高原へ行きました。味の名宿に載っている《花吹雪》に寄ってきました。中に入ってみると、お店が沢山あって敷地内を散策するだけで優雅な気分が味わえ、いつか予約して泊まりたいと思いました。お食事だけでも満足して帰りました。
我孫子市 女性 70歳 主婦

◇重みのある内容が満載の冊子でした。お味噌に目のない私は「楽味抄/みそ汁」のページに満足。我が家にも戸棚の奥にかつお節削りがしまわれています。
輪箱飯の《田季野》を目にして懐かしく思った。数十年前ドライブがてら「輪箱飯」に引かれ回ってみた。落ち着いた雰囲気でゆっくり堪能できた。いつでも行けると思っていたが、一度行っただけで引っ越してしまった。この連休に帰省した折、再び訪れてみようと思う。
千葉市 女性 54歳 主婦

◇檀太郎さんのコーナー、大好きです。「いのちは海から」も大変勉強になりました。日本各地の名店も是非一度訪ねてみたいと楽しみにしています。
アルピーノ村」は両親の大好きなお店があり、フレンチ、イタリアン、ケーキとどれも美味しく頂いています。高齢になり車でしか動けなくなり、エレベーターがないお店にはなかなか行けなくなりましたが、アルピーノ村では、いつも親切に接して頂き、満足しています。美味しいものは笑顔になり、気持ちを優しくしてくれます。
杉並区 女性 60歳 主婦

◇「復刻選/山菜」、串田孫一ファンには堪えられない。春の野に山に摘み草の楽しさを水墨画を鑑賞するように心地良い。とは言え都会暮らしの私は土筆摘みが精一杯ですが…。のどかな春の山川が忍ばれますね。
名古屋でうなぎの老舗と言えば《いば昇》。母(明治三十九年生まれ)が娘時代からひいきにしていた由。今では東京在住の娘母子が帰省すると必ずまいります。味はもちろん、仲居さんが丁寧に接待してくださって、ゆっくり味わって喜んで帰京します。
名古屋市 女性 73歳 主婦

《香味屋》で久しぶりに食事をとりました。料理、食品、サービスについてはコメントする方は多いので、僕は別の視点からのコメントです。レストランに行く楽しみの一つはその客層のウォッチングです(悪趣味?)。隣のテーブルの家族が外国の話をしていたり、有名な陶器や絵、美術館の話、お芝居の話をしていたりすると思わず聞き入ってしまいます(だって聞こえてしまうのだ)。
《香味屋》の食事はそのような楽しみ方もあります。
港区 男性 45歳 医師

◇初めて読みました。大好きなお菓子が紹介されていて、良かったです。おいしいお菓子いろいろと取り寄せて食べてみたいです。また《グリル満天星》、《煉瓦亭》が載っていて嬉しかったです(東京に行った時何回か行っているので)。
《煉瓦亭》、落ち着いて食べられるし、味もいい。東京ってなぜか私にとって慌ただしい感じがしているので、ゆっくりと落ち着けて食べられるお店がやっと見つかったって感じです。味もいいし、お店の雰囲気がいい。これからもこのスタイルでいてほしいです。また東京に行ったら食べに行きます。
《グリル満天星》、本店と丸ビル店に行ったことがあります。やっぱり落ちつけるのは本店です。「オムライス」を初めて食べたときは本当に感動しました。
能美市 女性 46歳 会社員

◇表紙の《想古亭源内》のお肉がとってもおいしそう。すぐ食べたい。「献立」は春らしい献立で作り方も簡単そう。筍としめじの混ぜご飯を作りました。満足! 「地食がおもしろい」の「秋津野ガルデン」、行ってみたい。有名な所は見飽きましたが、こういう所を掘り起こして記事にするっていいですね。
檀太郎さんの随筆読みました。お父さんの「リツ子 その愛・その死」も読みました。お父さんの最期の地、能古島に今住んでらっしゃるのね。あの“太郎ちゃん”がここにいるのかと、感慨深いものがあります。能古島にも行きました。港近くのお魚料理の素朴なお店、本当に美味しかった。あの太郎ちゃんが七十近い? ハア…。
「全国名店だより」のお店、行った所に印を付けました。結構行ったことがあります。銀座《皆美》の鯛めし御膳、九州から上京した姉と行きました。おいしかったです。
《神田尾張屋》の蛤うどん、蛤の味のおつゆが絶品!
多摩市 女性 65歳 主婦


◇串田孫一さんの記事が印象的です。地元の山梨県でもふきのとうなどを目にして、春の訪れを感じる今日この頃です。都会ではなかなか口に出来ない味ですので、山菜の味は興味を引かれます。独特の風味、自然ならでは美味しさをもっと知りたくなりました。
先日、地元山梨県に帰った時に、《桔梗屋》の「信玄餅」をいただきました。きなこの香ばしさと濃厚な黒みつのコンビネーションがたまりません。故郷の味であり、全国の観光客の方にお勧めしたい一品です。
川越市 女性 23歳 教師

◇楽しく読ませていただきました。「さいじき」初めて知ることも多く有意義でした。「昭和写真帖」、「復刻選」、懐かしさと文章の素晴らしさに感動。全体に文章がゆったりと感じられホッとする雑誌です。
地元岡山の《廣榮堂本店》《大手饅頭伊部屋》、よく出かけます。老舗らしく客にこびることなく、堂々とした感じで販売されていて気に入っています。もちろんお菓子の味は言うことありません。特に《大手饅頭伊部屋》は岡山でしか買えません。今のスタイルを貫いてほしいものです。
岡山市 男性 62歳

◇串田孫一さんの「復刻選/山菜」は初出が昭和四十三年とありますが、今読んでも「なるほど!」と頷いてしまいます。田舎に住んでいた頃は春と秋にはよく山菜採りに出かけました。そんな田舎ももう荒れ果て、帰る機会もなくなってしまいました。寂しい限りです。
ホワイトデーに何を贈ろうか考え、結局は毎年《豊島屋》の「鳩サブレー」にしています。今年もそれと決めていざ鎌倉へ。若宮大路の本店が定休日だったので駅を出て右手にある東急の一階の《豊島屋》のお店で買いました。家族へのお土産としても、簡易包装の十枚入りを買いました。「大阪までもって帰ります」と言うと、「割れやすいのでお気をつけ下さい」と優しい言葉、ついでに「きざはし」も買ってしまいました。
豊中市 男性 68歳 パート

◇三月号表紙の《桔梗屋》の「きんつば」が美味しそう。村上の《喜っ川》の鮭の吊るしは一度見てみたいです(良い記事でしたネ!)。
私的には老舗と呼ばれる店にこの小冊はあります。「吉備団子」や「木守」…。この歳にならないと判らない店たちですネ! ずーっとあり続けてほしいです。《三友堂》さんの和菓子は程よい甘さで良いと思います。色も鮮やかですよ!
高松市 男性 57歳 会社員

◇本物の味を提供してもらう安心感と、賞味してからの満足感が得られる。
《駒形どぜう》を三越デパートの催し場で昼食としていただき、昔の味と変わらないことを確認した。直後、本店に行って再度賞味した。やはり昔作りの店で正座しての昼食は格別でした。
江東区 男性 70歳 会社員

◇「さいじき」は毎号楽しみにしています。
札幌に住んでいる息子夫婦が函館に帰省するたび土産に買って帰るものが《千秋庵総本家》の「どら焼き」です。今度「どらが焼き」という新製品が発売されたのでこれも持たせてやりたいと思います。
函館市 男性 77歳

◇東京銀座の冊子にない、料理の紹介などが織り込まれていて読みたいと思わせる魅力があった。
《田丸弥》は東京では見られない店の構えが気に入り、また足を運びたいと思わせる雰囲気がある。
佐倉市 女性 58歳 公務員

◇主人が出張の旅にその地の銘菓などを買ってきてくれますので、茶道を嗜む私も全国の味を楽しませてもらっています。今月号を拝読し、懐かしい味が沢山載っていて幸せです。
徳島《冨士屋》の「小男鹿」を初めて口にしました時、ふわっと広がるまろやかな味が抹茶と合い、さすが名店の味と感激致しました。
糸魚川市 女性 58歳 主婦

◇「名店だより」は非常に参考になり、旅行に行くごと色んな味の店に行きたい。今回訪ねた《田季野》さんは良かった。味、接客、雰囲気、店内のレイアウト等それぞれ工夫のあとが見られて良かった。
京都市 男性 会社役員

◇三月号「昭和写真帖」、東京銀座通りで学生さんの物売り、今では考えられない姿のような気がしました。
岩室温泉の《綿々亭 綿屋》に同級生と宿泊しましたが、料理も良く、部屋も広くとても良かったです。昔ながらの建て方も新鮮に感じられました。
新潟市 男性 39歳 会社員

◇三月号、W・フォレスト氏の「山賊亭/若女大好き」に笑った。若布より若女か! 若布、若目、若芽、書き方いろいろでも私も大好き。和布蕪がまた良し。あれをバリバリ、ナニをグビグビしたい。
神田の仕上げは《神田尾張屋》に限る。ソバ味噌と甘ダレの焼き鳥で燗酒を飲って、最後に重ねセイロかもりを戴けば、幸せいっぱいで家に帰れる。女将よりお勤めが古そうな商売上手の元気バァちゃんがまたいい。
横浜市 男性 72歳 主夫

◇初めて拝見した。食についてとてもバランスよく書かれている冊子だと思います。こんなお洒落な読み物があってもいいですネ。早速江上先生のレシピで春の味を満喫してみようかと思っています。
我が家は地元《桔梗屋》さんの大ファンです。有名な「信玄餅」を始め、お土産には欠かせないお菓子ばかりなんですよ。本店のお菓子の美術館に入れば、本当に創作和菓子の妙に驚かれると思います。また、お菓子ばかりでなく例えばぼたもちやおにぎりなどご飯メニューも取り揃えています。我が家も今日のお昼は《桔梗屋》さんのぼたもちなんですョ。皆に愛されている山梨を代表するお店だと思います。
甲府市 女性 67歳 主婦

◇豊かな内容で読みごたえがあり、感服いたしました。
私の体験した数か店はこの雑誌に登場するにふさわしい内容でした。《仙郷楼》は私の好きな宿です。
藤沢市 男性 74歳 医師